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練馬区・板橋区あたりの子連れで楽しめるプールを紹介したいって話①

コロナ禍で遠出がはばかられる昨今、筆者の週末は息子と近所のプールに出かけるのが定番となっています。いまは練馬区で暮らしていますが、子乗せ自転車(と、ときどきバス・電車)で出かけられる範囲に数多くの公営プールがあり、そのどれもが魅力的なのです! そこで、訪れたプールを一覧にして紹介する記事をポストすれば、練馬区・板橋区あたりにお住いの親御さんたちにとって有益なのでは……と思い筆をとったのですが、全部一度に掲載しようとするとずいぶん長いポストになりそうですし、いつまでも脱稿できない気がしますので(笑)、2回にわけて投稿することにしました。 本記事が少しでも、水遊び好きなお子さんとそのパパ&ママにとってお役に立ちましたら嬉しいです。

これから紹介するどのプールにもそれぞれの個性がありますから、ぜひ一度ご自身で訪れて好みの場所を見つけてくださいね。特に公営プールは税金で運営されているだけあって(?)値段に対して非常にリッチな施設であることが多いので、今まであまり公共の運動施設を利用していなかった方や、民営のジムなどに通っている方も体験してみるのが吉ですよ!

ちなみにヘッダー画像は練馬区でも板橋区でもなくて、埼玉県所沢市にある商業施設「ところざわサクラタウン」の水盤です。プールというよりじゃぶじゃぶ池といった風情ですが、息子がいい顔をしていたので……それに、練馬・板橋区在住者であれば所沢は行動半径内であろうと思い……ちょっと反則気味ですがトップ画像に使用してみました。そもそもほとんどの公営プールは場内へのカメラ持ち込みが禁止されていますし、なかなか水着状態の息子を撮影する機会って少ないんですよね。水泳中の我が子は最高にキュートなのに!

前置きが長くなってしまいましたが、それではオススメプール紹介の始まりはじまり〜。

平和台体育館(練馬区)
平和台駅と地元のランドマークであるドン・キホーテ練馬店の間、自衛隊駐屯地の東側にある小さな体育館。周囲には団地が林立しており、利用者はほとんどが近隣の住民です。地下一階にあるプールは25mプール(3レーン+歩行用1レーン+子供用の浅い足場を設けたフリーコース1レーン)と幼児用プールの2つで、利用料金は1時間につき大人200円、小学生100円。未就学児は無料! また、障害のある方は手帳を持参すれば一般料金の半額で利用できます。更衣室&シャワー室は特段汚いわけでも格別にキレイなわけでもなく、普通といってよいでしょう。子供が地面にぺたんと座りこんで着替える年齢だとちょっと気になるかもしれませんが、一人がけの椅子が数個置かれていますので、子供にはそれを利用してもらうのもアリかと思います。

ところで筆者の息子は両肩につけるタイプのフローターがないとひとりで泳げないのですが、平和台体育館で貸出しているのは腰に巻くタイプのフローターとビート板のみですので、私物のフローターを持参しています。前述の通り利用時間が1時間単位で区切られていますので(※多くのプールは2時間単位です)、ガッツリ泳ぎたい方には物足りないかもしれませんが、未就学児のお子さんを連れた方も多く、小さな子供と一緒でも気軽に利用できる施設です。フリーコースの中に、幼稚園児でも足がつく高さの広い足場が設けられているのも子供に優しいですね。さらに出入り口のそばにはみんな大好き17アイスクリームの自販機とベンチがありますから、プール上がりに親子でおやつタイムを楽しむのも乙なものです!

平和台体育館

▲父チョコミント、子は苺。なぜかカメラに向かってしかめっ面の息子氏。

光が丘体育館(練馬区)
言わずと知れた練馬区が誇る大規模公園・光が丘公園。その南東部に鎮座まします体育館の中には、子供も大人も楽しめる素敵なプールがあります。プールは半地下に設けられており、ガラス窓から外光が優しく差し込む雰囲気。25メートル×6レーンのメインプールと15メートル×5メートルの子供用プールを併設している公営プールらしい造りですが、メインプールは水深1.2m〜1.4m、子供用のプールは水深70cmと全体的にやや深めで、水に親しむ、水遊びを楽しむというより「水泳」が好きな人にオススメです。ビート板を使って25mを完泳できるようなお子さんにはぴったりじゃないでしょうか。

施設の清潔度合いや快適さはそこそこで、特段記すべきこともありませんが、光が丘公園の中にあるという立地は何物にも代えがたいです! たとえばボール遊び→ストライダー→売店で菓子パンを買って一休み→プールでスイミング→図書館で絵本を借りて帰宅、みたいなプランがいとも簡単に組めるのですよ。たっぷり半日潰せて親子ともに大満足できること間違いなしです!

プールの利用料金は1時間あたり一般成人の方が200円で、小・中学生と障害を持っている成人は100円。また、60歳以上の方は「スポーツ施設優待利用者確認証」を発行することで減額or無料になったり、未就学児と満75歳以上の練馬区民は無料になったりと様々な割引措置がありますので、利用前に光が丘体育館のホームページをチェックするか、係員の方に確認してみましょう! 通常料金よりおトクに利用できるかもしれませんよ。

光が丘

▲光が丘体育館のエントランス。高い天井がゴージャスな印象!

