麻鳥asatori

日本の古代のこと、読書感想や創作のこと、日々のあれこれをつぶやいております。 ゆるりと…

麻鳥asatori

日本の古代のこと、読書感想や創作のこと、日々のあれこれをつぶやいております。 ゆるりとお付き合いくださるとうれしいです。 フォロバ、スキのお返しなどはどうぞお気になさいませんように。

マガジン

  • 日本古代史が好き

    日本の縄文~奈良時代までを中心に、記紀や万葉集、諸資料などから想像したあれこれをまとめています。 あくまで議論目的ではなく、小説の素材としての考察です(不定期更新)。

  • 読書感想まとめ

    小説や各種資料本など、読んでオススメしたいと思った一冊を記事にしております。 日本古代史関連の本が多めです(不定期更新)。

  • 小説の書き方まとめ

    小説の書き方指南本のご紹介や小説講座・合評会などで学んだことなどをまとめております。 わずかなりともお役に立てましたなら幸いです。

記事一覧

ふふ……ふふふふふ😊😊😊
ジグソーパズルが二箱も届きましたよ……はぁうれしい☺️(だからそのお金をプリンターとパソコンの買い替えに回せとあれほど)

エポック社さん、ありがとうございます😊
ぎっくり腰を再発させぬよう、ちまちま楽しみます〜🎵うれしいなぁ☺️☺️☺️

麻鳥asatori
2週間前
7

廊下は走らないで、ね

 いらしてくださって、ありがとうございます。  先日ダウンロードした曲の歌詞とメロディーが妙に耳に残ってしまって、くり返し聴いています。  日食なつこさんという…

麻鳥asatori
2週間前
9

橘の古代(3)

 いらしてくださって、ありがとうございます。  今回は、橘が登場する古代の「常世虫騒動」について綴っていきます。  蘇我入鹿が中臣鎌足らに討たれた乙巳の変。  6…

麻鳥asatori
2週間前
6

橘の古代(2)

 いらしてくださって、ありがとうございます。  今回は「橘と水の親和性」について綴ってまいります。  橘と水について考えるきっかけとなったのは、奈良県にある廣瀬…

麻鳥asatori
3週間前
11

橘の古代(1)

 いらしてくださって、ありがとうございます。  以前、日本書紀や古事記に登場する「橘」を追った記事を書いていましたが、うまくまとめられず。けれどどうしても気にな…

麻鳥asatori
3週間前
13

ルピシアさんの紅茶メルシィミルフォアでゼリーを。
ゼラチンで固められるギリギリを攻めた、ゆるゆる食感が好みです。
暑さ厳しき折から、みなさまもどうぞご自愛くださいね^ ^

麻鳥asatori
1か月前
7

ゆるゆる雑記

 いらしてくださって、ありがとうございます。  トップ画像、どアップ過ぎてなにがなにやらですけれど^^;  ご近所スーパーで葛粉をみつけて、「すり流し」を作って…

麻鳥asatori
1か月前
9

荒川の五色桜

 いらしてくださって、ありがとうございます。  昨日に引き続き本日も、荒川の五色桜たちのもとへ。早朝で人通りもすくなく、品種を確認しながら写真が撮れたのでご紹介…

麻鳥asatori
3か月前
12

春たけなわの

 いらしてくださって、ありがとうございます。  今日の当地はおだやかな日和で、隅田川・荒川の土手をのんびり歩いてきました。  荒川の五色桜として知られる八重桜並…

麻鳥asatori
3か月前
9

朝井まかて『秘密の花園』読了

 いらしてくださって、ありがとうございます。    朝井まかてさんの新刊『秘密の花園』(日本経済新聞出)は、2020年に新聞連載された作品です。  単行本の表紙は(お…

麻鳥asatori
3か月前
8

今朝の飛鳥山、明治通り沿いの桜は二分咲き。お山の上は五分咲きもちらほらと。
当地は午後から雨の予報なので、週末がちょうど見頃になるかもしれません。
画像はオオシマザクラでしょうか、真白な花弁に瑞々しい緑の葉が鮮やかでした^ ^

