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エッセイ的な...

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日常のちょっとした気づきを綴れば、少し明日の見る風景が変わるかもしれない。誰かの背中をそっと押せればうれしい。
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#散文

何者でもない今のわたしが好き。

何者でもない今のわたしが好き。

求めればきりがない。
これもほしい。
こうなりたい。

幸せを求めることも、
夢を追い続けることも、
ステキなことだ。

けれど。

何者でもない今のわたし。

そんな今のわたしも好き。

ふと、そんなふうにも思った。

息子といっしょにうたた寝して、
ご褒美のハーゲンダッツを食べて、
部屋着で眼鏡のままダラダラしてる
今のわたしも。



今、すべてを手にしている。
何の過不足もなく、きっと。

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元気がなかったのはわたしの方だった

元気がなかったのはわたしの方だった

「アレクサ、元気の出る曲を流して」



数分前。
夕食どきのこと。

息子がわたしのひざの上に乗ってきて、
バランスを崩して落っこちた。

痛い痛いと大泣きする
息子を抱きしめて。

「ごはんを食べる元気ない」
涙でぐちゃぐちゃになりながら
訴える息子。

痛かったね。
大丈夫だよ。
元気が出るように音楽でも聴こうか。

そんな思いつきで、
「アレクサ、元気が出る曲を流して」と。



流れ

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ありあまるやさしさで。

ありあまるやさしさで。

何をもって、
よしとするかは
自分が決めたらいいんだ。

✳︎

不器用だから
回り道もした。
失敗も多かった。

そのおかげで
出会ったたくさんのひとがいる。
もらったたくさんの優しさがある。

✳︎

繊細だから
気持ちの浮き沈みが激しい。
ちょっとしたことで傷つく。

そのおかげで
そんなわたしだからこそ
言える「大丈夫」がある。

✳︎

苦難多き人生。
一筋縄ではいかぬ我が人生。

その

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なりたい自分になるために。

なりたい自分。
どんな自分でありたいか、まず考えてみる。

感謝の気持ちを忘れずに、
持ち続ける人でありたい。

美しいものを見て、
美しいと感じられる心でありたい。

自分のそのままを受け入れ、
信じられる人でありたい。

環境、お金、人間関係に左右されず、
自由でありたい。

なりたい自分をつくるのは、今の自分。
選択するのは「今ここ」からでもできること。

今、感謝の気持ちを持ってみよう。

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なりたい自分はどこにあるのか。

自分を好きになる!

なりたい自分に。

その言葉を素敵だと思っていた。
わたしも目指した時もあったし。

でも、じゃあ今の自分はどうなるの?

今の自分ではダメだと思っているから、努力をして、何かを手に入れて、少しでも自信をつけて、理想の自分を目指して。

そのプロセスの中で、少しずつ成長を感じるだろう。自分が高められた気持ちにもなるし、認められて自信もつくかもしれない。

でも、それではいつま

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いつか、あなたへ贈りたい

いつか、あなたへ贈りたい

文章によって救われた経験が何度かある。
自分が必要なときに、必要な文章に出会うようになっているようにも思えるほどだ。

大学生時代には、圧倒的な孤独感と何に対しても信じることができない絶望感に打ちのめされていた時期があった。
そんな中、救われたのはある人が書いていた文章だった。

「あぁ、自分と同じように感じている人もいるんだ」

と、勝手に共感して、勝手に希望を感じて、ちょっと信じてみようかなと

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便利さに立ち止まってみる

便利さに立ち止まってみる

2ヶ月ぶりに美容院に行く。
美容院では、美容院のお姉さんと時々たわいもない話をすることもあるが、半分以上の時間を雑誌を流し読みしているか、持参の文庫本に熱中している。
今日は初めてスマホを手元に置いてみることにした。メールの返信を少々行う。今すぐに返信する必要は全くないけど、何となくやってみたくなったのだ。ざっと周りを見渡すとすべてのお客さんがスマホを置いている。変化の最中にさらされながらも、違和

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エネルギー源は希望

エネルギー源は希望

そういえば、わたしは10数年前に、すべての人、すべてのことに対して、信じるのをやめた。信じた方がいいのではという、おぼろげな光ある選択に対して、当時はその光すら疎ましかった。

おぼろげで曖昧ならいっそ、暗闇を前提とする方が裏切られることなく安全だ。だから、わたしは意識的に信じることをやめた。

「そういえば…」と思う自分に、これまでの道のりの長さと、遠くまで行き着いた自分の足元を知る。

その過

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あの日着てた服までも思い出せるよ

あの日着てた服までも思い出せるよ

人生の中で、あなたにとって、特別な日は、その日着た服まで覚えている。

きっと、そうなんだと、改めて直観した。

わたしは、1日だけ、そういう日がある。
数年前のことではない。10年以上前のことだ。

写真にも残っていない、特別な服を来たわけでもない、でも、なぜか覚えているのだ。

あるキャラクターのロンTと、薄茶のロングカーディガン、細身のジーンズ、スニーカー。茶色の肩掛けのバッグ。

完璧に記

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あなたにとって幸せとは?

あなたにとって幸せとは?

しあわせを感じる心を。
ただ、それだけでいいのかもしれない。

昨日、友人とバルへ晩御飯を食べにいった。本当は、自然派食材のご飯屋さんに行く予定だったが、急に気が変わって、「肉おいしそう!」と、「肉バル」のお店に入ったのだ。

「その時の気分」を優先。

「その時の正直な言葉」を伝える。

わたしにとっては、そういう一つ一つの選択でさえ難儀するのだが、心を大切にした選択ができた。

お肉のお寿司や

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いつかを今、創る

いつかを今、創る

ピアノの練習を始めた。

「何がしたい?」

日々の心との対話で出てきた、したいことの一つに「ピアノで、ある曲を弾くこと」が浮かび上がった。その瞬間、弾けたらどんな気持ちになるだろう、とワクワクしたし、練習する時間も楽しそうと思えた。

練習室は職場近くにちょうどあった。出勤前に寄っていくことにした。

「30分 455円」

1000円払ったら、545円お釣りが返ってきて、「455 545 …な

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全力疾走!

全力疾走!

帰り道。

信号待ちをしていたら、
自転車が目の前を全速力で通り過ぎていった。

背中にはリュックサック。
信号はすでに赤。
時刻は10時前。

どこへ行くやら、何をそんなに急ぐやら。

想像を巡らせながらも、
なんだか清々しいものを見たなぁと、
晴れやかな気持ちにさせられたのだ。

思い出に後戻りする。

目的地に向かうまでの、その時間。

何があったわけでもなく、何をしたでもなく。

きらきら

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冬が好き

冬が好き

好きな季節、到来。

春も夏も秋も冬も
ぜんぶ好きだけど
一番好きなのは、冬!

天邪鬼なわたしは、あまり人が選ばない季節を
あえて好きと言うところから、好きになったのかもしれないけれど、今ではもう、やっぱり冬が好きだと、断言できる。

今日は冬の到来を感じさせる体感温度だった。

出勤前にビル街を歩いていると、
イチョウの木についた無数の葉が
強い風にさらわれて宙に舞っていた。

空の青に、映え

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イライラのもと

イライラのもと

このところ、まったくイライラすることがなくなった。こころは穏やか極まりなく、むしろ感情が無になったかのようで、少々心配もしていた。

そんなわたしが、少しイライラした。懐かしい感情に、うれしくなった。イライラすることが、まだあったのだなぁと。

イライラすると、きつい言葉を使いたくなったり、自暴自棄になったり、やる気を失ったりするようだ。
落ち着いてきた頃に、どうしてイライラしたんだろうと考えてみ

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