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初めての闇…

バリバリの企業戦士だった私が病んでた間のことを詳しく書きましょう。

この頃、20年くらい前かな、その頃は病むということもあまりメジャーではなかったんです。
「病んだので休業します」という方法も知らなかったし、知っていても当時の私は意地でも休業しなかったと思います。

ー ホントにバカです・・・バカバカ・・・今なら言える「すぐ休め!」

しかし、眠れない日がどんどん増えていき、一睡もせずに会社に行く日も増えてきました。
何があっても自分がやらなければならないと思い込んでいたので休まなかったんですよね・・・

ー 今考えたら何と傲慢な・・・

ー みなさんは絶対にそんなことはしないでくださいね!
ー 無理禁!!
ー あなたの代わりはいくらでもいます。
ー しかしあなたの健康はあなただけのものです。


このままでは困るので、駅で見かけた看板「心療内科」に行ってみました。

その頃行ってみた心療内科は、なんと!7時間待ち!

ー この頃からどれだけの人が病んでいたのでしょう・・・
ー しかも当時は今の私たちがやっているようなお気軽に行けるカウンセリングサロンってあまり聞かなかったですもんね・・・


医師「眠れますか?」

シカ「一晩中激しい悪夢を見続けて眠れないんです・・・」

医師「わかりました。睡眠薬と安定剤お出ししますね。お大事に。」

診てもらえる時間は5分ほど・・・


また、後日

医師「その後眠れていますか?」

シカ「寝ようとしても朝まで頭の中がぐるぐるしてほとんど眠れません。半身も痺れています。」

医師「MRI撮りましょう。薬はきちんと飲んでいますか?」

シカ「薬を飲むと味覚がなくなるし、他の感覚もおかしくなるのであまり飲んでいないんですが・・・」

医師「だから治らないんです。脳外科行ってみてください。強めのお薬を出しておきますので必ず飲んでくださいね。起きれなかったら仕事は休んでください。お大事に。」


・・・こうして、私は医師に頼るのは無駄だと学んでいきました。
もちろん脳にも何ら問題はありません。
薬漬けにされたくなかったのと、どうせ何も話は聞いてくれないということから心療内科に通うことすらしなくなったので病名はついていません。だから診断書ももらっていません。

ー 現在サロンに来てくださっている方にはできるだけ薬を飲まないでいただきたいと伝えています。
もちろん、薬で回復された方もいらっしゃいますが、私は潜在意識とカラダの声からアプローチしていきますので、目指す方向が同じ方とともに光へと進んで行きます。


そしてその後、クマだらけの顔でメイクをする気力もなく帽子を目深にかぶり誰とも口をきかず、それでも残業をしてまでも働き続けた結果・・・

先日のブログに書いた通り

急にブチっと私を繋いでいた何かが切れました…

そして、終了・・・

退職です。


その頃の私は、テレビも音楽も光も何も受け付けなかったので、ただただひたすら闇に潜る・・・ゾンビみたいな顔をしてひたすら真っ暗な家に引きこもる生活が始まりました。

不思議なもので当時どうやってご飯を食べていたのかも思い出せません。
食べれなかったのにどうやって生きていたのでしょう・・・

当時一人暮らしだったので、彼や母が様子を見に来てくれ何とか生き延びていました。

が、これで命つきてもいいかも・・・と思っていたことは今でも覚えています。
ただね・・・親が悲しむな・・・とは思えたんですよ。
そして、ただただ真っ暗な中、時間だけが過ぎていきました。


続く



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