マガジンのカバー画像

いろいろ

42
運営しているクリエイター

#エッセイ

「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

さくらももこさんのエッセイに魅せられた朝井リョウさん。
…のエッセイに魅せられた、moonです。

お二人の紡ぐ文章を読んでいると、まるで文字が、言葉が踊っているように見えます。
こんなにも、可笑しくて、面白くて、生きていると感じられる文章が
他にあるだろうか、と。
大好きな作家さんたちの小説とは別の顔がのぞけるエッセイが私は大好きです。

三浦しをんさん、吉本ばななさん、能町みね子さん、ジェーン

もっとみる
「いじめをしていた人が嫌な気持ちになるから書き直して」と言われた娘の卒業文

「いじめをしていた人が嫌な気持ちになるから書き直して」と言われた娘の卒業文

昨日小学校から帰宅した娘が言いました。
「卒業文集でいじめの事書いたら、
『いじめていた人が読んで嫌な気持ちになるから
書き直してください』って先生に言われたよ。
いじめをされた私はずっと嫌な気持ちが残っているのにね」

娘は小学3年生の時にいじめにあいました。
幼稚園の頃から我が家に
毎日のように遊びに来ていたお友達に。

いつもと同じように

我が家のリビングで三人が遊んでいました
「りぃちゃ

もっとみる
京都人がリピートする美味しいもの5選

京都人がリピートする美味しいもの5選

「旦那さんの実家が京都」と言うと、京都好きの方は大体「京都の美味しい店、教えて」と聞いてくれます。

生粋の京都人が愛用するのは、ズバリ長く続いているお店です。こんな格言もあるそうです。「人気のある飲食店の法則。大阪では安い店、東京では新しい店、名古屋では量の多い店、京都では歴史の長い店、神戸では本当に美味しい店」。これは神戸の人の格言で、京都のくだりはいわゆる皮肉なんですが、いずれにしても「京都

もっとみる
小1息子に音読が上手くなった理由をインタビューしてみたら。

小1息子に音読が上手くなった理由をインタビューしてみたら。

小1の息子は、毎日音読の宿題がでる。

わたしが小学生のときからかわらない「音読カード」に、読んだ回数や◎○△のチェックと保護者のサインをするやつ。

音読してたなー。いつも母に聞いてもらってて何回も読んだなー。

と、なつかしい気持ちになったのは最初だけで、息子は音読の宿題がきらいで読みたくなるように気持ちを盛り上げていくのに一苦労。

ひらがなは読めるけれど、文章を読むにはすこし時間かかかる。

もっとみる
大好きな夫に、改めてプロポーズをすることにした

大好きな夫に、改めてプロポーズをすることにした

私事で恐縮ですが、昨年11月に入籍しました。

お相手の方とはもともと一緒に住んでいたため生活に大きな変化はなく、独身時代と同じ毎日が地続きになっているだけでした。

結婚を報告した友人から、お祝いの言葉も早々にこんな質問をされました。

「プロポーズの言葉は?」

この問いかけによってはじめて気づいたことがあります。

プロポーズ、されてないわ

そういえば、はっきりとしたプロポーズってされてい

もっとみる
文章にまぐれあたりはないから

文章にまぐれあたりはないから

「どうして、できるのにやらないの」

いつもは温厚な先輩の声が、あきらかに張っていた。スチール机を挟んで座る私の足元の、つま先がこすれたパンプスが見える。夕方6時。もう帰りたいなと思ったときに呼び出された会議スペース。

先輩が言ってるのは、新入社員研修での私の行動のことだ。1か月で新規案件100万円分を受注すること。けして実現不可能な研修ではない。営業部隊なら、きっとどの会社でもある。

「足り

もっとみる