麻鳥asatori
3か月前
8

桜さくら
ゆっくりゆっくり咲いておくれよ

麻鳥asatori
3か月前
7

今朝の飛鳥山、冷たい風が吹いていました。
桜並木はこの一本のひと枝、一輪だけが薄紅色を見せてくれていました。
提灯など準備万端のお山ですが、週末お花見されるみなさまに開花が間に合いますように……。

麻鳥asatori
3か月前
9

春風ゆるりと

 いらしてくださって、ありがとうございます。    今日はひさしぶりに、隅田川沿いを散歩してきました。  当地の桜は明後日開花と予想されていますが、蕾を見るに、さ…

麻鳥asatori
4か月前
12

直木賞選評のことなど

 いらしてくださって、ありがとうございます。  オール讀物3・4月「直木賞発表」合併号、今回も発売日(2/22)に求めてまいりました。  第170回直木賞の選評と、受…

麻鳥asatori
5か月前
33

古代史随想(6)

 いらしてくださって、ありがとうございます。  今回はまず、前回の朱砂(水銀・辰砂)にまつわる想像がらみで、ある物語をご紹介いたします。  今昔物語集・本朝世俗…

麻鳥asatori
5か月前
13

ふふ……ふふふふふ😊😊😊
ジグソーパズルが二箱も届きましたよ……はぁうれしい☺️(だからそのお金をプリンターとパソコンの買い替えに回せとあれほど)

エポック社さん、ありがとうございます😊
ぎっくり腰を再発させぬよう、ちまちま楽しみます〜🎵うれしいなぁ☺️☺️☺️

廊下は走らないで、ね

廊下は走らないで、ね

 いらしてくださって、ありがとうございます。

 先日ダウンロードした曲の歌詞とメロディーが妙に耳に残ってしまって、くり返し聴いています。

 日食なつこさんというアーティストさんの「廊下を走るな」という曲で、作詞作曲も歌唱もご本人。
 YouTubeの公式サイトを以下に貼っておりますので、ご興味おありの方はぜひ、サビまでお聴きくださいませ^ ^

 「廊下を走るな」
 「陰口叩くな」
 「飯は残

もっとみる
橘の古代(3)

橘の古代(3)

 いらしてくださって、ありがとうございます。

 今回は、橘が登場する古代の「常世虫騒動」について綴っていきます。

 蘇我入鹿が中臣鎌足らに討たれた乙巳の変。
 645年の出来事ですが、その前年、東海地方で奇妙な騒動が発生していました。

 東国・富士川のほとりの人・大生部多が、「常世の虫」を祭ることを人々に勧め、巫女たちも「これは神のお告げ」と偽り、人々に「常世の神を祀ると貧者は富を得、老人は

もっとみる
橘の古代(2)

橘の古代(2)

 いらしてくださって、ありがとうございます。

 今回は「橘と水の親和性」について綴ってまいります。

 橘と水について考えるきっかけとなったのは、奈良県にある廣瀬大社の伝承でした。その廣瀬大社は「日本書紀」に登場します。
 

 日本書紀の天武天皇と持統天皇の事績には、『広瀬・竜田の神祭りをした』という記事が、在位中のほぼ毎年、4月と7月にくり返されます。

 初出は天武4年、風神を竜田の立野に

もっとみる
橘の古代(1)

橘の古代(1)

 いらしてくださって、ありがとうございます。

 以前、日本書紀や古事記に登場する「橘」を追った記事を書いていましたが、うまくまとめられず。けれどどうしても気になる「橘」なので、あらためて綴っていこうと思います。
 ゆるりとおつきあいくださいますとうれしいです<(_ _)>

 そも、橘がどうして気になっているかと申しますと……。

 ひとつには、ずっと追いかけている「蘇我氏」の邸宅があった場所の

もっとみる

ルピシアさんの紅茶メルシィミルフォアでゼリーを。
ゼラチンで固められるギリギリを攻めた、ゆるゆる食感が好みです。
暑さ厳しき折から、みなさまもどうぞご自愛くださいね^ ^

ゆるゆる雑記

ゆるゆる雑記

 いらしてくださって、ありがとうございます。

 トップ画像、どアップ過ぎてなにがなにやらですけれど^^;
 ご近所スーパーで葛粉をみつけて、「すり流し」を作ってみたのです。上の層は抹茶、下の層はこしあんを、それぞれとろみがつく程度のくずと合わせて重ねました。とろりとしたのど越しが心地よく、これからの季節、よく冷やしていただくのがよさそうです。

