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何もかも持っている必要はない

エッセイ集「考えるマナー」のなかの、
津村紀久子さんの「同い年のマナ」。


同窓会に出て、こんなことを感じたそう。


男の人はそれぞれの生業を持ってしっかり生きていて、女の人はとてもきれいになってい
た。みんな立派だった。

わたしはやはり誰よりも物事を知らず、洗練もされておらず、半人前だった。その場にいる人が皆同じ年齢だと、自分の成長の度合いがよく見える。

でも同時に、何もかも持っている必要はないと感じた。

わたしが持たない特質を、他の誰かが持っていて、その逆もまたある。 それでいい。
しがらみのない社会の縮図を改めて眺めるとそう思う。

たくさんの他者がいるんだから、自分はさして足りなくてもいいのだ。そして皆が、懸
命に生活している。


時間の流れは厳しいけれど、そのマナーは残酷でもない。 それぞれにいろいろあっただろう。それを同じ時間数だけ受け入れて生きている人があの場に何人もいたことが、わたしに驚きだった。

そうだ。

すべてできる必要はない。
できないことがあっても、落ち込む必要はない。
それぞれが、得意なことで補いあっていけばいいのだ。


みんな懸命に、生きていることには、かわりないから。


まず、できることからコツコツと。


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