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エッセイ的な...

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日常のちょっとした気づきを綴れば、少し明日の見る風景が変わるかもしれない。誰かの背中をそっと押せればうれしい。
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#考え事

ひとと比べてしまうあなたに。

ひとと比べてしまうあなたに。

ひとと比べて自分は劣っているような気持ちになる。
世の中には自分より素晴らしいひとがたくさんいて、自分に価値がないような気がしてしまう。

ふとした時に、そんな感覚になってしまうことがある。

そういう時は、ずーんと気持ちが下がっていく。
前向きだった気持ちはどこへやら。
やろうという決意や、がんばろうという意欲もどこかにとんでいってしまう。

ひとと比べないようにしよう。
自分は自分でいい。

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心が静かに燃えている

心が静かに燃えている

そろそろ本気出そ。

久しぶりにイヤホンをつけて、
心地の良い接客を受けてもらった
マグカップのラテを飲みながら思う。

わたしがやらな、誰がやるねん。

心に火が灯るとき、
何の根拠も自信もない。
ふっと湧き起こる強い思い。

幾度となく、大切なタイミングで
出会った音楽や本たち、
かけがえのない人たちのことを思い出す。

背中を押されるようにここまできた。

背中を押されるばかりで
今度はわた

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ありあまるやさしさで。

ありあまるやさしさで。

何をもって、
よしとするかは
自分が決めたらいいんだ。

✳︎

不器用だから
回り道もした。
失敗も多かった。

そのおかげで
出会ったたくさんのひとがいる。
もらったたくさんの優しさがある。

✳︎

繊細だから
気持ちの浮き沈みが激しい。
ちょっとしたことで傷つく。

そのおかげで
そんなわたしだからこそ
言える「大丈夫」がある。

✳︎

苦難多き人生。
一筋縄ではいかぬ我が人生。

その

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今は「魅力」の時代

時代の流れが変わってきている。
なんとなく感覚的にそう感じていたけれど、どうやら、その感覚はあながち間違っていないようだ。

「土の時代」から「風の時代」へ。

さらっとどういうものなのか、調べてみたことがあったが、物質的なものに価値が置かれていた時代から、目に見えないもの、精神性に価値が置かれる時代に移行してきている、というらしい。

そんな時代の流れもあるのか、
「好きなことをして生きる」

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頼る能力

頼る能力

ひとに頼る、そのためには、自身の性格が左右するところも大きいが、それ以外の部分も作用しているのではないかと思う。

子育てをしていると、自分だけでは立ち行かないことも多く、周りの助けが必要となる場面もある。そのときに、いかにひとに頼れるかというのは重要で、ひとりでむきになってがんばろうとすればするほど、自分も周りもしんどくなる。
そうなると、もう悪循環から抜け出せない。

一人でがんばる
   ⇩

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いっそのこと諦めてみたら

いっそのこと諦めてみたら

「諦める」

「開き直る」

どちらもネガティブな表現に使われるかもしれない。

しかし時に、諦めること、開き直ることによって、救われることもある。

子どもと向き合っていると、こちらの思うようにはいかないことだらけだ。頭の中で考えていたことや、想定していた計画を全部ひっくり返されて、途方に暮れることも少なくない。

覆される現実に嫌気がさしたり、自分が情けなく感じたりもする。

・・・いや、待て

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何にもできない日だとしても。

何にもできない日。

今日はプリンを作っている時に指を火傷してしまって、そのあとの家事や、他にやりたかったことも全部できなくなってしまった。
なぜか、気分も落ち込んでしまう。

今も、noteを書いているけれど、なんとか書いている、という状態。

こんな自分を許せなくなりそうになる。

それでも、いつの間にか日は沈み、夜になる。

駄目だと思えるそんな一日も、
何の変わりもなく過ぎていく一日も、

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未来を創っているのは今の自分

未来を創っているのは今の自分

ー望みを持ち続けると叶う日がきっとくるー

長い苦しみの中にあって、そんな言葉を信じるほど前向きになんかなれない日もあった。

どこまでいっても暗闇みたいに思える世界から、いつ自分は解放されるのだろうかと、孤独に打ちひしがれながらも、一縷の望みをこころの中にひっそりと持ち続けていた。

それは、ノックしても、ノックしても、決してドアが開くことのない固い扉のようだった。

ほんの些細なことがきっかけ

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見たいものを選択する意思を持つために

見たいものを選択する意思を持つために

長いトンネルの先に見える景色をぼんやりと眺めていた。視界には、青々とした若葉が光にあたって輝いているのが見える。

それを見ながら、見ようとするものは全部スポットだなぁと思った。焦点を当てる、という意味で。

人は見たいものにスポットを当てる。

トンネルから見える景色のように、周りの景色は遮断され、見えなくなる。

光が当たるのはその部分だけ。

同じ現象が起こっていても、人によって捉え方が異な

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もやもやした感情は、心からの小さな叫び

もやもやした感情は、心からの小さな叫び

自分のもやもやした感情をそのままにしておくと、きっとその感情は腐っていって自分を蝕んでいくと思う。

自分だけが我慢すれば済むことだ。

まあ、少しならいいだろう。

こんなことで悩むなんて馬鹿げている。

流しておく方がその場は楽だから流す。
そうすると、一つの小さなもやもやだったものが蓄積されていき、説明しようのない不満へと変貌する。

その不満は周りのひとに向けられることもあろう。
暴言や愚

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人生はボーナスステージ

人生はボーナスステージ

「死ぬこと以外無傷」

これは、youtuberの東海オンエアのメンバー、りょうくんの言葉で、かなりぶっとんだ言葉だと思うが、そう外れてもないような気がしている。

「死」をイメージすると、恐怖が真っ先に押し寄せてくる。自分がこの世から存在しなくなる日がくる。それは絶対的に避けようがない。そして、いつその時がくるかもわからない。

圧倒的な喪失。

それは、やはり恐怖の何者でもない。

そう考える

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人を惹きつけるもの

輝いて見えるもの、自分にはなくてその人にはある。羨ましいという気持ちを超えて、喜びや幸せを分けてもらえるような、そんな気持ちを感じさせる存在に、ごく稀に出会うことがある。

何がそうさせているのかを考えていたのだが、そういった存在は、自分の好きなこと、やりたいことにまっすぐなのだ。
そして、ただ楽しんでいたり、喜んでいたり、時には怒っていたり、困っていたりもする。

子どもを見ていてもそういう気持

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思いの終着点

思いの終着点

それぞれに思いがあるということ。

その思いは自分の心から生まれた純粋なものでありたい。しっかりと、思いを自分自身で汲み取るというイメージで。

思いを伝える時に、その思いは言葉になる。

相手にわかってもらうことを目的にすると、理論立てて、その正しさを証明できるように、言葉を飾っていく。

わたしと同じように、相手にも思いがあるということを知ってはいるけれど、尊重できるかといえば、難しい話になる

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愛されるはずのない存在だという呪縛からの解放

愛されるはずのない存在だという呪縛からの解放

そういえば、、の話。

批判を恐れず書くならば、それは「病」だったのだろう、と思う。現時点では、すっかり忘れていたほどだが、わたしは、長らく、「自分は愛される存在ではない」という逃れられない呪縛に支配されていた。これは、今思えば、「愛される存在ではない」という前提が、まず、おかしいと理解できるのだが、当時はそれが自分の確固たる事実だった。

当然のごとく、自分が嫌いだったし、肯定も受容もできなかっ

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