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2022年1月の日記

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赤裸々で薄幸でズッコケた日記
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記事一覧

2022_0124Mon

毎日手書きで自分のために書いていた日記を、電子化し、公開することにした。(このマクラ、1月で終わりにしよう)

しばしば夫は川に落ちて、びしょ濡れで帰ってくる。

私たちの住むマンションは、川のすぐそばなので、夫はその価値を感じて(?)河原に遊びに行く。具体的には、仲間と一緒に七輪で肉を焼きに河原を利用する。その仲間とは、夫が主宰する劇団?ミュージカル団体?の仲間。夫はそれを「バーベキュー」と称す

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2022_0131Mon

夫が腰痛でちょっと動くたびに絶叫している。うるさい。

(冷たくも)うるさい、と言うと、「話しかけないで、なかごめさん(夫には旧姓で呼ばれている)の声を聞くと余計痛くなる」と言われる。

馴染みになって10年ちょっとの甘えによる煩さなのだろう。夫婦とはそういうものなのだと思う。

とはいえ、狭い家でのいててでででの絶叫には耐えかね、また、やはり情があるので心配で、お世話になっている整体の先生に連絡

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2022_0130Sun

ダンスレッスンに行こうと思って確保していた日曜だが、感染が多いのと、仕事が建て込んできたので、行くのを止して、自宅の近くの町をうろうろして働いた。

夜は、八王子車人形✕学生のイベントで、学園都市センターに行った。

八王子財団の顔見知りの職員のみなさんと挨拶しながら、「中込さん、家元の舞台見たことありますか?ほんとうに、人形が生きてるみたいなんです」と複数の方に言われて、あぁ、八王子車人形は、愛

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2022_0129Fri

最近の「演劇ネットワークぱちぱち」は、ライターの河野桃子さんが力になってくれている。

河野さんが出してくれたアイデアに、荻山さんが刺戟を受けて、豊かなアイデアの出た今日だった。ぱちぱちのみんなやAsoVoのみんなに話すのが楽しみ。

演劇のためだけの演劇の場にならないように、偏らないように、階層なくフラットでいられるように。柔らかく、温かく、手触りの感じさせる場であるように。

ところで、私の不

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2022_0128Fri

劇団の海外公演に向けて、音楽監督をお願いする方とオンラインミーティング。鮭スペアレの音楽を10年間担ってきた五十部とは一度離れることにしたので、これからは狭く深くではなく、たくさんの優れた方と出会いたいと思う。その最初の公演が海外とは、縁起がよい。

世界は広い。一生は短い。

短いからこそ、毎日が新しくて愛おしい。

2022_0127Thu

AsoVoのゆうかと一日一緒の場所で仕事した。オンラインで毎日コミュニケーションを取っているが、約束しないとなかなか会えない。

途中から荻山さんが来て、オンラインでAsoVoのきゃたが来て、あーだこーだと話した。

昨日は少し不調だったが今日は活気に溢れた。

コロナでオンラインのコミュニケーションが発達して、最初は戸惑ってくたびれていたのが、その便利さが重宝される。それには強く肯定しつつも、や

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2022_0126Wed

劇団の海外公演の座組や予算、スケジュールなどの決定に向かって走っている。今日はゲスト出演の俳優の方とオンライン打合せ。

「私はこういうタイプなのでどうかよろしく」とお互いに伝え合う話が打合せ時間の7割だった。

一緒にひとつの作品に向き合うとき、それは愉楽ではあるのだが、それと同じくらい苦しく身を挺することだとわかっているからこその、手の内の明かし方だった。

打合せが終わったあと、どっと疲れた

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2022_0125Tue

毎日手書きで自分のために書いていた日記を、電子化し、公開することにした。

演劇ネットワークぱちぱちの「稽古会」「ユーチューブを撮ってみようの会」同日開催。

試しにやってみたいな、と、頭の中で渦巻いたアイデアを現実にするのが「ぱちぱち」である。今回もできてよかった。

今日半日のテーマが「演劇で遊ぶ」ことだったからかもしれないが、無駄を作ることの有意義を身体で感じた。

コロナ禍で、ほんとうに重

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2022_0123Sun

「孤独」「ひとり」という主題は、どんな人間でも人間として生まれたからには触れるのである。

妊婦の性欲の低さは、「自分の体内に他者のいる実感を持てること」からくるのだろうと、私の信頼する竹内ミズキと話していて結論づけた。

他者の関与によって、「私が私である」と実感を持てるので、人はセックスに執着するのだろう。

今日は、演劇ネットワークぱちぱちの、竹内ミズキ企画「ひとりを味わうワークショップ」が

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2022_0122Sat

毎日手書きで自分のために書いていた日記を、電子化し、公開することにした。

劇団のイタリア公演に向けて、いよいよ本格的に進めないとならなくなってきた。招聘されたはいいものの、コロナが…というところで2か月くらいを過ごし、「2月中にパスポートを」とイタリア側から言われたので、もう1カ月しかないのか…うーん、といまだ半信半疑ではあるけれど、進まないことにはどうしようもないので、ドラマトゥルク宮川と会議

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2022_0121Fri

2022_0121Fri

毎日手書きで自分のために書いていた日記を、電子化し、公開することにした。

37歳の誕生日だった。私の気まぐれでは、誕生日や記念日を祝ってほしい年と、そうでない年があり、今年は祝われたい年だった。

なので、保育園にいつもの1時間程度早めに迎えに行き、夫と娘と感じの良い近所の銭湯のあと、正直最高に美味しいわけではないが楽しくてテンションあがるしゃぶしゃぶ食べ飲み放題の夜を過ごした。

なぜ今年を祝

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2022_0120Thu

毎日手書きで自分のために書いていた日記を、電子化し、公開することにした。

東京都はまん延防止措置が明日21日からで、私の生活としては、高校の演劇部の活動がややこしく変更された。混乱ひどく、東京都からの通知では「演劇や吹奏楽などの飛沫がある部活は屋内では実施しない」という文言のあとに、【留意事項】「演劇や吹奏楽など飛沫がある部活は常時換気のもと短時間で行う」という、まるで禅問答のようなものであった

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2022_0119Wed

毎日手書きで自分のために書いていた日記を、電子化し、公開することにした。

縁あって、高校の演劇部時代の2個上の先輩と、15年以上ぶり?に、再会した。

お互い歳を重ねたとはいえ、当時のままだった。人とは、そう簡単には変わらないのだろう。

先輩と出会い直した場は、私が普段あまり接する機会のない、私よりも年上の社会人演劇の方たちが集まる場で、新鮮だった。これから、夏まで、毎月一回。

2022_0118Tue

毎日手書きで自分のために書いていた日記を、電子化し、公開することにした。

林さんと、まん延防止前の駆け込み、というわけでもないのだがたまたまそういうことになって、飲みに行った。

互いに劇団主宰であり、世代や家族構成といった境遇が異なり、ここ数年の共通体験は多い、という林さんとのお話は尽きることなく、あっという間に深夜になった。

「劇団って疑似家族だよね」と堂々と言える感覚は
私の世代にはあま

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