青海三丁目 地先の肖像

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青海三丁目 地先の肖像「語られること」

2021.08.21 | 森藤

8月5日から2k540という山手線高架下のスペースで今回の展示が東京ビエンナーレのうちの1プロジェクトとして始まった。
際して書きたいことはいろいろあるのだが、展示場での思いがけない話を記す。

展示会場に在廊すると、様々な方に巡り会える。
埋立地(夢の島)や沿岸部へ個人的体験をされた方が少なからずおり、その様子を聞くのが興味深い。

例えば、服飾の仕事をしていた

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青海三丁目 地先の肖像「待ち焦がれた大地」

2021.06.16 | 葛

緊急事態宣言の期間が延長されてしまった。

事前に環境局から、緊急事態宣言下では、バスツアーはできない可能性が高いとの連絡があったので、もうツアーができなくなる前提で代替案を準備していたところ、急遽「今回は緊急事態宣言下でもできる」との電話が入る。

我々は大慌てで再びバスツアーの準備をし直した。

紆余曲折を経て、ついに、やっと、ずっと入ることのできなかった、中央

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青海三丁目 地先の肖像「広大な庭」

2021.05.30 | 葛

土曜日の昼下がりだったと思う。私たちは、庭師と舞台美術家と品川で落ち合ってから、青海三丁目地先へと向かった。

つい最近も埋立地に行ったばかりだったけれど、強風と雨に翻弄されたあの人は違って晴れた気持ちの良い日だった。

2人のゲストを迎えての、プラーベートな小さなツアー。まず中央防波堤外側埋立地へと向かう。

土日に来るのは初めてだったけれど、コンテナ車など物流ト

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青海三丁目 地先の肖像「土壌を煮詰める」

2021.05.21 | 森藤

梅雨宣言は出ていないもの、憂鬱な空模様が増えた5月の下旬、私たちは再度青海の地先へ降り立っていた。

風は強く、視界の中を髪が跳ね回る。
今回は私の中では目的地があり、数週間待ちに待った上陸だった。
前回の4月の訪問の際、長く広い一本道の脇にふと見つけた桑の木に会いにきたのである。
ちょうど、実が色づく頃だ、と。

その場所に近づくにつれ、ポツポツと降り出した雨は

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青海三丁目 地先の肖像「白壁と夢の島」

2021.04.22 | 葛

ほぼ半年ぶりに、青海三丁目地先へと向かうこととなった。昼下がりに北品川にて集合し、車を借りて青海へと向かって走らせた。

五輪の準備がいよいよ進んでいるらしく、東京都のウェブサイトには道路の封鎖状況が掲載されている。その内容によると、どうやら中央防波堤内側埋立地のかなりの部分が封鎖されているようで、特に歩道が歩行禁止となっていて、私たちは現地の状況を確認するために、

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青海三丁目 地先の肖像「見慣れぬ夜景」

2020.09.18 | 葛

東京テレポート駅のロータリーにて待ち合わせた。森藤は別プロジェクトの設営が終わってから車で来て、私をピックアップして、2人は春から長らく訪れていない土地へと向かった。

日が暮れてゆく前に上陸したかったけれど、あっという間に日は暮れてしまった。

車で島に入るのはこれが初めて、新しくできたばかりのいくつかの道路、橋、トンネルを通過するのも初めて。

この冒険に私たち

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青海三丁目 地先の肖像「テスト・ワークショップ」

2020.08.23 | 葛

とある暑い日の午後、東京ビエンナーレ事務局の方々に市ヶ谷の事務所までご足労いただき、私たちの描き続けた地図を使った、テスト・ワークショップをさせていただいた。

新型コロナウイルスの流行を踏まえて、少人数でできる形でのいくつかのワークショップを計画し、試行させてもらった。ここでは特に、フィールド・ツアーを疑似体験してもらったワークショップと、我々が描いたように、地図

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青海三丁目 地先の肖像「分身を送り出す」

2020.08.20 | 森藤

夏に打ち合わせを終えた後、カフェで飲み物を頼むと、ビニールで包まれたお手拭きがついてきた。
封を開けたそれをしばし弄る。
箸の紙袋や紙ナプキン、そういったものを店で食事中についつい折ったり、ねじったり、小さく切り裂いたりしてしまう。私の癖の一つだ。
その日は細長いビニールを中程で縛って、先を切り裂いて、人型が出来上がっていた。
この子はこれからゴミ箱に入った後、私

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青海三丁目 地先の肖像「岡本信治郎の「銀ヤンマ」と日野啓三の『夢の島』」

2020.08 | 葛

7月の終わりに差し掛かった頃、再開して間もない東京都現代美術館に「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展を観に滑り込みで訪れた。異様なほどの賑わいを通り抜けて、吹き抜けの大きな気積を堪能しつつ、常設展の方にも足を延ばした。

オラファー・エリアソン展からもいくつか得るものがあったが、埋立地の地図を黙々と描き続けていた私の目に飛び込んできた「銀ヤンマ」に、心を奪われ

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青海三丁目 地先の肖像「木はいつか、森となる」

2020.08.01 | 森藤

夏の初め、出身高校から学校で生徒へ向けて講演をしないか、と声をかけていただいた。
講演自体はキャリアの紹介を基軸にしたものではあったが、取り組んでいて身近なゴミ問題と絡めて青海三丁目地先を紹介することにした。

この頃は、中高生の居場所を作るNPO法人ともワークショップを企画していて、10代にも実感ができる参加の仕方や伝え方を考えていた時期でもあった。
その場所に

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