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わたしの本棚

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3度の飯より本を読みたい、本はわたしをどこまでも連れて行ってくれる魔法。わたしの本棚のきろくです
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#日記

シングルガールでありたい27歳

シングルガールでありたい27歳

永遠に、シングルガールでありたい、そう願っています。シングルガールとは、世の中的に定義があるのかどうかは分かりません。が、最近読んだ山内マリコさんの本で出てきた言葉で、なんだかいいな、と思ったのです。

シングルガール、つまり独身でいたい、というわけではなくて。そもそも結婚しておりますし。(このnoteを書いている横で、PCをのぞきこんだ夫が「え?」とタイトルに驚いてました。笑 )

わたしは、妻

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ぼんやりと考えていた信じることについて

ぼんやりと考えていた信じることについて

あんまりこういうこと書きたくないなーって思う内容になるかもしれないけど書きます。頭の中をぐるぐるしていることを。

わたしの実家のお風呂の湯の温度は45度でした。それがとんでもなく恐ろしく高かったことを知ったのはつい最近のこと。あつーい湯が好きなじじ(祖父)の影響だったのではないかと思っている。いや、お風呂にいつも一番にはいるのはばば(祖母)だったから、ばばのせいかな。そして誰も文句を言わず、お風

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6月の読書 | 何を沁るか

6月の読書 | 何を沁るか

6月はお金の使い方とか、消費の仕方とか、食べるものとか、そういうことについてよく考える1か月だった。本当に生活に必要なものはなにか、きっと、生きている間に見つけたい。

種をあやす/岩﨑政利

長崎・雲仙で長年にわたり、種採りに情熱を注いできた岩﨑さんの「農家であることの喜び」と「野菜と種がもたらす人生の醍醐味」について綴られた1冊。いわゆる「在来種」と呼ばれる野菜たちの姿について、わたしはどれく

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思い出は過去を解放する

思い出は過去を解放する

平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』を貸してくれた友だちがいた。そのあと自分で本も買ったし、映画も何度か見た。今はもうあんまり会わなくなってしまった友を大切なときに思い出す。

そしてこの本の通り、少しすれ違った人生のあとにきっと、また出会う。細く、細く、繋がっているのだと感じる。

これはわたしの携帯電話のメモに記されたいつかのもの。確か、北海道に訪れたときに書いたような、気がする。いや、もっと

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