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見たいものを選択する意思を持つために

長いトンネルの先に見える景色をぼんやりと眺めていた。視界には、青々とした若葉が光にあたって輝いているのが見える。

それを見ながら、見ようとするものは全部スポットだなぁと思った。焦点を当てる、という意味で。

人は見たいものにスポットを当てる。

トンネルから見える景色のように、周りの景色は遮断され、見えなくなる。

光が当たるのはその部分だけ。

同じ現象が起こっていても、人によって捉え方が異なるのもその理由だ。

問題から抜け出せないように思えたとしても、自分が焦点を当てているのは、その問題点ばかりで、視界を広めると問題が問題でなくなる場合が多い。

ならば、人は見たいものに焦点を当てることができるのだから、自ら見たいものを選択すればいい。

もし、見たくもないものばかり焦点が当たってしまうのであれば、目を閉じて一旦何もかも遮断してみる。

本当は何が見たい?

自分に問いかけて、その答えを待つ。

それだけで、問題から抜け出す一歩を踏み出しているはずだ。

自分が見たいものを見よう。

こころが望むものを。

サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。