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最悪な展開を考えてしまう癖は悪い面ばかりじゃない。

こんにちは、あまたつです!
最悪な展開を考えてしまう思考を自称で「最悪思考」と呼んでいるんですが、就活でうつになってから最悪思考が強くなってきました。

それまでは「後悔がない選択肢」が思考の中心でした。楽観主義で学生時代はスピーチコンテストや中国現地調査などに参加するなど冒険しがちで後から苦しむことも多かったですが学生時代は後悔なく生きられました。

しかし鬱や統合失調症になってからは最悪な展開にならないかビクビクしながら人生を歩んできました。

最悪な展開とはうつ状態になったり、最悪自殺してしまうことです。その展開にならないために慎重に生きるようになりました。

気になる人ができても職場恋愛で面倒くさい展開が容易に想像がついて諦めたりします。

パートで働くのも人間関係やマニュアルを覚えるのが難しそうな理由で挑戦を諦めて作業所で時給200円の作業所で働いています。

最悪思考に陥った僕は人生を楽しむことができなくなってしまいました。最悪な展開を考えてしまい鬱気味になるときもありました。

そんな僕に転機が来ます。
精神障害の僕が同じような障害を抱える人をサポートするピアサポーターになったことです。

講演会が中心になりますが活動をしています。活動の中で最悪思考が活躍するようになりました。

例えば講演会の発表練習をミスらないように徹底的に練習したり、本番に資料の配布準備をいかにスムーズにするか考えたり、タイムスケジュールの管理など起こりうる悪いパターンを想定しては一つずつ潰していく作業に入ります。

最悪な展開を考える癖はリスクマネジメントという側面が出てきました。

今までは最悪思考に苦しめられて来ましたが、自分が活躍するための大事な武器になりました。

もちろん最悪な展開を考えてしまい瞬間的に不安に襲われてしまいます。それでも自分を守る一面にもなるのかなと思います。

もっと楽観的に考えれば楽に生きられるとは思います。気持ちの切り替えを身につけたいです。

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