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共感覚アートに託す私の想い

朝から絵を仕上げたら、そこで魂を絵に置いてきたのか気が抜けてしまって、甲子園準決勝を見逃してしまった。どちらにせよ決勝日は今年は帰省予定なので私の今年の甲子園観戦も終わってしまうな。

今日描いたのはBeautyJapanFUJIYAMAファイナリストの市川真樹さん。
山梨県でフルーツ農家を営んでいる方で、私も実家が農家なこともあり、子供の頃に苺を出荷していたことから親近感がわき、時々お話させてもらっている。

絵を頼んでいただいたので、明日静岡にいく時にお渡ししようと思い今日仕上げた。

最近は葡萄の収穫が盛んで、よく葡萄をストーリーにあげているのを見ていたのでなんとなく「葡萄の色が出たらいいな」と思いながら下書きを描いてみたが全く出なかった。

元気カラ―弾けるポップな色合いの絵が仕上がった。

これはチラ見せ。ご本人にお渡ししてから、全貌はアップしよう。

背景になっている後ろの絵はこの間描いた大きな感情のアート。紙質が違うので、それぞれ少し表現の感じも違う。

共感覚アートは、描き終わるまでどのような仕上がりになるか私にもわからない。観えている色を慎重に模写していきながら、違和感があれば描き直し、これだ!が来るまで描く。一発で納得できる場合もあれば、何度も描き直す時もある。

それは、人への印象のアートも感情のアートもどちらも同じだ。

共感覚での色は、確かに観えているのだけど視覚として目の前に観えているわけではない。あくまでも脳内に色がつくので、それを外に持ってくるのは集中しないと難しかったりする。

描き始めて1年になり、かなりスピードはあがったがそれでも、なかなかうまくいかない日もある。

しかしこの「共感覚アート」というものは人の興味を引きやすく、それをきっかけに共感覚って?と知ろうとしてくれる人が一番多い活動でもあるので大切にしている。

絵を頼んでくれる人がSNSなどで言ってくれたりするだけでも、「共感覚アート」の名前は知れ渡る可能性が増える。

そして例えば現物を玄関に飾ってくれたとする。その家に訪れた人が絵を見て興味を持つことがあるかもしれない。そうすると「これは共感覚アートで描いてもらったんだよ」と説明してくれるだろう。

そうやって自分でデジタルに描き続けていた去年と変化し今は人に渡っていくことが多い私の共感覚アートは、手渡した瞬間から「共感覚への認知」を広げる機会を増やしてくれる代物だ。

共感覚アートを人に渡す、その人自身にも、そしてもしかしたら他の誰かにも共感覚というものが伝わるかもしれない。そんな私の想いを託している。

色々な角度から、色々な人へ向かって、共感覚という存在の認知を広げていきたい。

山口葵


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