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【全文無料公開】これが、ぼくが「自分らしさ」をとらえた方法

※「月刊マガジンの投稿記事の内容がどういったものなのか見たい」という声があったので、今回は全文無料公開します。(右上に「100円」とありますが全文読めます)


Q:「自分らしさ」っていうものがよくわかりません。どうやって見つけていけばいいんでしょうか。


今回は、こんな疑問・お悩みに答えます。


このnoteマガジン「元公務員からフリーランスへ。ハルのここだけの話」では、役所の公務員から「自分を仕事」にするワークスタイルに切り替えるために身につけたことや、ぼく自身の内面(葛藤・価値観)を配信しています。


実体験を元に書いています。


内容を読んで実践していただくと、フリーで活動していく上で、オファーの獲得や、苦難を切り開く際の力になります。そうなれるように配信していきます。



✔︎このマガジンの信頼性(少し自己紹介)

元公務員歴14年(奈良県庁)。

うち4年間、精神保健の仕事を担当。患者さんやご家族からの相談に対応をしながら心理学・脳科学も現場で学ぶ。

その後、広報担当となり、県内で活動する個人・団体の取材やSNSでの情報発信を担当した後、退職。

独立後、フリーランス1年目で出版社と契約し「グッバイ公務員」という著書を全国出版。



独立後からこれまで、動画や記事63作品や、企業からのインタビュー動画業務を受注・制作。


しかし、正直な話。

独立当初、公務員時代から収入が激減しました。

そんなぼくを見かねて、幼稚園からの幼なじみが誘ってくれた、10ヶ月に及ぶ「メンター養成講座」を受講。

この講座で、自分のホンネを受け入れて整理する方法や、目標達成のための思考を身につけて行動し続ける方法を実践する力を身につけました。

このメソッドや、心理学・脳科学を取り入れたスタイルで、クライアントのインタビューをおこない、その価値観や背景にある経験・ストーリーを引き出し、映像・記事の形にしています。



✔︎この記事の内容

・自分らしさは、自分が所属する業界の外に出てわかる

・【心のあり方】鬼の心から仏の心へ

・自分らしくよりもまず、人らしくあるかどうか



冒頭のご質問のように、過去のぼくも「自分らしさ」についてイマイチよくわからない時がありました。


周りと比べたり、漠然と不安になったり、焦ったり。。。


自分らしさについて考えだしたのは、公務員を辞める4ヶ月前、2017年の11月半ばくらいからでした。


今回は、ぼくが「自分らしさとは何か」を腑に落とすまでの体験をシェアさせていただきます。



自分らしさは、自分が所属する業界の外に出てわかる

「自分らしさ」をとらえたい場合、今自分がいる業界の外へ出るべき。

そう思う理由を、ぼく自身の経験からお話しします。


高校卒業後、一浪したにもかかわらず、大学受験に失敗しました。そのあと、公務員試験対策の専門学校に進学して2年間毎日10時間以上勉強して公務員になれましたが、14年間ずっと公務員業界のことしか知りませんでした。


同じ公務員同士で比較をしてみても、みんなそう大差はありません。その中で「自分らしさ」を見つけようとしても、「公務員らしくあるべき」という潜在意識が発生して、変化することを邪魔をしてくる。


やっぱり、業界内で尖ったことを言ったり新しい試みをしようとすると、「あいつは生意気だ」「変わり者だ」と言われることもありました。


公務員に限らず

「学生なんだから」

「主婦なんだから」

みたいな感じですね。



個人的にも

それを言い訳にすれば

変化しなくていいので

居心地の良い場所

(コンフォートゾーン)からも

出なくなっていく。



ぼくの場合は

公務員を退職すると決めてから

役所外で出会った仲間に

「辞めてからこんな活動がしたい」って

自己表現をしたんですけど

「それ良いやん」って認めてくれたのが

大きかったです。



そのおかげで、

「公務員らしくとか縛られなくて良い」

「もう辞めるし変わらなきゃ逆にヤバイ」

と思えるようになりました。


まずは、ある意味居心地の良い場所(自分が今所属している業界)から外へ出て、人と出会って自分をオープンにして話すべきです。


「業界=国」なので、それぞれの業界の文化の比較対象ができるようにもなって、客観的に「うちの業界の常識が全ての常識じゃないよな」と思えるようになります。




【心のあり方】鬼の心から仏の心へ

「自分らしさ」の前に、鬼の心から仏の心を目指すべきだと思うんです。


Q:鬼の心ってどういうこと??


