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#アスペルガー
「自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界」について
最近私が意識して取り組んでいるのが「読書」です。
ここ数年「SNS依存」「スマホ依存」の自覚があり、スマホやネットから敢えて距離を置いて心身を休める「デジタルデトックス」の必要性を感じていました。
詳しくは後日改めて書こうと思いますが、長時間SNSやネットを見ていると目が疲れて頭痛がしてくるだけでなく、脳に入る情報量が過剰のために知らず知らずのうちに脳疲労を起こしている不安があるからです。目と脳を
「困り感のないASD」について。
「カサンドラ症候群」(←配偶者と情緒的な交流が持てないために心を病んでしまう既婚者)の配偶者の多くは未診断のASD当事者とされています。
本人の困り感がないためにASDの自覚もできないので診断や適切な支援につながらず、配偶者だけが困り感を抱えて苦しむという状態です。
最近このような方のツイートをよく目にするのですが、失礼ながら個人的な第一印象は「ASDなのに困り感がないっておかしくない?」というも
ASDを「自覚する」ということ。
自閉症スペクトラム(ASD)は感覚や認知特性、思考パターンなどが多数派の定型発達者と異なるために、しばしば無意識のうちに定型の人たちにとって不可解で違和感のある言動をとることがあります。
そのため、職場の上司・同僚や配偶者・パートナーなどASD当事者と深く関わる立場の定型発達者からは「自分のASD特性を自覚してほしい」という声がよく聞かれます。
しかし、ADHD(注意欠如・多動性障害)やLD(学習
ASDと「共感」について。
自閉症スペクトラム(ASD)当事者の感情への関わり方については以前の記事でふれましたが、ASD当事者は自分の感情を他人と共有しようとせず日頃の会話においては相手の話の事実のみに関心が向いているように見えることがあります。このため、事実と自分の感情を交えて会話し相互理解を深めるコミュニケーションのスタイルに慣れている定型発達者はASD当事者と話をすると話の「事実」だけに着目して反応されるので戸惑いを
もっとみるASDと「感情」について。
よく「定型発達者は事実と感情を交えて話すがASD当事者は事実のみを話す」と言われます。そのことがASD当事者とのコミュニケーションにおいて定型発達者が戸惑ったりストレスに感じる点であるように見受けられます。
これは、
ASDは自分の感情を心の中にしまって一人で解決し、定型者は自分の感情を他者と共有することで解決する
という傾向から来ているものと思います。
しかし私はその「一人で解決する」のはASD
ASD女性が抱える体調不良について
一般的に自閉スペクトラム症(ASD)は4:1の割合で男性が多いと言われています。これは女性のほうが男性に比べ相対的にコミュニケーション力が高いため、男性基準のASD診断からは外れてしまいがちなのが原因のようです。
20年ほど前は女性のASDはさらにレアでした。「女性のASDは存在しない。ASDを自称する女性の殆どはBPD(境界性パーソナリティ障害)だ」とさえ言われていた時代です。
しかしASDの