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2020年1月の記事一覧

SlackのUXライティングの考え方

SlackのUXライティングの考え方

2020年1月に行われた Design Matters Tokyo のセッションでUXライティングについて学んだので記事にまとめます。
Slack社でUXライティングに取り組んでいるアンドリューさんのお話で、実際にUXライティングするワークショップも体験したので共有したいと思います。

Slack社のアンドリューさん

UXライティングとはUXライティングとは、ソフトウェアやインターフェースを言葉

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デザインを巡る疑念・怨念集:「UI/UXデザイナーって要はwebデザイナーだろ?」ほか

デザインを巡る疑念・怨念集:「UI/UXデザイナーって要はwebデザイナーだろ?」ほか

デザイン界の池上彰とかいたらいいのになあ。と最近よく思います。それくらいデザインを巡るモヤモヤに出くわします。人から訊かれたりもします。僕デザイナーじゃないのに。でもメシアをただ待っていてもしょうがないので、自分で考えることにしました。
世の中で耳にする疑念・怨念のうちいくつかを以下に挙げていきますが、それに対するコメントの多くは僕個人の独自見解であって必ずしも社会的合意に沿った記述ではありません

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なぜデザイン思考はゴミみたいなアイデアを量産してしまうのか

なぜデザイン思考はゴミみたいなアイデアを量産してしまうのか

デザイン思考がもてはやされてしばらく経ちましたが、デザイン思考の成功例、何か思い出せますか?仮に思い浮かんだとしたら、その「成功例」は本当にデザイン思考によって生まれたものですか?

一応最初に断っておきますと、僕は「デザイン思考はゴミだ」と言っているわけではありません。デザイン思考(デザインシンキング)にも向き・不向きがあるのに、その特性を踏まえないまま変なバッターボックスに立たせた企業が大変シ

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たぶん一生埋まらない『ブランド広告』と『キャンペーン広告』の溝について

たぶん一生埋まらない『ブランド広告』と『キャンペーン広告』の溝について

そごう西武の正月の広告が賛否も含めて話題ですが、これは『ブランド広告』として正しい形です。 ただ奇をてらった「飛び道具で炎上する広告」とは一線を画しています。

理由は、炎上した広告があった時に、必ず『コーポレートアイデンティティ(CI)』を確認します。 CIに沿っていればいいし、CIと矛盾するなら、やっていけないと判断しています。

今回のそごう西武なら、すべて理念体系に沿っているからです。

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TABIPPOの新しいロゴとデザイン / リブランディングの裏側も公開

TABIPPOの新しいロゴとデザイン / リブランディングの裏側も公開

こんにちは。株式会社TABIPPOでデザイナーをやっている小井詰祥予です。

本日「TABIPPO10周年特設サイト」をリリースしました。スタートしてから10年が経ったTABIPPOが、どんなことを考えていて、何が変わるのか。そんなことを発表しました。

その中でも、大きな変化の1つが、会社のロゴを含めたブランドイメージをすべて、リブランディングすることです。

この記事では、新しくなったTABI

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