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兵庫県の『市女性センター・トレピエ』は、就活や入学・卒業式で着るスーツがない人を支援します!

こんにちは、翼祈(たすき)です。

女性にとってスーツというものは、一般企業だったりではないと、なかなか着る機会がないのではないでしょうか?

私はスーツを着て働く一般企業では働いたことがなく、今は私服で働いていますが、まだまだ一般就労を考えておらず、面接に行く予定もないので、今すぐスーツが必要ではありません。

私にはスーツを着て働くことは想像できません。でももし必要な時に着るスーツが無かったらー。

そんな困り事に対応するコミュニティセンターが、兵庫県にありました。

女性の就労や家庭問題、子育てなどの悩みを支援する兵庫県尼崎市南武庫之荘3にある『市女性センター・トレピエ』が、困難な状況で就職を希望する女性向けに無料で、就職活動やお子さんの入学・卒業式などに着るスーツを提供し、靴やバッグをレンタルしています。兵庫県内では初となる試みで、尼崎市民以外も利用可能で、「気軽にお問い合わせして貰えたら」としています。

今回は、『市女性センター・トレピエ』が取り組む社会福祉を特集したいと思います。

『市女性センター・トレピエ』が、【女性不況】の現代に与える良い効果

この『市女性センター・トレピエ』は、コロナ禍で失業したり、孤立してしまった、困窮する女性をサポートするため、就活や仕事などで使用できる衣類、日用品、雑貨などを無料で提供・レンタルしています。

『市女性センター・トレピエ』がこの社会福祉を参考にした財団は、2021年8月に大阪府が開設し、府男女共同参画推進財団などが携わる[大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)]で、その財団のモデルにしたのは、アメリカのNPO法人「ドレス・フォー・サクセス」の活動でした。困窮する女性に企業から寄付されたスーツなどを無料で提供し、面接の研修や、ヘアメイクの助言を実施するといった、「装い」を介して社会復帰を支援していました。

同[ドーンセンター]は必要な人に情報が届く様に、教育や福祉関係の団体に働きかけると、2022年12月末で利用する人は1400人を超えました。スクールソーシャルワーカーが、高校生と一緒に訪問し、就職先で着る靴や服を選んで帰ったケースもあったといいます。

『市女性センター・トレピエ』も、提供・レンタルは2022年10月に開催した「就労応援フェア」でスタートしました。コロナ禍で職を失ったケースもあって、『市女性センター・トレピエ』の職員が「何か私たちにできないか?」と考えました。

スーツやコート、ブラウスなど以外にも靴や就活用バッグなどを日本各地から募り、およそ800点が寄付されました。利用した人は、面接先の職種などを考慮し、『市女性センター・トレピエ』の職員の助言を受けながら服を選択します。

保管された、全国から届いた寄付には、同封された励ましのメッセージを掲示しています。

生活が苦しかった時に、友達がくれた古着で面接に行きました。あの時の感謝の想いを次の方につなげていきたい

採用して頂いた面接で着たスーツです。前へ前進させる気持ちを後押しできる気がして送りました

『市女性センター・トレピエ』を利用する人はハローワークなどからの紹介が多く、「明日の面接に着ていく服がない」と駆け込む人もいるといいます。

『市女性センター・トレピエ』の所長の女性は「服を選択する間、距離感を見ながら会話し、利用者が抱える事情や背景を聴きたいと思っています」と話し、「ほんの少しのスペースと寄付された品があれば支援も可能です。多くの地域にこの活動が拡大して欲しいです」と説明しました。

『市女性センター・トレピエ』では、行政機関などの支援窓口も紹介します。

参考:面接なのにスーツがない…困窮する女性に提供、就労支援 兵庫 毎日新聞(2023年)

『市女性センター・トレピエ』の利用は原則1人1回、スーツなどを3点まで提供します。靴やバッグはレンタルで、礼服にも対応します。就活や入学・卒業式に使えるスーツや小物の寄贈を受け付けていて、現在は白ブラウスやバッグ・靴、大きいサイズのスーツが不足しています。

自分の中で、

スーツとは無縁の世界でこれまで生きてきました。私が一般で働いたのは、二十歳の頃に、短期アルバイトと、短期派遣の、多分年数的には半年と半月位ですね。

その後色々面接に行くも採用には至らず、落ち過ぎて、精神状態が悪くなりすぎて、その後10年近く引きこもりという、本当に一般企業には無縁の人間です。

確かに今のTANOSHIKAの居心地が良いのもありますが、僅かな一般企業とA型事業所と、働いている時が余りにないことで、一般就労をすることや、それで働いている自分が、何も想像が付かなくて。

私がスーツを買ったのは、大学入学の時。精神的に追い込まれて、1年で大学を辞めましたが、引きこもりが長すぎて、体型もやはり変わりましたし、もし一般就労に行く為に面接を受けるなら、スーツは新調しないといけません。

急に一般就労の面接が決まるとは私自身は考えていませんが、もし行きたい場所ができたなら、すぐに事が進むと思います。

『市女性センター・トレピエ』では、「面接に必要なスーツがなくて困った!」という時にも、サポートしてくれます。

【女性不況】と言われている現代、『市女性センター・トレピエ』が担う役割が、私たちの多くを助けてくれることでしょうね。 

参考サイト

https://www.amagasaki-trepied.com/


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