あおぎり

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記事一覧

子育てをしていて思ったこと③

 長男には、たくさん求めてしまっていた。こんなことに興味もってほしい、こんなことが得意になってほしい。そんな思いから、いろんなおもちゃや本を買ったが、私自身が得…

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1年前
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性格がいいって?

「性格がいい」とはどういうことなのだろう。 性格はいい方がいい、と思うが、おそらく私は性格が悪い。  自分に自信がないからか、ひがみっぽいし、否定されるとムキに…

あおぎり
1年前
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療育でマジックみたいなシールはり

 以前もこちらでちらっと触れたが、我が家の次男は療育に通っている。今は、主に指先を使うトレーニングをしている。  その中で、先日、担当の先生から「最近シール貼り…

あおぎり
1年前
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自己紹介

少し投稿を始めてしまいましたが、自己紹介をしていない!と思い、改めて自己紹介をさせていただきます。 あおぎりです。二人のこどもの母です。下の子は発達ゆっくりさん…

あおぎり
1年前
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のりしろを持つということ

 10年ほど前、当時の上司が「のりしろを持って仕事をしなさい」と言っていた。個々人が自分のことばかり考えていると、組織としてうまくいかない。だから少しのりしろを持…

あおぎり
1年前
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子育てをしていて思ったこと②

 我が家の次男は発達ゆっくりさんである。2歳を過ぎたが、まだ歩けないし、しゃべれない。親として不安に思うこともあるが、不安以上に彼が教えてくれることや喜びがたく…

あおぎり
1年前
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読書にまつわる後悔

私は小さい頃から読書が苦手だった。幾度となく大人から本を読め、と言われていたが、時間がもったいないと思い、読んでこなかった。さらに、自分で考えることが苦手だった…

あおぎり
1年前
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子育てをしていて思ったこと①

昔から他人との距離感がうまくつかめないと悩んでいた私にとって、こどものコミュニケーション方法は学ぶべき内容が多い。 先日、家族で公園に遊びにいったとき、偶然夫の…

あおぎり
1年前
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子育てをしていて思ったこと③

 長男には、たくさん求めてしまっていた。こんなことに興味もってほしい、こんなことが得意になってほしい。そんな思いから、いろんなおもちゃや本を買ったが、私自身が得意でなかったり興味がなかったりすると、なぜか長男も興味が続かず、押し入れの奥底に眠っている。

 今日、長男がかなり久しぶりにレゴをやりたいと言ったので、引っ張り出してきた。創作が大好きな長男は、レゴを好きになってもおかしくない。設計図を見

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性格がいいって?

「性格がいい」とはどういうことなのだろう。

性格はいい方がいい、と思うが、おそらく私は性格が悪い。

 自分に自信がないからか、ひがみっぽいし、否定されるとムキになってしまう。他人が困っているとほっとけなくて手を差し伸べようとするが、その対応で心を許す関係になれるというわけではなく、他人との壁は残したままだ。本性にも自信がないからか、自分をさらけ出すことはしない。

 性格がいい人は聞き上手で、

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療育でマジックみたいなシールはり

 以前もこちらでちらっと触れたが、我が家の次男は療育に通っている。今は、主に指先を使うトレーニングをしている。

 その中で、先日、担当の先生から「最近シール貼りが上手になってきたんです。自分でシール面を下にして貼れるんですよ」と教えてもらった。私が毎日いろいろなプログラムをこなせるほどマメではないため、数か月前に思いつきでシール遊びをした後、家ではまったく触れていなかった。

 先生の話を聞き、

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自己紹介

少し投稿を始めてしまいましたが、自己紹介をしていない!と思い、改めて自己紹介をさせていただきます。

あおぎりです。二人のこどもの母です。下の子は発達ゆっくりさんです。
商品企画や事業開発の仕事をしています。性格はベースはチャキチャキやりたい派ですが、いつも焦って空回りしています。不器用でなかなかうまくいかないことが多いです。

文章を書くのは苦手なのですが、思いを言語化し、自分で噛み砕いて理解し

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のりしろを持つということ

 10年ほど前、当時の上司が「のりしろを持って仕事をしなさい」と言っていた。個々人が自分のことばかり考えていると、組織としてうまくいかない。だから少しのりしろを持って仕事をすることで、円滑に進行することがある、と。

 この言葉について、当時の私は漠然としか理解できていなかったように思う。社歴を重ね、求められる役割の中でプレイヤーとしてよりもマネジメントとしてのウェイトが増えていくにつれて、この言

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子育てをしていて思ったこと②

 我が家の次男は発達ゆっくりさんである。2歳を過ぎたが、まだ歩けないし、しゃべれない。親として不安に思うこともあるが、不安以上に彼が教えてくれることや喜びがたくさんある。

その一つは、やり抜くことの大切さである。彼はとても頑張り屋さんなのだ。毎日コツコツ立ち上がる練習をしている。本人はどう思っているのかはわからないが、毎日立ちあがって、数秒立って、無理となると座る。これを繰り返している。毎日だ。

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読書にまつわる後悔

読書にまつわる後悔

私は小さい頃から読書が苦手だった。幾度となく大人から本を読め、と言われていたが、時間がもったいないと思い、読んでこなかった。さらに、自分で考えることが苦手だった私は、何を読めばいいかもわからなかったのだ。

なぜそんな性格になったのだろうか。自分の幼少期を振り返ると、いつも親から『早くしなさい』と言われていた気がする。早くすることがいいことなんだ、時間をたっぷり使うのはダメなことなんだ。そんな風に

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子育てをしていて思ったこと①

昔から他人との距離感がうまくつかめないと悩んでいた私にとって、こどものコミュニケーション方法は学ぶべき内容が多い。

先日、家族で公園に遊びにいったとき、偶然夫の友人家族がピクニックをしている場面に遭遇した。
小学4年生、2年生、1年生、年少児、そしてその親、合計8人の初対面の人たちに対して、年長になる息子がまず始めにとった行動は、自己開示だった。数週間前から興味を持っているキャラクターのぬいぐる

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