 このひと月ほどは、頭がなんだかぼんやりしてしまっ

もっとみる
荒川の五色桜

荒川の五色桜

 いらしてくださって、ありがとうございます。

 昨日に引き続き本日も、荒川の五色桜たちのもとへ。早朝で人通りもすくなく、品種を確認しながら写真が撮れたのでご紹介いたします。
(以降、ひたすら桜の画像がつづきます。長いです^^;)

 JR京浜東北線の王子駅からバスで20分ほど、荒川沿いの新田地区の土手に再現されている『荒川の五色桜』。マップに記された40本ほどの桜の品種順に、ゆっくり歩いてまいり

もっとみる
春たけなわの

春たけなわの

 いらしてくださって、ありがとうございます。

 今日の当地はおだやかな日和で、隅田川・荒川の土手をのんびり歩いてきました。

 荒川の五色桜として知られる八重桜並木には、関山、御衣黄、鬱金、普賢象などさまざまな品種の桜が満開。芝桜の絨毯も見事でした。

 みなさまにも佳き春をお過ごしになれますように^ ^

朝井まかて『秘密の花園』読了

朝井まかて『秘密の花園』読了

 いらしてくださって、ありがとうございます。
 
 朝井まかてさんの新刊『秘密の花園』(日本経済新聞出)は、2020年に新聞連載された作品です。
 単行本の表紙は(おそらくは江戸の黄表紙にちなんだ)あざやかな黄色をベースに、花園というタイトルにふさわしく色とりどりの花が描かれ、とても華やかです。
 
 作品の主人公は、里見八犬伝の著者として知られる江戸の戯作者・曲亭馬琴。彼の青年時代から晩年までが

もっとみる

今朝の飛鳥山、明治通り沿いの桜は二分咲き。お山の上は五分咲きもちらほらと。
当地は午後から雨の予報なので、週末がちょうど見頃になるかもしれません。
画像はオオシマザクラでしょうか、真白な花弁に瑞々しい緑の葉が鮮やかでした^ ^

桜さくら
ゆっくりゆっくり咲いておくれよ

今朝の飛鳥山、冷たい風が吹いていました。
桜並木はこの一本のひと枝、一輪だけが薄紅色を見せてくれていました。
提灯など準備万端のお山ですが、週末お花見されるみなさまに開花が間に合いますように……。

春風ゆるりと

春風ゆるりと

 いらしてくださって、ありがとうございます。
 
 今日はひさしぶりに、隅田川沿いを散歩してきました。
 当地の桜は明後日開花と予想されていますが、蕾を見るに、さらに数日はかかりそうな気配。けれど日差しにはやわらかな温みがあって、春の到来をしみじみ感じられました。
 
 このひと月ほどは、ゆるりと本を読んで過ごしておりました。

 『三国史記』の百済本紀(ワイド版東洋文庫・平凡社)は、日本書紀に記

もっとみる
直木賞選評のことなど

直木賞選評のことなど

 いらしてくださって、ありがとうございます。

 オール讀物3・4月「直木賞発表」合併号、今回も発売日(2/22)に求めてまいりました。

 第170回直木賞の選評と、受賞されたお二方(『ともぐい』河﨑秋子:新潮社/『八月の御所グラウンド』万城目学・文藝春秋)の対談やエッセイ、受賞作(前半の抜粋掲載)などを中心に、直木賞作家読切特集では米澤穂信、唯川恵、中島京子氏ら豪華作家陣の短編、さらにはアニメ

もっとみる
古代史随想(6)

古代史随想(6)

 いらしてくださって、ありがとうございます。

 今回はまず、前回の朱砂(水銀・辰砂)にまつわる想像がらみで、ある物語をご紹介いたします。

 今昔物語集・本朝世俗部・四(新潮日本古典集成)に収録されている話を(現代語訳はないため)ざっくり意訳で。

 タイトルは『鈴鹿山にして蜂、盗人を螫し殺す語、第三十六』。

 昔、京に水銀商をする富裕者があり、伊勢から京へと荷駄を運んでいるところを鈴鹿山で盗

もっとみる