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ホームレス猫タマ関連記事

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ホームレス猫タマ関連の記事をまとめています。
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カラオケで歌えるようになります!!

カラオケで歌えるようになります!!

2023年12月23日(土)〜 1年間

「ホームレス猫タマのうた」が

全国のカラオケJOYSOUNDで楽しんでいただけるようになります♪♪

音源はCDと同じ音源なので高音質です☆

対応機種はこちら↓

ちなみにカラオケにするための地道な作業の一部がコレw↓

若干テロップの色が変わるタイミングが変なところがあるかもしれませんが、ご了承くださいwマウス操作では限界がありますw
年末年始のカラ

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iZotope RX 8を使って環境音を消してみた

iZotope RX 8を使って環境音を消してみた

今日は、「ホームレス猫タマのうた」に入れた猫の鳴き声について書いてみます。
この鳴き声の主は近所の野良猫です。鳴き声は、小降りの雨の日にiPhoneで収録しました。楽曲で使用する時に問題となってくる環境音をiZotopeのRX 8を使って消してみました。

結論から言うと完璧では無いですが、結構綺麗に消せました!!
一度に処理しようとすると、猫の声が不自然になってしまうので、ちょっとずつ様子を見な

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5/28より配信開始!!「ホームレス猫タマのうた」フルバージョン!

5/28より配信開始!!「ホームレス猫タマのうた」フルバージョン!

お待たせしました!
「ホームレス猫タマのうた」フルバージョンが2022/5/28よりダウンロード・ストリーミング配信スタートします!!お使いのアプリから是非ダウンロードやストリーミングで聴いてください♪ダウンロードは今から予約注文もできます!!YouTubeでは28日から聴くことができますよ♪

フルバージョンでは、タマのモデルになった野良猫の声が2ヶ所入っています。雨の日にiPhoneで収録した

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「第10話 再会と団結」最終回

「第10話 再会と団結」最終回

小惑星がいよいよ地球に近づいてきて、空にはっきりと見えるようになり、
誰が見ても、地球の危機は明らかだった。
宇宙人は、ガリとタマを観察しながらすべてを見ていた。

人間は、生物の頂点に立っているが、仲間同士での争いごとが絶えない。
宇宙人は人間は進化のできない、問題が多い生物だと思っていた。
しかし、皆が皆そうではなかった。

いよいよ時間が迫ってくると、その日を静かに迎えようとする姿に変わって

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「第9話 鳥達のネットワーク」

「第9話 鳥達のネットワーク」

タマの来る東に向かったガリに空から声がかかった。
「この辺では見かけないけど、ひょっとして噂のネコさんかい?」
鳥がパタパタと降りてきてこう続けた。
「タマと言うネコが、トラックに乗った茶色のネコを探して旅をしているらしい。
まだだいぶ東の方だけど、こちらにやってきている。
鳥の世界に広い範囲でこの話が広がり、誰が最初にこの茶色のネコを見つけるか
競争のような状態になっているんだ」
その話を聞いて

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「第8話 小惑星」

「第8話 小惑星」

九州の鹿児島から長距離トラックは配送を終え、また倉庫に戻ってきた。
守衛さんは、運転手にご苦労さんと声をかけて中を覗いた。
運転席には、ガリの姿はなかった。
「おや、あの茶色のネコはどうした?いないようだけど。」
と守衛さんは聞いた。
「あのネコ、どうも車酔いがひどくて道中ぐったりとしたままだったよ。
それでも少しすればなれるかと様子を見ていたけど、
ますます様子がひどくなって食べたものまで戻しは

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「第7話 トラックの旅」

「第7話 トラックの旅」

まだ、体はふらふらしていた。
土手に上がってみると、大きな煙突が何本も見えた。
機械の動く唸り声のような音も聞こえてきた。
ガリは、フェンスを潜って工場の敷地に入っていった。
大きな倉庫の片隅に置いてあるパレットの陰で、しばらく休むことにした。
この辺りは、工場の製品を一時保管している倉庫で、
人影も少なく大きな音もしなかった。
少し、目を閉じてじっとしていると
ようやく、ふらつきが収まってきた。

