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𝕄𝕠𝕧𝕚𝕖.

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『三日月とネコ』を観た。

『三日月とネコ』を観た。

地震をきっかけに3人と2匹の生活が始まって、
かわいい猫様映画なだけかと思ったら
全然違っていて、
思ってたよりもずっと優しくて
涙が止まらなかった。

全ての色合いが
淡くて切なくて愛おしかった。

可愛い猫が涙の合間に居てくれて、
わたしずっと涙が止まらなかった。
幸せな場面でずっと、涙してた。
へんてこな関係性を
受け入れてくれるひとたちが居れば
絶対に生きていける。
羨ましさしかない。

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『生きててごめんなさい。』を観た。

『生きててごめんなさい。』を観た。

さっき『生きててごめんなさい』を観た。
お互いがお互いになりたい、というラストシーン。
わたしも誰かになりたい、と思って
ずっと生きてる気がする。

ここ3ヶ月間、ずっと不調で、
身体も心もなんだかおかしくて、
夜中に眠れずに布団に潜っていたときに
ふと思い立って予約した心療内科。
どんどん気持ちが沈んで行くから
自分でうつ病セルフチェックとかやったりして
ずっと誤魔化そうかと思ってたけど
もう無

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『左様なら』を観た。

『左様なら』を観た。

Amazonプライムで何気なく関連動画を見ていた際に、たまたま出会った。

この出会いは、何かを意味しているのかもしれない。この映画に出てくる女子高生たちは、わたしの周りに確実に居たし、わたしの記憶が映像化されたのかとすら思えるほど、身近に感じられる映画だった。こんなにもひとつの映画の中に、「共感」「共鳴」できてしまうシーンがあるなんて想像もしていなかった。

イラストレーター「ごめん」さん、20

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『明け方の若者たち』を観た。

『明け方の若者たち』を観た。

2021年12月31日、大晦日遂に公開。

まずは、だいすきな小説が映画化されて
全国公開したことに対しての感動の涙。
カツセさん、本当におめでとうございます☺︎
マカえんが主題歌なのも嬉しい。
どう考えても『ヤングアダルト』なのだから。

これは原作を好きになり過ぎた故なのかもしれないけど
この「映画」については低評価ボタンを押したい。
原作を読んでいない人が観たら
ただの身勝手な女とそれに振り

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『スパゲティコード・ラブ』を観た。

『スパゲティコード・ラブ』を観た。

2021年12月1日(水)、映画の日 。

公開前から気になっていた映画『スパゲティコード・ラブ』を観に行きました。

はぁ、過去一好きな映画に出会ってしまったかもしれない。

どうしよう。とっても好きだった。
映像も言葉たちも構成もすべて。
脚本が緻密すぎるし、映像編集が巧み過ぎる。
ありきたりな展開だなんて言われたらそうなのかもしれないけど
この映画の13人は、自分たちの周りに絶対いる。

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『あのこは貴族』を観た。

『あのこは貴族』を観た。

あらすじ:
階層による「普通」が全然違うことの驚き。
まぁ別に階層だけでなくても他人のおうちとの「普通」の差に唖然とすることがありますが…。冒頭から華子のおうちの正月の風景が出てくるのですが、まずここで私たち庶民とはまるで異なる彼女の家の「普通」をみせつけられるわけです。
なんてたって高級ホテルで正月に会食、しかも畳部屋なのにイスとテーブルで食べるんですか?????
しかも話題が華子が婚約破棄され

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『くれなずめ』を観た。

『くれなずめ』を観た。



無事、くれなずみました。

ある日突然、友人が死んだ。
僕らはそれを認めなかった。
泣きたいのに笑えて、笑いたいのに泣ける。
“狭間”の時間に起こる奇跡─
優柔不断だが心優しい吉尾(成田凌)、劇団を主宰する欽一(高良健吾)と役者の明石(若葉竜也)、既婚者となったソース(浜野謙太)、会社員で後輩気質の大成(藤原季節)、唯一地元に残ってネジ工場で働くネジ(目次立樹)、高校時代の帰宅部仲間がアラサー

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『生きてるだけで、愛。』を観た。

『生きてるだけで、愛。』を観た。

「生きてるだけで疲れる」

「津奈木は私と別れられていいな。
私は私と別れられないんだよね」

絶妙な言葉たちがたくさん飛び交う映画でした。

あらすじ

感想
共感できるようで、共感できない。

兎に角心が痛くなった。

趣里さん演じる主人公・寧子は躁鬱病で過眠症ということで、全ての人が共感や感情移入ができる映画ではないと思う。働いて帰ってきた恋人にキツく当たったり、自分の話ばかりしたり、健康

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『花束みたいな恋をした』を観た。

『花束みたいな恋をした』を観た。

※ネタバレ含みます!!!!!(そもそも見てる人少ないから大丈夫かぁ!!!)

『花束みたいな恋をした』
2021年1月29日全国ロードショー
1994年生まれ、私と同い年のふたりの明大前から始まる物語。きっかけは、押井守。

あらすじ:東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った 山音 やまね 麦 むぎ (菅田将暉)と 八谷 はちや 絹 きぬ (有村架純)。好きな音楽や映画が嘘みたい

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『花束みたいな恋をした』Special Making Photo Movie

【Introduction】
「東京ラブストーリー」(91)、「Mother」(10)、「最高の離婚」(13)、「Woman」(13)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(16)、「カルテット」(17)、「anone」(18)など、常に私たちの心を捉えて離さない多くの連続ドラマを手掛けてきた脚本家・坂元裕二が、2020年の東京を舞台に、今を生きるすべての人へ贈るため書き下ろした最新作。
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『あの頃。』を観た。

<<“推し”に出会って“仲間”ができた。>>
ハロプロの名曲たちが彩る 笑いと涙の青春エンターテインメント!!

◆STORY
大学院受験に失敗し、彼女なし、お金なし、地獄のようなバンド活動もうまくいかず、どん底の生活を送っていた劔(つるぎ)。ある日、松浦亜弥の「♡桃色片想い♡」のMVを見たことをきっかけに、劔は一気にハロー!プロジェクトのアイドルたちにドハマりし、オタ活にのめり込んでいく。藤本美
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