子どもの頃、「悪いことをしていたら鬼が来るよ」って聞いたことはありませんでしたか?

ぼくはそれを親からよく聞いてました。

でも、ある程度の年齢になると、「鬼なんていない、あれは大人が子どもを言い負かすためのものだ」と思うようになりました。


学校では

時間割が決められてたり

テストがある。


やりたくもないことを

やりなさいと言われる。


納得がいかずに

言うことを聞かないと

確かに鬼が出ました。



鬼とは、

親や先生です。



心の鬼が

顔つきや言葉になって

現れてくる。


なんだ、

鬼の正体は

人間なのか。



***


鬼の心は効率的に動くことや

結果を求めてきます。


遅刻はダメ。

みんなやってるんだから

ワガママ言うな。


機械的に

コントロールしようと

してきます。



この鬼の心と

対照的な

仏の心に寄せていくのが

大事だと思っています。



仏の心を持つ人は、

目指すゴールを

明確にしてくれる。


ゴールにたどり着く

プロセスにも興味があり

紆余曲折を見守ってくれる。


人生ストーリーを

どう描くかを考える上で

あたたかい伴走者と

なってくれる人。


そんな人は、仏の心を

持っていると感じています。



自分らしくよりもまず、人らしくあるかどうか

「自分らしくありたい」


そう思う時期がありましたが、今では、いくら個人のキャラクターが尖っていようと、人間としての思いやりや情熱がないと、本当の意味で人の心を打つことはできないなと思っています。



「この人に会いたい!」

「一緒に何かをしたい!」

「応援したい!」


相手にそういう気持ちを感じてもらうにはどうしたら良いんだろう??

そんなふうに考えるようになったのは、2018年の5月から10ヶ月間かけて受講した「メンター養成講座」での講師の先生からの、ある指摘がキッカケでした。


人を取材して、その人生ストーリーを扱うんだから、きみ自身が人間らしくないと、カタチにはできないでしょう??


このひとことですが、強く衝撃をうけました。


目の前のクライアントの人生ストーリーに全力で興味を持って聞かせていただく。そして、テキストや音声・映像などのカタチにさせていただき、それを人に伝えていくって、本当に尊いことだなと。


周囲でお世話になっている人とか、応援してくれる人がいるからきみはフリーランスとして挑戦できるんだよ。人間として一段上に上がれないと、人様のストーリーは扱えないよ。


まさにその通りです。


効率的に人の人生ストーリーを

とらえようとしてはいけない。


良い意味で人間らしく非効率に。


自分と相手のホンネや

感情を大切にして

アナログに向き合うことが

必要なんだと思ったんです。




あと、ホームレス小谷さんとの出会い。

あの経験も大きかったです。


芸人じゃなくても、おもろがることはできる。おもろいことは言えなくてもね。



クライアントの人生ストーリーに

良い意味で全力で興味を持つこと。

心を開示し、おもろがること。


「自分らしくあることも大事だけど、人間としてどうあるべきなのか?」と考えるようになりました。



自分らしさは

人間らしさの向こう側にある。



自分らしさとは、

「こんなもんだ」と

機械的にならないこと。

思考を投げ出さないこと。



自由(自分の理由)

生きること。


やっぱり、

AI・ロボットから

遠い存在でありたい

思ったエピソードでした。




ハル



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特にこの7月から秋にかけて離職率の高い看護師や病院・施設経営側の方を対象に「100人取材」をおこない、その人の顔や各々の価値観・ストーリーが見えるギャラリーを制作したいんです。


労働者側・雇用主側が納得しあって一緒にイキイキ働く仕組みを作っていきたいと思っています。


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