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工業デザインと学際

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工業デザイン、取り分け、機械工学とその自動車産業のエリアは、日本の基幹産業だ。それは、複合的な産業であり、まず、Quality Controlや先端技術開発によるものも大きいだろ…
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#彫刻

セイワード・ジョンソン:Presomnial No.2

セイワード・ジョンソン:Presomnial No.2

セイワード・ジョンソン:Presomnial No.2
Presomnial No.2/カナダの自然を感じる・・・

Handwoven copper wire, green patina, embroidery.
リネンに手織りの銅線、緑青、刺繍糸
緑青が効いた織り込みと刺繍の作品だ。カナダの自然を感じる・・・

セイワード・ジョンソンのテキスタイルベースの作品は手編みの銅線で作られており、それ

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セイワード・ジョンソン:American Security Blanket

セイワード・ジョンソン:American Security Blanket

セイワード・ジョンソン:American Security Blanket
銅弾 - 手編み銅線(American Security Blanket)このコンテンツは、2021年オタワ市アートコレクションに追加された。これは、セイワード・ジョンソン「無益の研究」シリーズに属する作品だ。

無益さの研究

「私の進行中のシリーズ「無益さの研究」そのリサーチの1つであるアメリカン セキュリティ ブラン

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セイワード・ジョンソン:Ova

セイワード・ジョンソン:Ova

セイワード・ジョンソン:Ova
Ova

手編みの銅線/2016-2019
取り付けられた状態、約 80×80 inch
個々の卵子は 1 つの銅製の釘に取り付けられている。

このインスタレーションには

このインスタレーションには、銅線で編まれた 400個の小さな球体が並べて展示されている。

(註)オンタリオ芸術評議会の支援

セイワード・ジョンソン(Sayward Johnson)

セイ

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セイワード・ジョンソンと合金のテキスタイル

セイワード・ジョンソンと合金のテキスタイル


セイワード・ジョンソンと合金のテキスタイルSayward Johnson:テキスタイル & ビジュアル & インスタレーションアーティスト

セイワード・ジョンソン(Sayward Johnson)

セイワード・ジョンソン(Sayward Johnson,カナダ/主に合金を扱うテキスタイル アーティスト/Textile artist, visual artist, installation a

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Peau de Chagrin:マルゴー・ヴァレンジン

Peau de Chagrin:マルゴー・ヴァレンジン

Peau de Chagrin:マルゴー・ヴァレンジン

マルゴー・ヴァレンジンは、抽象と比喩の境界を探求する画家だ。
彼女の形成的訓練から情報を得た、これらの作品は、シュルレアリスムの女性画家の影響を受けている。

Peau de Chagrin(悲しみの皮)
Oil on canvas, chair, fur(キャンバスに油彩、椅子、毛皮), 2019

Peau de Chagrin
Oil

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テレサ・ソーラー:Time of worms

テレサ・ソーラー:Time of worms

テレサ・ソーラー:Time of worms(ワームの時間)

Time of worms(ワーム[寄生虫]の時間)- Teresa Solar 2021.12
ジュリア・モランデイラがキュレーションしたバルセロナのガレリア・ジョアン・プラット個展から

Time of worms、それは・・・

それを、キュレーションした、Julia Morandeira(文化、芸術、教育の分野の研究者・キュレ

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女性作家Teresa Solarと作品を考える

女性作家Teresa Solarと作品を考える

女性作家テレサ・ソーラー(Teresa Solar)と作品を考える

テレサ・ソーラー(Teresa Solar/1985- /スペインの現代アーティスト)

第59回ヴェネツィアビエンナーレ「The Milk of Dreams」の招待作家だ。
それは、それまでのテレサ・ソーラーの実績と、その作品からだろう。

テレサ・ソーラーの作品は

テレサ・ソーラーの作品は、スピーチの形態、また、思考の形

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テレサ・ソーラー:ヴェネツィアビエンナーレ2022-トンネルボーリングマシン

テレサ・ソーラー:ヴェネツィアビエンナーレ2022-トンネルボーリングマシン

テレサ・ソーラー:ヴェネツィアビエンナーレ2022-トンネルボーリングマシン

身体的形状の使用、動きの記録、感覚的体験の嗜好を通じて、テレサ・ソーラーの作品は構成されている。
それは、変容の状態にある物質的な実体をほのめかしている・・
ソーラーの最近のプロジェクトの多くで、彼女は動物形をとる、または身体の付属肢に似た彫刻を通してこれらの懸念を探求している。

トンネルボーリングマシン詳細

この

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テレサ・ソーラー:Everything is OK-2018

テレサ・ソーラー:Everything is OK-2018

テレサ・ソーラー:Everything is OK-2018

ソーラーは、「OK」という言葉のジェスチャーを出発点として採用した。テレサ・ソーラーは、柱のような形にグループ化され、倒れた古典建築の再構築として提示された一連のサーモンピンクのセラミックを制作した。
これらの要素は、重要な液体が排出された人間の臓器をほのめかす大きな樹脂カプセルと混合されている。
おそらく、それは腎臓または胃かもしれ

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「イサム・ノグチ 発見の道」東京都美術館で・・

「イサム・ノグチ 発見の道」東京都美術館で・・

企画展「イサム・ノグチ 発見の道」東京都美術館で - 晩年の石彫に至る作品約90件、彫刻家の精髄に迫る
 20世紀を代表する芸術家で、彫刻、舞台芸術、家具、ランドスケープデザインなど様々な分野で巨大な足跡を残したイサム・ノグチ(1904~1988)。その芸術のエッセンスに迫る展覧会「イサム・ノグチ 発見の道」が、2021年4月24日より東京都美術館で開催される。
イサム・ノグチ 発見の道
会期:2

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イサム・ノグチの苦難と成功:第三話 イサム・ノグチの逆境を成功へ

イサム・ノグチの苦難と成功:第三話 イサム・ノグチの逆境を成功へ

第三話 イサム・ノグチの逆境を成功へ
6)プロダクツデザインと庭園アート(ランド・アート)に関わる

戦後の日本で、禅の庭や伝統技術に触れたイサム・ノグチは、作品に東洋的な視点を盛り込んでいる。ニューヨークで、山口淑子(李香蘭/女優・政治家)と、1951年に結婚した。そして、鎌倉の北大路魯山人(1883-1959/画家・陶芸家・料理家等、幅広い作家)の敷地内にアトリエと住まいを構え、陶芸制作にも励

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イサム・ノグチの苦難と成功:第二話 イサム・ノグチの逆境と試練の道

イサム・ノグチの苦難と成功:第二話 イサム・ノグチの逆境と試練の道

第二話 イサム・ノグチの逆境と試練
4)日本の美の再認識

1927年、イサムはグッゲンハイム奨学金を得てパリへ留学する。彫刻の巨匠であるコンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brâncuşi, 1876- 1957/彫刻家-ミニマル・アート)のアシスタントをしながら抽象彫刻を学んだ。

その頃のイサムは、多くの恋愛を経験する・・・・・・       
その後、パリから、アメリカへ

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