マガジンのカバー画像

心理学

32
運営しているクリエイター

#毎日note

パブロフの犬

心理学者について書くのは需要がない気がしたので、やめます。

前にも行っていた通り心理学の効果を中心にやっていきたいと思います。

小学生にもわかるように説明することをめざします。

パブロフの犬

パブロフの犬というものを知っていますか?

先に言っておくと心理学者ではなく生理学者です。

犬はエサを食べると唾液を出しますよね。

このような無条件に生じる先天的な生理的反応を無条件反射といいます

もっとみる

96 プレゼントはいつ渡すといい?

プレゼントを渡して出来る限り喜んで、自分のことを好いてもらいたいですよね。

では、誰かにプレゼントを渡すときはいつがいいのでしょうか?

結論から先に言うと帰り際です。

それはなぜでしょうか?

ダニエル・カーネマンが提唱している「ピーク・エンドの法則」というものがあります。

この法則は、経験をしていた時のピークと終わりだけで印象を判断するというものです。

例えば、部活で途中にいつも通りの

もっとみる

95 頑張ることは大事じゃない

頑張ることはいいことのように聞こえますよね?

そうです。いいことです。

頑張っている人がいたらかっこいいですもんね。

この記事で、書きたいのは頑張ることっていいことだけど、大事じゃないよって話です。

頑張るって、自分にとっての労力を割いて何かしらの努力をすることだと思うんですよ。

例えば、料理が好きな人にとってはその時間は頑張ってやるものではなく、楽しい時間を過ごしているわけです。

もっとみる

94 人は全員頭いい、そして全員頭が良くない

今日は偏見というか持論を発表したいと思います。

この世の中の人全員頭がいい、そして全員頭が良くないです。

説明していきます。

まず頭がいいって何でしょう。

それは、自分に備わっていないものを持っているときに感じるものだと思います。

わかりやすく言うと、僕は英語が苦手です。僕より英語ができる人すべては頭がいいなと感じるわけです。

なので、人は何かしらの長所があります。そこに注目すれば何か

もっとみる

93 仲間の手抜きを防ぐには

皆さんは、自分は頑張っているのにあの人だけは手を抜いて作業しているなと感じることはないですか?

たぶん、ありますよね。

学校や職場など、ほかの人と関わって何か進めていくときにはあると思います。

それをさせないためにはどうすればいいでしょうか?

仕事を例にしてみると

一人一人がどれだけの業務を行ったか、わかるようにしておくようにするだけです。

グループ単位で成果を見るのではなく、個人単位

もっとみる

92 いじめの始まり

皆さんはいじめをしたことはありますか?

ないことを祈りますが、実際起きていることは間違いないです。

では、どうして起こるのでしょうか?

一言で言うとそれは嫉妬です。

もっと言えば、自慢に対しての反感によるものです。

(補足しますが、いろいろな理由から起こりえます。これがすべてではありません。)

アメリカのハーバード大学のガス・クーニーはこのような実験をしました。

4人のグループを作り

もっとみる

91 男女でよく見られる場所はどこ?

一度は考えたことあるのではないのでしょうか?

異性に、どこをよく見られているのかな?と

気になりますよね。

すべてに気を使えるわけではないですからね。

そこで、女性の皆さんには悲報なのですが、男性が女性を見るときは

身体全体

を見ているということがわかりました。

すべてに気を付けるべきということですね。

逆に男性は女性に



を見られるということでした。

ピンポイントなので、

もっとみる

90 人に見られると緊張しちゃう

ついに90日連続投稿です。

皆さんは、人に見られながら何かをすると緊張して、いつものようにいかなくなることはありませんか?

どうして緊張してしまうのでしょうか?

理由は簡単です。

慣れていないからです。

これに尽きます。

環境とかの外部の影響は置いといてですが、

アメリカのミシガン大学のヘーゼル・マーカスさんの実験によれば、

慣れている行動は人に見られることで、パフォーマンスが上が

もっとみる

89 絶対に食べる量を減らす方法

皆さんはダイエットなどをしていますか?

していなくても、痩せてたり、きれいな体になりたいなと思ったことはありませんか?

でも何から始めればいいのかわからないですよね。

そこで、一つ方法を教えたいと思います。

それは、いつもよりも小さな茶碗、小さなスプーン、小さなコップを使うことです。

そうすることで食べる量を減らすことが出来ます。

アメリカのペンシルバニア大学のアンドリュー・ゲイアーさ

もっとみる

88 兄弟の中で一番いいのは

皆さんには、兄弟がいますか?

いるなら何番目でしょうか?

何番目になると一番いいのかという実験があるので紹介します。

いいというのはここでは人気があるのかという定義です。

メンフィス大学のキャサリン・キッツマンが行いました。

小学生を対象として、一人っ子、兄(姉)、弟(妹)の3パターンに分けました。

そして、クラスで好きな人3人、嫌いな人3人を上げてもらいました。

それを集計してみる

もっとみる

85 自分は善人ですか?

あなたは善人だと思いますか?

たぶん、みんな流石に善人だと思わないかもしれませんが、悪い人であるというい人はいないと思います。

でも、ほかの人からは悪い人に見えていることだってあります。

どうしてでしょうか?

これには記憶の選択作用というものが影響しています。

簡単に言えば、自分がいいことをしたときはよく記憶しておき、ほかの人が親切にしていてもよく覚えていないですよね。

このように、自

もっとみる

84 甘え上手になろう

昨日はドアインザフェイスというものを紹介しました。

同じようなこうかがあるものはもう一つあるので、それも紹介したいと思います。

それはフットインザドアです。

ローボールテクニックとも同じ効果です。

お願い事をするときに小さい簡単にやってあげられることを何回も何回もお願いすることで、断りにくくする効果です。

最初はほんとに簡単なことでもいいです。

学校とかなら、消しゴムを貸してもらったり

もっとみる

82 なぜ事件を起こす人は性格に問題があるのか?

皆さんは、事件のニュースを見たときに犯人がどうして行ったか考えたことはありますか?

たぶん、殺人事件であれば、相手を恨んでいた、快楽殺人者だったからなど考えるかもしれません。

これら犯人の内側にある性格が原因と考えることを内的帰属といいます。

逆にその当時の状況から他者や環境が原因と考えることを外的帰属といいます。

人は内的帰属に考えやすいといいます。

犯人を一概に否定するのではなく一回

もっとみる

81 一番有名な心理学実験

一度はどこかで聞いたことがあるのではないのでしょうか?

スタンフォード監獄実験

多分一番有名な実験だと思います。

その実験というのは、与えられた役割や実験によって人の行動はどう変わるのか?という疑問から始まりました。

模擬刑務所を作り、囚人と看守に分かれて生活しました。

もちろん服装や施設の整備は本物に似せました。

2週間行う予定が看守役が囚人役に対して、命令的、支配的になり暴力行為が

もっとみる