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Cinnamonboy
2022年1月30日 18:02
バケツの水が凍っていて上辺に円盤が浮かんでいたふんとフリスビーみたいに投げれば重さで遠くには飛ばず落下する手は冷たい割れて溶けて何も残らない衝撃的な犯行これって無意味ですか?意味なんてなにもないなんか投げたかっただけだ現実に氷に触れた濡れた手の冷たさだけが真実だ
2022年1月30日 17:55
それはそれはもう激しく力強く両腕を広げてドーンと大きな鈍い音をたてた衝撃で 脇腹と胸と肩が熱くて痛い転倒した路上でポジティブに変換したら地球と頬ずりしながらハグしているだけだ
2022年1月30日 17:50
私の声は小さい囁くように聞こえない伝わらない聞き返される聞き間違われるそれでも声は小さいままで囁き続ける大きな声には感情が宿るねただの言葉を残しておきたい
2022年1月30日 17:45
それからというもののあなたは時折束ねた髪をなびかせて私の半径2メートル圏内に侵入してきた手を伸ばすと忽然と姿を消した刻々と刻む秒針の音が妙に煩い足音すら残さずラベンダーの香りだけが仄かに鼻孔をかすめて雨は半径2メートルを掻き消していく
2022年1月30日 17:37
手を洗えば洗うほど自分の指が自分の掌が愛おしくなる無骨な短い指指指指指指指指指指釣り銭の硬貨を掬いとれない深爪握力はさほどない拍手はしてるふりして音を立てない手を叩くって痛いじゃない消毒液はワンプッシュゆっくり深く長く押す手と手を合わせる
2022年1月30日 17:14
会いたいけれど会えない会いたければ会いにいけばいいじゃないか会いたくないわけじゃない用はないし急いでもいない会いたい生きているうちにいつでも会えるいつでもって祈りだった祈ることしかできない私達は孵化するうまれるねうまれるよこの哀しさは水性ペンで名付けておくからね
2022年1月14日 13:30
年越し前夜から降り出した可愛げのない雪は年明け早朝の街を無慈悲な質量で覆い尽くしていた白って眩しい銀世界は自分という輪郭を強調する動いたら動いただけmyroots連なる何処までもいずれ溶けて無くなる手触りだけは記憶に残る足跡は増えて増えて増えて増えて踏まれて踏まれて踏まれて踏まれて自分だけだった冷たさに体温が宿った頬が赤くなる恥ずかしさからでもときめいたわ
2022年1月2日 09:48
汗をかく汗で描く流しながら描いた夏場はドバドバドバっと滝のように冬場は鹿威しがカポンと音が鳴るように身体をつたって蒸発して消える水彩我擦って拭ってブルブルと頭を揺らして軌跡は遺らないドローイング斬って裂いて空気零れ落ちた私視えるか?この表現を視えるのか?この存在を大袈裟に世界なんて言わんでも残滓を遺して残像を映して今はここにいるnowh