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毎日の暮らしの中で

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毎日の暮らしの中で感じたことを綴ります。人やモノ、どんなに小さなことでも幸せを感じられたらいいなと思います☺︎
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2020年8月の記事一覧

私の素籠もり

私の素籠もり

7連勤が終わったのは太陽が猛烈な熱を帯びて私の身体を突き刺した昼間だった。
寝坊なんてしまいと目覚まし時計よりも意識の方が重たいまぶたをこじ開けさせていた。朝から今日までの連勤を思い返しては疲労と熱のこもった鉛のような私を一刻も早く休ませたいと思った。日傘を差しても日焼け止めを塗りたくっても防ぐことのできない夏の温度は私の体温と精神を生ぬるくどうしようもなく溶かしていった。

何をするにもやる気が

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愛とセンスを身に纏って

愛とセンスを身に纏って

ゆったり流れるスカートの裾をひらひらと舞わせる瞬間が心地よい。だから私はワンピースやスカートが好きだ。軽やかに飛び立てそうな気がして今日はどこに歩いて行こうかと胸を高鳴らせる。

最近、新しく買ったワンピースの丈がどうしても長くてお直しのために私の手から離れる期間が少しあった。だが、それが間違いだった。小旅行から帰ってきた我が子は無残な姿だった。あんなにたっぷりとした裾は半分以上も斬り込まれ、洗練

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はじめの一歩の嬉しなみだ

はじめの一歩の嬉しなみだ

これから書くのは最近あったとっても嬉しくて感動して涙がボロボロとまらなかった話だ。

学童保育所でアルバイトをしていた時のこと。

学童には今、四年生のダウン症を持った女の子がいる。彼女はたくさん遊ぶし、たくさん食べるし、何より笑顔が本当にかわいらしいのだ。

そんな彼女がはじめて私のあだ名を大きな声で呼んでくれたのだ。とってもかわいい笑顔を私に向けながら何度も呼んでくれた。たいした話じゃないと思

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子どもの保育は私の保育🌱

子どもの保育は私の保育🌱

大学生になって学童保育所でアルバイトを始めて3回目の夏がやってきた。今年の夏休みはコロナの影響があったためとっても短い。それでも子どもたちの夏の1日保育は長く感じる。朝から照りつける太陽の日差しに嫌気がさしながらセミの鳴き声をBGMにして学童保育所へと私は向かう。

朝8時から集まっている子どもたちはまだ少し眠そうで、朝の勉強タイムはまわらない頭を起こして一生懸命ドリルや日記に取り組んでいる。1時

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夏の煌めきを抱きしめて

夏の煌めきを抱きしめて

上半期の大学での単位に関わる授業課題を全て提出して私に夏休みがやってきた。長い長いオンライン授業課題から解放されてパソコンを閉じた時の安堵感ははかり知れなかった。

さて夏休みは何をしようか…世の中はコロナの影響で少し閉鎖的で遠出したり、友達に会うことは頻繁にはできない。それでも夏は容赦なくやってくる。そこで私はこのうだるような夏を楽しむための計画を立ててみる。意外とこの計画を立てている時間が1番

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私に映るpublicité

私に映るpublicité

publicité(ピュブリシテ)はフランス語で広告や宣伝を意味する単語である。今日は私が思うpublicitéについて書こうと思う。

″美容と健康に良い”と言われると飛び付きがちなのは女子。(ちなみに、きらびやかな輝きを放つものにも目がない。)あまり謳い文句に執着せず気に入ったものがあればとことん収集するのは男子。(時計や車など…?)そして新発売・数量限定・期間限定と言った言葉には男女ともに惹

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