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パニック障害との闘病〜記憶を超えよう。
パニック障害になって、最初はパニック発作、症状が出る場所、行動を人間は絶対避けてしまう。
僕もその一人だ。
特に発作が起きた行動(僕は車の運転)が特に避けがちで、本当に最初は車に座るだけで感覚、記憶がフラッシュバックした。
しかし避けていてはどんどん身体が敏感になり、更に避けてしまう。
このままではダメだ。 と思い洗車が大好きだったので洗車をしてみた。
これが程よい運動になり、またピカピカになった
パニック障害との闘病〜毎日一歩ずつ、自分のペースで。
そしてウォーキングにハマり、数日が経った頃家の近所に陸橋があるのだがそこを超えてみたいな。という風に思えて来たのだ。
ドキドキ…大丈夫かなぁ、でも行きたいなぁ…
とりあえず落ち着いて向かってみる。
いつも駐車場内しか知らない僕からしたら大冒険だった。
…越えれた!
凄く嬉しかった。と共に次はあの十字路に行ってみよう。次は十字路超えて更に奥に向かってみよう。そう、ある事に気づいた。
僕は車、バイク大
パニック障害との闘病〜少しずつ
とりあえず、ギターを触り出し、楽しんでいた僕なのだが、やっぱり前みたいに外に出たい。太陽を浴びたい。と思っていた。
でもいきなり外に出るのは怖いので、まずは家の扉から一歩出て廊下に出てみた。
そして数秒耐えてみる。 うん、大丈夫だ。
僕の家はマンションなので家を出たら下にはそこそこのスペースの駐車場がある。
今度は駐車場に降りてみる。 大丈夫だ。
そして駐車場を何周かグルグルと周回してみる。
大丈
パニック障害との闘病〜一筋の光?
そう、絶望に明け暮れていた僕は
・とりあえず家で出来る事
を考えた。
ふと部屋を見ると埃まみれのギターが部屋に置いてある。
これだ!と思いとりあえず触ってみた。
うん、懐かしい。笑 そして弦がサビサビだし服が埃だらけになった。
とりあえずギターケースに予備の弦が1セット入っていたはずだ、ガサゴソ漁ると見事に出てきた。そしてギターの清掃用のオレンジオイルもついでに転がって出てきた。 凄く嬉しい気持ち
パニック障害との闘病〜絶望
そして病院に診断書を書いてもらい、休職生活に入ったのだが、最初はホントに家を出るのも怖く、お風呂に入るのにすら恐怖、不安を覚える。
そして段々と家から一歩も出れない不安感、将来とか仕事に対する絶望感が僕を襲ってきた。
仕事も順調に行き、好きな車にもバイクにも乗れ、いつも当時の彼女の家に土日は泊まっていた生活から一変、外に一歩も出られない、発作が起きたらどうしようという不安感が常に襲っていたのだ。
パニック障害との闘病〜薬について
そして初診の時に、薬を処方してもらった。
・セルトラリン錠(明治)
これはゆううつな気分の低下、強い不安などを改善する。と書いてある。
これはうつ病やパニック障害等の人間はいわゆるセロトニンというやる気や多幸感を感じる物質が脳内で分泌されているが感じにくくなってるらしい。
そしてこのセロトニンは通常は分泌されると、また再取り込みされ、再利用されるらしい。
しかし、その分分泌されたセロトニンが減って
パニック障害との闘病〜初めての心療内科
そして心療内科を予約したのだが、基本的に心療内科の初診は完全予約制の所がほとんどらしい。
予約の電話を入れた所、三日後と言われた。
が、とにかく不安で不安で仕方なく、三日間もこの状態では持たない。と思い無理を言って翌日にして貰えた。
そして心療内科へは電車で二駅なのだが、一人で電車を乗るのすら怖くて、親に付き添って貰いなんとか心療内科へ辿り着いた。
診察には今の状況、精神的には口で全てを説明出来な
パニック障害との闘病〜現実
そしてとうとう仕事に行ってもすぐに息苦しく倒れそうな感覚に襲われ、早退、有給を使い休む日が続いた。
段々お風呂の中、家をちょっと出るだけでクラクラ、息苦しい、震え、冷や汗の発作が出る様になった。
僕は必死で発作が出る度誤魔化し、ほんと先が不安になった。
そして必死で症状を調べていく内に出てきたのがパニック障害だ。
パニック障害と聞くとなんだかパニックになって暴れたり、おかしくなる病気というイメー
パニック障害との闘病〜一時の安心感?
そして麓のコンビニに車を停めてちょっとぐったりして降りるか迷っていたら横に車が。
必死に目を開けて横を見ると見覚えのある人が。
なんと奇跡的に通りかかった先輩が停まってくれたのだ。
この時凄く安心した。 ホントに安心し車を降りる事が出来た。
会話もなんとか出来たがやはり視界がクラクラ、このまま意識を失うような謎の不安感が僕を襲う。
後にこの時出会った先輩に聞いたらやはりその時の僕の様子はおかしく、
パニック障害との闘病〜このまま死ぬのかな?
そして来たからには帰らないとダメだ。
しかし、帰る数時間前から目の前が凄くクラクラして、息苦しく今にも倒れそうな時間が続いていた。
運転代行を呼ぼうかと本気で悩んでいた。
タバコも普段吸っているのだがここで吸ったらまずい。そんな本能でタバコもコーヒーも数時間辞めていた。
しかし時間は経つので意を決して車に乗り込んだ。
車の照明、信号機、対向車のライト、全てがぼんやり浮いて見える。
そして目の前がま
パニック障害との闘病〜やっぱりおかしい。
そして数日が過ぎ、日常的に出る障害は疲れてるのだろう。となんとかやり過ごし、日々を強引に過ごした。
しかし日に日に色んな場面で症状が出始めていた。
そしてまた車に乗る機会が有った。
だが乗る前からクラクラ、息苦しい、震え、異常な冷や汗が出た。
とりあえず近所の薬局で現代ストレスに効くという薬を買って飲んですぐに車に乗り込んだ。
これがダメだったのだろう、ホントに目の前がクラクラし、元々車好きなのだ