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何がやりきれないのか、自分でもよくわからないから聴いてあげる。

エッセイ集「考えるマナー」の
鷲田清一さんの「受け応えのマナー」。


「泣いてばかりいないで、ちゃんと言いなさい。」

でも、何が起こっているのか自分でも分からないから、ぐずるしかないのである。口でうまく言えないから、泣くしかないのである。

何が不満なのか、何がやりきれないのか、何にいらだっているのか、自分でもよくつかめていない。だから、ふてくされるのである。

いま身にふりかかっていることがうまく捉えられないから、ことがらを心のうちにうまくマッピングできない。だから、相手との距離を測ることもできない。そこにマナーを求めるのは酷というものである。

こういう状況でマナーが求められるのは、訊く側。
訊くを、聴くへ、もっていかなければならない。


そうだよね、と納得した。

いや、大人にだってある。

自分の気持ちがよく分からないとき。

そういうときは、ちゃんと立ち止まって、
自分で自分の心を聴いてあげないといけない。


苛立ってる人や、
他人から嫌な思いをしたら、
相手の気持ちを「聴いて」あげたら
何か変わるかもしれない。


歩み寄る。
関心をもつ。


忘れてはいけない、思いやりのマナーの基本かもしれないな。


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