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とことん本気で休んでみる

ここからですよね、みんなが聞きたいことって。

仕事を辞めてからサロンを開業するまでの道のり。

サロンを辞めました。
30代半ば女一人暮らし独身無職・・・
結婚をしようとしていた彼とも別れて完全独身一人者です。

私の場合、いつもカラダがボロボロになってから仕事を辞めるので次の準備なんて皆無です。辞めることに精一杯。

ー これも遺伝子的にタイプがありまして、うまく次の準備をしてから辞めた方がいいタイプと私のように破壊すると再生できるというタイプもあります。知りたい方は遺伝子鑑定しますよ。


話は戻り・・・
この時の私は、まずは健康を回復することが優先だったのでリハビリに通っていましたが、それ意外何もする気が起きません。
もちろん、次の身の振り方なども浮かぶはずがありません。失業保険をいただいていたのでその間はなんとか暮らしていけます。
問題はそこから。

一般的な場合
いよいよ入ってくるお金がなくなってきます。人はそこで考え出します・・・ヤバイ働かないと・・・そして、とりあえずハローワーク、とりあえず派遣、とりあえずパート、とりあえず・・・などと言い訳しながら求人情報などから仕事を選びだします・・・

ー 今の私が言えること

ここで絶対に焦らないこと!!

焦って稼ぎに行ってロクなことはありません。たくさんの方を見てきましたが、焦って決めた仕事って結局二の舞ふむんです。せっかく覚悟を決めて辞めたのに、また同じことになってしまう・・・違う、こんなことをするために仕事を辞めたんじゃない・・・というやつです。

だから

せっかく覚悟を決めて仕事を辞めた人

次に動きたくなるまでとっことん休んでみて!!

ここで大切なこと。
半端に休んではいけません。
罪悪感を持ってダラダラしても休んだうちに入りません。
本気でダラダラするのです。本気で寝まくるのです。本気でぼーっとするんです。その世界に入り込むのです。


私の場合、最初のうちはひたすらBSを見続けました。当時ハマっていたのが「American Idol」アダムのシーズンです。

今や彼もQueenのボーカル。
私がダラダラごろごろしながら毎回ドキドキ応援していた彼はとてもビッグになりました。

楽しみであったこのシーズンも終わってしまい、「glee」にもめちゃハマりました。韓流ドラマを見たりもしました。しかし、私は、あまりにやることがないので、たまたま友人の家で見つけたウクレレを借りてきました。
あまりのやることの無さに1日8時間以上練習し続けました。別にがんばってやろうと思ってなくても他にやることがないので気がついたら平気で8時間くらい経ってるのです←いつでも全力(アホ) 毎日ここまでやれば、独学でもあっという間に簡単な曲なら弾けるようになります。歌うのが好きだったので、弾き語りを一日中続けました。窓を開けっぱなしにして練習していたのでどこからか拍手をいただける日も出てきました。本気でそれだけをやり続けたのです。意味もなく・・・

人って、さすがに、ここまでやったら次のステップを探し出します。

もっとウクレレうまくなったほうがいい?習いに行く?で、ライブする?
いや、そんなとこ目指してないな・・・
我に返る・・・

このあたりから、その日暮らしのダラダラ生活にも飽きて、未来を考えるようになります。我に返り、貯金がないのにも気がつきます・・・
そして、どうやって食べていくのか、どうやって生きていくのかと考えるようになります。

そう!この自然発生を待てた人には次の道が見え始めるのです。
休むだけ休み、やりたいことだけをやり続け、人って、ここまで何もしなくてもなんとかなるもんだなと思った先に。
未来への道が描き始められます。その時はぼんやり過ぎて未来に繋がっているなどとは到底思えないのですが、ここから何を描くか画材を取る準備が始まります。

だから、今やりたいことが見つからない人、仕事がなくなった人、未来が見えない人、それは宇宙からの充電期間だと思っていただきたいのです。今は何も探さなくていい時期、休んでいい時期、立ち止まる時期、ダラダラし放題の時期、何もしない自分を認める時期なのです。

「何もしない私もアリ」

30代半ば女一人暮らし独身無職の私がそう思えた時、知らず知らず「自己肯定感」が芽生え始めました。

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