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764 刺激に反応しないこと

こんにちは!
全日本ミニマリスト協会です。

【刺激に反応しないこと】

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この世の中には、自分を刺激する物や事がたくさん溢れています。
スマホを覗けば、物欲をそそられ、自己肯定感を唆され、人との優劣を見せつけられます。

また物欲だけに限らず、例えば刺激のひとつを考えたら、人間関係や家族との関係性もそうでしょう。

・あの人が苦手
・あの人が嫌い
・あの人と関わりたくない

そんなことも刺激のうちです。

主体性を自分に持っていなければ、それらの刺激をそのまま受け取ってしまい、心や思考が動かされる。
防御力を高めておかなければ、ある意味では永遠に《外部からの刺激》にばかり翻弄されたしまうのです。

【刺激に反応しないこと】とはつまり、関心を持たないことであったり、距離を置くことであるとも言い換えれます。

無関心てあることが最大の防御かもしれませんが、なかなか無関心レベルまで下げることは難しいのが現実です。

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例えば、僕は今アンガーマネジメントを学び、認定講師までのレベルになろうとしています。
自身を高めるため、そしてより広めていきたいので、そこまで目指している最中です。(そのうちAJMでもセミナーしましょうか)

なぜ、アンガーマネジメントを学ぼうかと思ったのかというと、子どもと接する中で、イライラさることが多いからです。

これもつまりは、《刺激に反応している》ということ。

怒りとのうまい付き合い方、これを学ぶことで刺激をそのまま受け取らずに、受容しながらも受け流す力と言いましょうか。

その力が僕には必要なのです。
だから、学ぶのです。

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日常に溢れるあらゆる刺激に反応するのか、もしくは翻弄されているのか、きっと人それぞれでしょう。

ミニマリズムを深めている僕は、刺激に反応することはおそらく少なくなっていますが、とは言え僕も人間の一人。

完全にコントロールすることはできず、かと言って全てに無関心になるのも人間たらしめることが欠落してしまうような気がしています。

物と同じで、自分に取って必要な物は所有し、不要な物はできるだけ手放す。
自分に取って《必要な刺激》には反応しない、(不要な刺激》には反応しない。

これらを鍛えることもまた、ミニマリズムのひとつと言えます。

なにより、不要で不毛なことを自分から離すことができたら、これほど楽なことはありません。

例えば、車を運転中に反対車線で事故が起きていたとしましょう。
やっぱ気になってしまいますよね。

自分には関係ないけど、気になってしまう。

これもひとつの刺激になり、反応している状態と言えるでしょう。
こういうことにも反応せずに、自分は前を向いて安全運転をすることが、その時の自分が一番に集中するべきことなはずなのです。

これに似たようなことが、日常にはたくさんある。
小さなことから、大きなことまで。

LINEの通知やSNSの通知もそのひとつ。
もしかしたら人類史上最大の《刺激》かもしれません。

仕事に集中すべきときに、通知が気になる。
つまりは刺激に反応してしまっている。
すると仕事は途切れてしまう。
ミスをするかもしれない。

だからこそ、【刺激に反応しない力】を培う必要があらのです。

現代人は集中力がもたないと言われていますが、刺激が多すぎる現代病なのかもしれません。

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いくら刺激に反応しないとは言っても、まずは何をすべきなのか?

それは、『そもそも自分にとって、刺激が何なのか』を把握するところからスタートです。

つまりは自分の心と向き合うこと。
ふとした日常で、『あ、これが刺激なんだ』と気付けば、対処できるかもしれないし、防御力を高めることができるかもしれない。

距離感の取り方や、考え方はたくさん見つかると思います。

まずは『自分にとって刺激が何なのか』から知りましょう。
反応することが少なくなるだけで、世の中はいらないことばかりだと気付くことができます。

この世の中は、どうでもいいことばかり。
気にするべきことと、気にするべきでないことを明確にしましょう。

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