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企業戦士時代起業前のストーリー

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私も10年以上雇われ人だったのですよ。なぜサロンを開業することになったのか?会社員時代からサロン下積み時代、そして開業までの歴史をまとめました。
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#起業

私の開業のキッカケ

私の開業のキッカケ

前回の記事で書いた

得意だからと言って好きとも限らない。
好きだからと言って得意とも限らない。
「なんとなく気がつけば長いことやり続けていられるなーってこと。」

それが、この頃の私の場合「リンパマッサージ」でした。

とことんイヤを追求した結果、雇われ人にはもう戻れないのもわかってしまいました。

そうなったら、どうせ暇だし、「マッサージでもやってみるかー!」です。

しかし、その時の私の家は

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①好きなことと得意なことは違ったりする

①好きなことと得意なことは違ったりする

「あなたの好きなことはなんですか?」

「あなたの得意なことはなんですか?」

一見同じようで違うのがここなんですよね・・・

もちろん、同じなら最高ですよね。好きで得意だから苦じゃない。じゃ、それどんどんやっちゃってください!

しかし

「好きなことで生きる」
「好きを仕事にする」

という言葉が氾濫している今

せっかく好きなことが仕事になったのだから
「好き」だから、がんばらなければならな

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とことん本気で休んでみる

とことん本気で休んでみる

ここからですよね、みんなが聞きたいことって。

仕事を辞めてからサロンを開業するまでの道のり。

サロンを辞めました。
30代半ば女一人暮らし独身無職・・・
結婚をしようとしていた彼とも別れて完全独身一人者です。

私の場合、いつもカラダがボロボロになってから仕事を辞めるので次の準備なんて皆無です。辞めることに精一杯。

ー これも遺伝子的にタイプがありまして、うまく次の準備をしてから辞めた方がい

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辞めれた・・・

辞めれた・・・

これは10年前の私です。
まだ私が今のサロンを始める前、自営業になる前の勤めセラピストだった頃の話です。
今は自分の大好きな仕事で稼げて、年に数ヶ月はイタリア生活、海外旅行三昧の私ですが、30代前半まではこんな感じだったんですよ。

会社員時代に一度病みました。
そして、せっかく這い上がり好きなことを見つけてカラダの世界に入ったのに第二波がやってきました・・・カラダが痺れ睡眠もままならない・・・次

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お知らせですから!!

お知らせですから!!

あの頃の・・・10年前の自分に伝えてあげたい・・・

何をそんなにがんばってんねんと・・・

またもや・・・

カラダが痺れてきましたよ・・・

ヤバイよ・・・

これだけみなさんのためにマッサージし、お話を聞き癒し、なかなか働かない同僚の分まで身を削って一生懸命働いたのに、また私はこんな目に合ってしまうのか・・・

ー この時の私はそれがダメなんだ、それが原因なんだということをまだ知りませんでし

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最後の作戦4

最後の作戦4

今までに出会ったことのないような人と毎日二人きりで働くことになった私。
作戦1、2、3と、その時その時、私なりにがんばってきてみましたが・・・
あえなく撃沈・・・

もうなんだか疲れてきた私は、不器用でお人好しな自分をやめることにしました。

最後の作戦その4ー言いたいことを言うー
もう、私がどれだけ気を遣おうが、波風立てないようにしようが、彼女には通用しない・・・無理だ・・・私がもたない・・・

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そして作戦3

そして作戦3

今はサロンを開業し、毎日ハッピーで幸せな日々を過ごしている私ですが、私にもこんな時代もあったのです。
思い出しながらこれを書いてるだけで飲まずにいられないわ・・・w

生まれてこの方、面と向かって文句を言われることなどなかった私。学生の頃は多少はいろいろありましたよ。しかし、大人になって職場でこんな人にでくわすとは・・・

前回の記事で書いた通り、理解しきれない同僚との関係において2つの作戦を自分

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人間関係に悩んだ私の作戦とは1、2

人間関係に悩んだ私の作戦とは1、2

この記事にある通り、新たな人員が入り、私に人間関係の試練が訪れます。

「人は思い合うもの、気を遣いあうもの、助けあうもの、尊重しあうもの」

今まで30年以上生きてきて、これが普通で生活してきた私には、真逆で信じられない人物と四六時中二人きりで働くことになりました。絶対に関わらないわけにはいかない毎日です。

やばい、ヤバすぎる・・・これはなんとかしなければ・・・

20年ほど前、20代の頃から

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好きなことが見つかったけど・・・食べていくには?

好きなことが見つかったけど・・・食べていくには?

さー、やりたいことが見つかりました。

職業訓練校に行きながらもせっせとマッサージを学びました。スクールに行くだけではなくクライアントさんになってくれる人を見つけては実践を重ねていきました。

そして、職業訓練校も終わり…
働かなければいけません。

好きなことがみつかった。
それでどうやって食べていくのか?
生活をしていくにはどうしたらいいのか?

誰もが考えますよねー。

が・・・

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「手に職」との出会いなんてそんなもの

「手に職」との出会いなんてそんなもの

病んでいた頃、凄腕おじいちゃんのマッサージに救われ、自分でもセルフマッサージをすることを覚えました。病んでいたとはいえ、元々、エステやマッサージサロンに行くのも好きだったので、マッサージをすることも生活にすんなり入ってきました。なにせ他に何もやることもなかったですし・・・

そして、手のパワーだけで闇から脱出しました。

これが一番最初の私のマッサージとの出会いです。

外出もできるようになり「職

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お金もらって勉強しよっと!

お金もらって勉強しよっと!

病み=闇から自力で脱出しました。
それもこの記事の凄腕おじいちゃんのおかげ。

さー、やっと外にも出れるようになりましたが…
何をしたらいいのだ・・・??

まずは、退職後の当たり前「失業保険」をもらい始めました。これで何とか当面生きていけます。

が・・・
病み上がりですし、これからしたいことなどわかりません。

だけど、こういう時って、いい情報ってやってくるんですよね〜。

知人「お金をもら

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病みからの脱出ー凄腕マッサージおじいちゃんとの出逢い

病みからの脱出ー凄腕マッサージおじいちゃんとの出逢い

初めての病み、闇。

正直、この時の記憶が曖昧なんです・・・

退職してからどうやって暮らしていたのでしょう・・・しかも一人暮らし・・・

ー だけどこんな時って側にいてくれる人がいるんです。当時の彼にたくさん助けてもらっていたのだと思います。

そして、どれくらい経った頃かも覚えていませんが、母が、難病や立てない人まで治す腕利きのマッサージ師さんの存在を聞いてきました。

当時の私は

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病んだぞ私…

病んだぞ私…

初めての闇…

バリバリの企業戦士だった私が病んでた間のことを詳しく書きましょう。

この頃、20年くらい前かな、その頃は病むということもあまりメジャーではなかったんです。
「病んだので休業します」という方法も知らなかったし、知っていても当時の私は意地でも休業しなかったと思います。

ー ホントにバカです・・・バカバカ・・・今なら言える「すぐ休め!」

しかし、眠れない日がどんどん増えていき、一睡

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こう見えて企業戦士でした。

こう見えて企業戦士でした。

私が起業したのは30代後半。

ファッションブランドの仕事を辞めてサロン業界に入ったのは30歳過ぎ。

こう見えてもバリバリ企業戦士だったし、ファッション業界どっぷりだったので人生の大きな路線変更でした。

新卒で入社した時からバリバリ働き、残業があるならデートなんてドタキャンは当たり前。
仕事と男とどっちが大事なんだよ!仕事舐めんなよ!くらいに思うほどの仕事バカ。

セクハラも結構平気で

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