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全日本釣り人っぽくない格好で釣り旅行に出かけたい選手権の参加者は意外と多いんじゃない? って話
記事タイトルを見て「なにいってんの?」と思ったそこのアナタ!「釣りが主目的の旅行に出かけるけれど、大きなロッドケースを担いで行ったり、釣り場に立つ格好のままで公共交通機関を利用したりするのはイヤだな~」などと、いったい誰に対してのものなのか謎な羞恥心を感じたことはありませんか!? そこまでいかなくても、いかにもな"釣り人ルック"を避けたい状況はしばしば存在するハズです。たとえば仕事の出張に釣り道
もっとみる製造終了から20年の時を越えた今こそ、アブガルシア最後のスウェーデン製スピニングリール・Suverän(スベロン)について語りたいって話
日々カーディナルやアンバサダーを愛用しているAbu Garciaファンの皆さまに質問です! Suverän(スベロン)というリールをご存じでしょうか? ……聞いておいてナンですが、この質問にイエスと答える方はそう多くないと思います。また、存在は知っていても、実際に使用したことがある方はこれまでアブのリールを1台でも所有したことのあるユーザー100人のうち1人にも満たないんじゃないでしょうか。筆者は
もっとみる多魚種に通用するルアーを紹介したいって話③ ラパラ・カウントダウンシリーズ
世界で最も多くの魚を釣り上げているかもしれないルアーのひとつ・カウントダウン。1965年にファーストロットが発売されて以来、50年以上に渡って無数のフィッシュイーターを虜にし続けており、日本最大の釣具チェーンである上州屋からAmazonなどのネットショップまでありとあらゆるお店で取り扱いの続いているルアーですから今さら解説不要かとも思いましたが……意外と最近の10代〜20代アングラーは投げたことが
もっとみるセコリグだなんて蔑まずに、もっとみんなマイクロワームを活用していこうよって話
少しでもブラックバス釣りの経験がある方なら「セコリグ」という言葉に耳覚えがあるハズです! だいたい全長3インチ以下の小さなワームを使ったリグ(仕掛け)のことですね。皆がみんなそうだとは申しませんが、多くのバサーの間には「ワームよりプラグで釣る方がエライ」「サイズが大きくて動きが派手なルアーで釣るほどエライ」「ボトムより水面で釣る方がエライ」という価値観が浸透しています。すなわち、同じサイズのバスで
もっとみる多魚種に通用するルアーを紹介したいって話② エルフィン・シケイダー
二日連続で記事アップ! やる気にあふれているようですが、実は本記事のシリーズはすでに草稿が用意されており、note用にリライトしているだけだったりします。もともとコミティアなど同人誌即売会で販売するための個人誌に載せるつもりで書いていた記事だったのですが、仕事に育児に追われてなかなかまとまった量のテキストを用意する時間が取れず、塩漬けになってしまっておりました。なのでこの際、惜しまずガンガン公開し
もっとみる多魚種に通用するルアーを紹介したいって話① ダーデブル・スキーター2/32oz
「いいルアー」「釣れるルアー」の定義ってなんでしょう? この疑問に対する答えは無数に存在します。たとえばラパラの「カウントダウン」シリーズのように一つで様々なレンジを探れる"高い汎用性があること"だったり、スミスの「ボトムノックスイマー」のように"特定のシチュエーションに対して絶大な効果を発揮すること"だったり。そのルアーを使用する釣り人の考え方や積んできた経験、親しんでいる釣りのジャンルによって
もっとみる旅行先や出張先で「ついでの釣り」をするときのお役立ちTIPSを書き連ねたいって話
Q:ここ15年の間、世界で最も進化したものは何か?
A:パックロッドの性能
……なんて冗談をいいたくなってしまうほど、近年のパックロッド(仕舞寸法が短い釣竿)は高性能です。筆者は無類のパックロッド愛好家で、特段マルチピースである必要性がないときでも仕舞寸法60cm以下のロッドしかほぼ使いませんが、それでも性能面で不満を感じることはありません。
パックロッドの性能が向上した今は、LCCや高速バス