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医療現場あるある

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医療現場で働く看護師が体験した実体験! あるある〜!、
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#高齢者

医療現場あるある〜二本の歯〜

医療現場あるある〜二本の歯〜

高齢者の方では、歯がない方が多く入れ歯をしている方もおられます。

また心不全や癌の患者さんは、生活習慣が乱れた結果でなることが多く、生活習慣が乱た結果虫歯で歯がない方は多いです。
そして歯がある場合とない場合で、かなり顔つきが変わることも…。

みなさんは入れ歯ではないかもしれませんが、歯がなくなったらどんな顔になるでしょうか?

いつまでも知らなくてもいいように、歯は大切にしたいものですね。

医療現場あるある〜年寄り笑うないく道じゃ〜

医療現場あるある〜年寄り笑うないく道じゃ〜

認知症の有病率は年齢とともに高まります。
現在65歳以上の約16%が認知症です。

80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%!
95歳を過ぎると男性の51%、女性の84%が認知症だそうです!

わが国は長寿国となり、認知症と共に生きる高齢者の人口は今後も増加します。

2025年には高齢者の5人に1人、国民の17人に1人が認知症になるものと予測されています。

認知症とは、以前のことを覚え

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医療現場あるある【未来】〜1番の説得者〜

医療現場あるある【未来】〜1番の説得者〜

この患者さんは、もともと高齢で認知症のため、環境適応能力が低い方です。このような方はせん妄といって一時的に意識が混濁して状況がわからなくなりパニック状況になることがあります。

多くの場合、看護師が付き添ってなだめたり、気持ちが落ち着く薬を飲み、興奮を沈めます。
しかし、数分前のことを忘れる方もおられ、それだけでは、対応しきれないこともあります。

それにより離院や転倒につながります。また興奮して

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医療現場あるある〜共鳴〜

医療現場あるある〜共鳴〜

入院すると、環境への適応能力が低い方(特に高齢者の方)は、自分がどこにいるか分からなかったり、状況が分からず自宅に帰りたいと帰宅願望を抱く方がおられます。

また、難聴の方は自分の声の大きさが調整できないため、とてつもない大声で話させることがあります。

そんな方が集まった部屋は、患者さん同士が共鳴し無秩序なことになることも。
こうなると、もう手がつけられません。

あなたも入院して大部屋になった

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