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第43話 学芸員古沸妖の妄想宇宙論【実体験×科学×オカルト=ビックバン】いっしょにぶっ飛び!

生き物

2.誕生-2

 進化の目的の中心となるのが肉体への負荷という作用の反作用で、愛を高める事です。

 とするとその条件にいちばん適した種を作りたかったという事になる、つまり、独立して経験ができ、複雑な思考と複雑な感情を持ち、雌雄の違いがあり、お互いに影響し合える生き物、現代でいうところの人ですな。

 その特徴として、生態系の頂点にたちながらも、他の野生動物に比べると決して身体能力が高い訳でなく、そこには協力関係を築かないと生きていけないという特徴を持つ。

 それが相互に愛を高めるのに適した種だったという事ですね。

 人が活動できるためには、地球というステージを安定させないといけないし、物質とエネルギーのサイクルも作らないといけないし、食料に関しても、外敵も必要だし、酸素も、、、。

 やる事いっぱいありますね。

 話しを元に戻しましょう。

 原核生物が魂を持つという事は、無意識の意識を活用できるという事。

 つまり、あの世で話し合った内容を元に遺伝子の組み替えシステムを使える、意識は肉体に影響されてほとんど思考ができないくらい原子的だとしても、無意識の意識はあの世のプランに応じて、遺伝子の組み替えシステムを利用したり、個体の取り込みなど、進化に必要な作業ができる事になる。

 こうして、原核生物が他の原核生物を取り込み、細胞核を持ち、細胞が単細胞、もしくは複数の細胞を持つ真核生物となり、細胞分裂が始まる。

 その後、あの世では雌雄の概念が生まれ、この世で実績されていく事になる。

 その事は後に効率的に自己愛と利他愛を学べる環境作りや、形状の変化を容易にする事に繋がっていく。

 そして、遺伝子の組み替えと生命活動の結果、心臓やポンプ器官を持ち、独立して行動できる生き物に進化していく。

 どこからか動物と呼ぶかは科学的に立証が難しいようですが、現代につながる動物の発生ですな。

 一方、葉緑体を持ち、光合成をして炭水化物と酸素を生成でき、生命活動が出来る生き物が、植物という生き物に進化した。

 現在の地球の生き物のサイクルを見ることでその誕生の必然性は明白ですな。

 例えば、水と二酸化炭素を使い光合成で炭水化物と酸素を作り、それを動物が使い二酸化炭素を出し、動物が死ぬと、死体を微生物が分解し栄養素に戻ると、それを利用して植物が代謝を行い成長し、植物の生命活動が動物が生命活動に必要な酸素を作る。

 また、例えば、動物が植物や肉を食べると、体内で物質を分解し、化合物を作ったり、化学反応が起こる。

 そうして取り込まれたナトリウムイオンやカリウムイオンが脳から神経細胞をつたわり、同じくイオンチャンネルを持つ細胞がある筋肉繊維と、化学反応をして筋肉を動かす。

 これらのイオンはどちらも電子を失った陽イオンですが、電気的なエネルギーが変化したもの、つまり微弱電流のようなものが神経を伝わり、運動エネルギーを生んでいるのですな。

 脳がプラスのイオンを作って反発してイオン化した物質が神経の中を動く、魂が心の動きから、この最初の脳の動きを刺激しないと、物質だけでは動きませんよね。

 電池に豆電球のコードを繋げる意思とエネルギーの流れと全く一緒。

 魂の持つエネルギーは、この世の始まりでも、宇宙に漂う物質にプラスのエネルギーを与えているのです、全く同じ事を脳にすると考えると、陽イオンは陽イオンどうし反発して神経の中を動きますよね。

 つまり、魂が心の動きに応じた意識下でも、無意識下でもエネルギーを使って機能を制御していることになる

 また、恒温動物は化学反応や脂肪の燃焼、筋肉の動きなどで熱エネルギーを発生させ、体温を保つ事で正常な生命活動を行なえる。

 分解された物質はホルモンやタンパク質、糖分、脂質、などに姿を変え、肉体の成長を支える化合物となる。

 そうする事で、一部は肉体に残り、一部は体を支えるエネルギーとなり、体内で使用が終わった化合物は別の化合物となり、排出物として体外に出される。

 こうした体内の反応を総じて、代謝と呼ばれるんですな。

 それを微生物が分解し、栄養素は植物の養分として使われる。

 そのシステムは、人がつくった浄化槽と同じですな、浄化槽に入れられた微生物が分解した、人間の排出物は海に流れていき、海洋植物の栄養素となり、二酸化炭素を取り込み、酸素を作ると魚が使って、、、キリがないのでここら辺で辞めておきます。

 それが、物質とエネルギーの循環サイクルではないかと。

つづく
→第44話

第1話 1.プロローグ 2.ここは思念の世界です
第2話 3.物語を進めるにあたって
第3話 作用と反作用-1
第4話 作用と反作用-2
第5話 作用と反作用-3
第6話 概念における作用反作用-1
第7話 概念における作用反作用-2
第8話 心における作用反作用
第9話 思い出すってなんでしょう?-1
第10話 思い出すってなんでしょう?-2
第11話 思い出すってなんでしょう?-3
第12話 思い出すってなんでしょう?-4
第13話 オカルトなお話し-1
第14話 オカルトなお話し-2
第15話 出会い-1
第16話 出会い-2
第17話 魂と脳という臓器-1
第18話 魂と脳という臓器-2
第19話 魂と脳という臓器-3
第20話 魂と脳という臓器-4
第21話 この物語の骨子-1
第22話 この物語の骨子-2
第23話 この物語の骨子-3
第24話 この物語の骨子-4
第25話 善と悪-1
第26話 善と悪-2
第27話 善と悪-3
第28話 学びあい
第29話 死とは何か?-1
第30話 死とは何か?-2
第31話 死とは何か?-3
第32話 死とは何か?-4
第33話 ブラックホール
第34話 ゼロの点-1
第35話 ゼロの点-2
第36話 ゼロの点-3
第37話 ゼロの点-4
第38話 ビッグバン-1
第39話 ビッグバン-2
第40話 ビッグバン-3
第41話 ビッグバン-4
第42話 生き物-1 誕生1

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