#クラシック音楽
<閑話休題・芸術>美食と芸術の関係
ある人が、「安いラーメンを食べた後の演奏より、高級な寿司を食べた後の演奏の方が、より素晴らしく演奏できたと、多くの音楽関係者がいっている」と述べるのを読んだ。「ふーん、そんなものか・・・」と思ったが、しばらくすると、なにか違うような気がしてきた。
例えば、おそらく安いラーメンには見向きもせず、普段から高級な寿司を食べているその人にとっては、良い演奏をするためには高級な寿司などを食べなければだ
<映画評>「タンポポ」と伊丹十三の映画文法
伊丹十三の作品を全て観たわけではないが、最上のものは「タンポポ」だと思っている。なぜなら、映画の基本文法であるモンタージュ(簡単に言えば、「場面と場面のつなぎ」)を屈指した映像と、さらに映画自体に対するオマージュが込められているからだ。
つまり、「シェーン」を換骨奪胎した内容や、当時は安い庶民の食べ物としてあまり注目されていなかった(高級レストランや老舗飲食店でのグルメが、大衆やメディアにも
<芸術一般>ソプラノは、本当に素晴らしい
なんとなく、好きなソプラノについて書いてみたくなったので、youtubeを引用しつつ、ご紹介したい。
モーツアルト「魔笛」から、夜の女王のアリア
https://www.youtube.com/watch?v=YuBeBjqKSGQ
高校生の時に、初めてNHKFM「リクエストアワー」で聴いて、人の声ではなくバイオリンの音かと間違う歌声に、魂を揺さぶられた経験があります。こいう素晴らしい曲は、多感