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第6話 「UFO」

第6話 「UFO」

赤目が飛び掛かってきて、ガリはもんどりうって川に転げ落ちた。
その時、その後の記憶がなくなっていた。
気が付くと流木につかまって川下の方にどんどん流されていた。
周りの景色は、空と水と一瞬頭上に銀色に輝く円盤のようなものが見えた。

記憶を失っていた短い時間、ガリはその銀色の円盤の中にいた。
銀色の円盤は、他のものには見えない不思議な物体だった。
円盤の中には、誰もいないのに誰かに見守られているよ

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第5話「ガリとの別れ」

第5話「ガリとの別れ」

河原の中に小屋があった。
この小屋の周りには木々や草が覆い茂っていた。
土手からは小屋の裏側は、見通せなかった。
この裏側に野良犬たちの住み家があった。
野良犬は大小6匹いたが、常に腹ペコだった。
この犬たちは、河原に子犬の時に捨てられたものや、家の事情で飼えなくなり捨てられたもの、体の一部が不自由なものもいた。
本来は、気の優しいおとなしい犬たちなのだが、空腹の時は、イライラを募らせていた。首輪

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第4話「商店街の出会い」

第4話「商店街の出会い」

銀に諭された 2 匹は、翌朝公園を出る決心をする。出発前に、銀に言われたこともあり片 耳を探していると、トイレの陰に片耳の姿があった。恐怖心は残っていたが、思い切って会 いに行った。
「片耳さん、昨日は本当にごめんなさい。」ガリも続けて「本当にごめんなさい。」 「僕たち、ルールの事も知らずに、好き勝手に遊んでいたことをどうか許してください。」 「今日、僕たちはこの公園から出ていきます。」「今まであ

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第3話「外の世界へ」

第3話「外の世界へ」

ケンさんの家は、勝手に立てたので、公園から追い出されることになった。そしてケンさんはもう年なので、施設に入ることになった。猫は連れていけないと、ケンさんは ボクたちに泣きながら謝ってくれた。ケンさんと別れた夜、昼間はあんなに賑やかだった公園が、いつもにもましてひっそりと静まっていた。2 匹は、寝そべりながら楽しかった生活を思い、しょんぼりとしていた。

その時、物陰から黒い影が近づき、いきなり襲い

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「第1話 ダンボールの箱」ホームレス猫タマ

「第1話 ダンボールの箱」ホームレス猫タマ

<第1話>

春の夜、自転車に乗った男がダンボ-ルの箱を、公園の滑り台の下に隠した。
暗くてよく見えないが、中から泣き声が聞こえてきた。「ミヤ―ン、ミヤ―ン怖いよ、 助けて~。」中には、4 匹の子猫が入っていた。

次の日の昼頃、公園に遊びに来ていた女の子とお母さんが最初に気が付いた。 「ママ。猫ちゃんがいる。いっぱいいるよ。」 「あら、かわいそうに捨てられたのね。怖くて震えているじゃない。」な

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「第2話ホームレス」ホームレス猫タマ

「第2話ホームレス」ホームレス猫タマ

<第2話>

二日ほど過ぎた夜、ぽつぽつと雨が降ってきた。
やがて本降りになって滑り台の下の箱もぐしょりと濡れてきた。
もう、2 匹の猫には鳴く元気もない。ぐったりとした体に、雨が容赦なく襲いかかって いた。

その時、大きな手が箱を持ち上げ、中をのぞきこみ 「お前さんたちは結局、誰にも救ってもらえなかったのだな。ずっと見ていたけど、も う限界だよな。」と言った。箱を抱えて、少し離れた木の茂ってい

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物語の連載始めます!!

物語の連載始めます!!

ホームレス猫タマの第1話が完成しました。

YOSIさんがストーリーを書いてくれました。
絵・音楽・ナレーションはAIKO、ストーリーはYOSIさんとのコラボ作品です。
ナレーションが意外と難しくてw徐々に上手くなれればと思いますw

実は3作品くらい試作で作っていて、こんな公園の絵も書いていました。

この絵でも良いのですが、私が絵が苦手な事もあり、最終的に「公園の全体像を想像してもらおう」とい

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