上板橋体育館(板橋区)
上板橋駅と氷川台駅のほぼ中間に位置する大規模な公園「城北中央公園」のすぐ横にある体育館です。城北中央公園は野球場やテニスコートなどを備えており、この体育館にはマシントレーニングの器械や室内競技場・武道場などがありますから、屋内外で行う数多くのスポーツを気軽に移動できる範囲内だけで楽しめます。前述の光が丘体育館のように、公園での他の遊びとプールを手軽に組み合わせられますから、好奇心旺盛で移り気な幼児にもピッタリです。

上板橋体育館内のプールは全面ガラス張り。外光がふんだんに差し込むので、晴れた日はとても心地よいです。一般用プールは25メートル×7レーンで、水深は110cm〜130cm。そのすぐ横にある児童用プールは水深80cm〜90cmで、15メートル×8メートルというサイズです。区営のプールとしては平均よりやや大きめでしょうか? フリーコース(※途中で足をついたり、歩いたりしてもOKなコース。25メートルを完泳できない子供に泳ぎを教えるのにも好適)が広めに取られているのも嬉しいですね!

上板橋体育館

▲上板橋体育館は全面ガラス張りの建物が美しい。

小豆沢体育館(AZU Pool)(板橋区)
2019年にできたばかりの新しい施設で、超・清・潔! 壁や床の隅々まで掃除が行き届いており、利用していて非常に気持ちいい施設です。プールの利用料金は2時間で大人470円、未就学児を含む子供150円。3歳以下、もしくは3歳以上でもオムツが取れていない子供は利用できませんのでご注意ください。25mの大プールと、13メートルの小プールが併設されているのですが、特筆すべきは大プールの水深。多くの区営プールが120cm程度の水深しかないところ、ここAZU Poolはなんと135cmもあります。飛び込み台を用いた競泳での使用を想定しているからでしょう(※普段、飛び込みでの入水は禁じられています)。当然ながら泳ぎが苦手な人にとっては危険ですので、25mを余裕をもって完泳できる人以外は大プールの利用を避けるよう、施設の案内に記されています。子供たちとその親御さんで賑わう小プールは深さ60cmですので、こちらは誰でも安心して利用できるハズ。

レンタル品はビート板および腰につけるタイプのフローターのみ、と最小限ですが、小プールには直径80cm以内&ヒモがついていないものであれば浮き輪も持ち込めます。本格的に泳ぎを楽しみたい大人から、水と触れ合う楽しみを知ったばかりの幼児まで幅広く楽しめるプールですね! あ、31アイスの自販機もモチロンありますよ。

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▲写真からは伝わりづらいが、清潔感があって気持ちよく使える建物。


すこやかプラザ(板橋区)
出版社勤務の社員が加入する健保「出版健康保健組合」が運営する総合体育施設ですが、出版健保の会員でない方も利用できます(ただし非会員の場合はやや高めの利用料が課されます)。温水プールだけでなく、バスケットボールやバレーボールのコート、トレーニング器具、果てはビリヤード台まで幅広く備える複合施設で、どこも清潔に掃除されており、さらにはスタッフの皆さまも親切とあって、休日は多くの利用者で賑わっているのも納得です。プールは25m×5レーンのプールをメインに、自分の力では泳げないけれど水遊びは好きという発達度合いの子供に対応した小さなプールも併設されています。また、プールのすぐ横に泡風呂が設けられていたり、肩につけるタイプのフローターがあったりと、細やかな配慮が行き届いているのも嬉しいですね。

また、すこやかプラザのプールにおいて、特筆すべきなのはその明るさ。最上階である3階に設けられており、かつ陽光をふんだんに取り入れるガラス張りの大きな窓を備える温水プールは、日中〜夕暮れまでのあいだ特に気持ちよく泳げます。もちろん夜がダメ、というわけではありませんが、16時ごろに訪れて空がだんだん夕焼け色に染まっていくのを楽しみながらフリーコースで息子と戯れる……という楽しみ方が筆者のお気に入りです。あ、夕方には施設で定められた休憩時間があり、その間は入水できないので気をつけてくださいね。詳しくは公式ページをご参照ください。

ちょっと残念なのは、新型コロナウィルスの影響で大浴場の利用が停止されていること(2022年4月現在)。これさえ復活すれば、出版健保の会員でなくとも十分にハイコストパフォーマンスな施設だと思うのですが……プールのすぐ横にある泡風呂は現在も利用可能ですので、しばらくはコレであったまりましょう!

すこやかプラザ

▲すこやかプラザ入口前の階段。足が不自由な方は1Fの駐車場から入ってエレベーターを使うと良いでしょう。

さてさて、練馬区&板橋区の子連れで楽しめるプールをオススメする本企画、第1回はここまでといたします。次回も本格的な水泳シーズン(温水プールは一年中通えますけれども)が訪れる前にアップしたいところ……です……!



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