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読書録

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なんのために働く?

なんのために働く?

みなさんは、
何をモチベーションに仕事をされていますか?

お金に決まっとるやろがい!!
と言われてしまいそうですが。。🙄

こちらの記事を読んでからずっと考えています↓

最近読んだ本に、
「"自分のため"は趣味。"他人のため"が仕事」
とざっくりそのようなことが書いてあり。。

私はまさに、
"自分のため"に今の職場を選択しているような気がして。。

私の職場には、働く親が多く、
子育てへの

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"わたしたち"の範囲を拡げていくことで見えるもの

"わたしたち"の範囲を拡げていくことで見えるもの

200円でどら焼きを買ったとき。
次の、どちらのように思いますか?

「200円で手に入れた」
それとも
「和菓子屋のおばちゃんが作ってくれた」

身近な人何人かに質問してみたら、
「どらやき、200円は高い」
と一様に言われましたが…😂笑

どらやきに限らず、
お金でサービスを受けられる時代に、
それでも
「誰かかが作ってくれた」
「誰かに助けてもらえた」
と感じられるか。

特に私の住んでい

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読書📚運転者

読書📚運転者

ようこさんが以前紹介されていた本。

・コスパ・タイパよく多くを得たい。
・こんな時代に生まれた自分は不運
・〇〇のせいで
・じぶんはこんなに大変なのに
・あの世代のせい
・あの人ばかりずるい

こんな、主張。
一方、得ているものはなんだろう。

・平和で安全な環境
・生きている
・雨風をしのげる家
・話せる人が周りにいる

"自分自分"していないか?
収穫することばかり考えていないか。

自分も

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読書📚勇者たちの中学受験

読書📚勇者たちの中学受験

まるでホラー小説。
親子3組の実話をもとにした中学受験ノンフィクションを読みました。

おおらかに構えていよう。
子どもに任せよう。

そう思っていた親も、だんだん受験に感情が飲み込まれていく描写がホラーでした。

親って、
なぜ子どもにこんなにも必死になってしまうんでしょうね?

中学受験って、一体何を目指してるんでしょう?←地方出身

本書では"勝ち組"らしい、武蔵高校出身の大学同期、東大出身

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読書📚地球温暖化「CO2犯人説」の大嘘

読書📚地球温暖化「CO2犯人説」の大嘘

最近、気候変動やネイチャーポジティブの取り組み事例を見ていると、環境ビジネスの側面が大きいのかなあ🙄という印象を受けます。

投資家の注目を集め、
雇用と経済が生まれ、
研究費がつきやすい。

今大注目のトレンドの分野、という印象。
世界中でかなりのお金が動いている模様。

気候変動二酸化炭素犯人説に少し「?」がついてきたので、こちらの本を読んでみました。

最初に感想

本書によると、二酸化炭

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読書📚自分の薬をつくる

読書📚自分の薬をつくる

悩みはすべて共通している

うまく人と付き合えない
仕事がうまく行かない
自分と人と比較してつらい

すべての悩みは1つの源泉につながる。

それは
自分にダメ出しをしている
ということ。

ここで効く言葉は、
ホックニーの
「自分に深刻になるな、作品に深刻になれ」

作品とは?
の前に、

好奇心がない状態

好奇心がなくなった
関心がなくなった
興味がなくなった

好奇心がないとき、それは

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読書📚何もしないほうが得な日本

読書📚何もしないほうが得な日本

「何もしないほうが得」が生み出される背景①全体と個が調和する「前提」に立っているから

日本の組織では、全体の利益と個の利益が調和することを"暗黙の前提"にして制度が作られているため。(ここが問題の出発点)

契約やルールで定めなくても利己的な行為をする者はいないことが前提のため、本音(利己的な本音)を公に語れない。

「情意(態度や意欲)」という曖昧な評価基準があるのも日本の組織の特徴。

結果

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読書📚主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら

読書📚主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら

はるさんvoicyから気になり読んでみました。

「家で遊んでるんだって?」

子どもが生まれて専業主婦になった著者が、
真っ先に友達に言われた言葉。

著者が専業主婦の世界を"居心地悪い"と感じた理由。働きたい、と思った理由。

女性を専業主婦にすると都合が良い理由。

本書を読みながら私自身、
一人目育休を中断し食い気味に復帰した時、
育児支援センターの居心地が悪かった時、
あのときは、どんな

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読書録📚マザーツリー

読書録📚マザーツリー

著者は森林学者。
幼少期よりカナダの森で育ち、材木会社に就職。しかし、当時そこで行われていた皆伐には問題があり、若い苗木が次々枯れていく。
その原因はなんなのか?
600ページにわたる研究の記録と幼少期から森林学者になった現在までの自叙伝。
読み応え最高でした。

と同時に、やはり菌根菌はおもしろい!
菌根菌への興味が止みません。

本の中身をざっくり

ハンノキは地中に窒素を固定し、パインに菌根

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読書録📚農家はもっと減っていい

読書録📚農家はもっと減っていい

書店で気になり手に取りました。

慶応大の経済学部を卒業後、会社員から農家に転身した著者。
生産現場のリアル、経営視点、海外との比較、組織づくりなど、あらゆる視点から農業が見えて面白かったです。

農家は守らなくていい。
耕作放棄地は増えていい。
農家は"有機野菜"に崇高な理念なんかない。

これまでの農業の常識が、ガラガラと崩れ去るような読後でした。

読了後、自分で野菜を作ってみたくなりました

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気候変動の地球史

気候変動の地球史

地球温暖化が問題だと叫ばれていますが、
そもそも地球は
どんな気候変動の歴史を辿ってきたのだろう
と気になり、こちらを読み(眺め)ました↓

ニュートン大図鑑シリーズ。良いです。

恐竜、地球、古生物、海、地学を読みましたが、地球編はすべてを含むので全貌を掴みやすかったです。

温暖と寒冷を繰り返す地球史を見ていると、
今の地球が人間に適温な環境
なのは奇跡だなと。。

いつの時代からなら自分はこ

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最近読んだ本とこれから読む本

最近読んだ本とこれから読む本

読んだ本と読みたい本が溜まってきたので整理しておきます。

読んだ本①食が壊れる

書店でタイトルを見て気になり購入。

気候変動の敵とされがちな家畜(特に牛)が逆に、
気候変動の解決策になりうると主張。

現在の牛の飼育法(コンクリート牛舎、草食の牛に穀物を与えること)が、牛が炭素発生源になる原因であるという説。

本書で知った、「不耕起栽培」というものも気になり次の本を読みました。

②土を育

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有機農業の応援は、買い物に時間がかかる

有機農業の応援は、買い物に時間がかかる

最近、有機農業や不耕起栽培などの本を読んでいると、わたしたちの食べているものって、つくづく「土壌」なんだなと思います。

身体を作るもの全部が、
「土壌」由来なんだなと。

土壌を豊かにするには、
「有機」「不耕起」「家畜」「被覆」
このあたりがキーワードらしいのですが、消化できていないのでまたいつか。

そんなこんなで最近、
「国産」「有機農業」のワードに敏感です。

最近スーパーで買い物をする

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サンクコストを積み上げず、流動性を保つ生き方

ずっと不変なものなんてないですよね。例えば
・交友関係
・自身を取り巻く環境
・興味関心
・noteに書く記事の内容
・読む本のジャンル

一方、サンクコストや一貫性の法則、正常性バイアスにより、本来変わるのが自然な局面で変われない、メンタルブロックがかかることも。。

わたし自身、育休中に転職活動する・しないの局面で、強力にメンタルブロックがかかっていました。

新卒から10年働いた古巣(←自分

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