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それでも生きる

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生きづらさのポエム集です
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記事一覧

あなたの脳で世界を見たい

あなたの脳で世界を見たい

他人の目に見えている世界を見てみたい。

もっと正確に言うならば、他人の目というよりも、そのひとが「脳みそ」を通して、どう世界を「処理」しているのかを知りたい。

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私は電車と、大手家電量販店と、スーパーマーケットが苦手だ。

理由は「情報量が多すぎる」からだ。

電車には広告がたくさんある。
通路の上側、座席の上側、挙句の果てにはドアにまで。
広告、広告、広告だ。

広告には文字がある。

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目指せ!チンピラからの脱却

目指せ!チンピラからの脱却

雨が鬱陶しいわ〜と思っていたら、とんでもない災害になっていてびっくりです。ひとりでも多くの方が助かることを祈っております。

今回は、自分の性格についての話です。

私は少々、いや、かなり、攻撃的な性格をしています。

noteでは、できるだけ落ち着いた文体にして、多くの人に読んでもらえるように心がけているので、あまり伝わらないかもしれません。

ですが、このへんのマガジンの記事を見ていただくと、

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”女の子”にはなれないので

”女の子”にはなれないので

怪物になりたい。
強くて不気味な存在になりたい。

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私の性別は女だ。
頭も「自分は女性だ」と認識している。
なので、性同一性障害には当てはまらない。

だが、私は「自分を女だと思う」のが苦手だ。

男になりたいとまでは言わない。でも、女だとも思いたくない。
世間の考える”女性”でいることは、私にとって苦痛だからだ。

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私は自分の見た目を気に入っているが、かわいいとは思わない。

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「自分の部屋」がほしかった子供の話

「自分の部屋」がほしかった子供の話

私は一度も「自分の部屋」を持ったことがない。

より正確に言うと、”24歳で社会人になって一人暮らしをするまで「自分の部屋」を持ったことがなかった”になる。
会社の寮が、初めての「自分の部屋」だった。

一人暮らしを始めるまで、私はずっと実家に暮らしていた。

山梨に住んでいた頃は、まだ小学校低学年で、自分の部屋が欲しいと思うことはなかった。しかし、東京に引越してから、私はだんだんと自分の部屋が欲

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髪を刈る

髪を刈る

私は26歳の女だ。ここ1年ほど、美容院に行っていない。

無精なのではなく、自分で髪を切るようになったのだ。
より正確に言うなら、「刈る」ようになった。

私は髪を整えるとき、ハサミではなく、バリカンを使っている。

私は現在、ショートヘアで、頭の両側面に剃り込みを入れている。
4コマ漫画の『コボちゃん』をご存知なら、それを想像してほしい。
それが、私の現在の髪型だ。

髪を短くしたのは大学生の頃

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「頭が良い」って何だろう?

「頭が良い」って何だろう?

最近、ずいぶん春めいてきましたね。
どうも、花粉症で頭がお花畑状態の泥水です。

今回は、高学歴コンプレックスの続き、というか派生的な記事です。

テーマは「”頭が良い”ってなんだろう?」です。

前回の記事で少し触れましたが、私は周囲から「頭が良い」と言われて育ってきました。主に、学歴が理由だと思われます。だいたい成績は優とかAとか、評価でいうところの一番いいやつが並んでいた覚えがあります。

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カレーを箸で食べる

カレーを箸で食べる

と言うと、大抵の人は「なんで?」と聞く。

なんで、と言われても、と私は思う。逆に、なんで「なんで?」と聞くのか。
「そうなんだ」で済ませてくれる人は、案外、少ない。

「スプーンで食べる方が楽ちん」ということは知っている。
半分はライスとはいえ、半分は”汁”だから。スプーンの方が効率がいい。
そう、効率が良いことは理解しているのだ。

でも私は、箸で食べる。

熱いこだわりとか、特別な理由がある

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高学歴コンプレックス

高学歴コンプレックス

「◯◯大学出身なんだから、これくらい余裕だろ?」
「◯◯大様はやっぱ違うよな〜」

これらは会社の同期に言われた言葉だ。
もしかすると若干、記憶が歪められてるかもしれない。怒りのせいで。
でも実際、こういった「某大学出身なら、頭が良いんだろ?」という旨の言葉をかけられたことは、確実に何度かあった。

私は「そんなことはない」と、努めて穏やかに返し続けた。
「私はそんなに頭よくないよ」と。本心から、

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