『鵼の碑(ぬえのいしぶみ)』読了
いらしてくださって、ありがとうございます。
京極夏彦氏の「百鬼夜行シリーズ」17年ぶりの新作となる『鵼の碑』(講談社ノベルス版)。
前作までと同様、厚さ5センチになろうかというレンガ本は1キロを超える重量で、手首をぷるぷるさせながら三日かけて読み終えました。
前作『邪魅の雫』の内容や登場人物の相関関係は正直、ほとんど覚えていなかったのですが、冒頭章でおなじみのキャラクター・関口氏が登場するや、「ああ、こんな人だったよ関口さん」と懐かしく、まるで旧友に再会したような