商売は妻の方が得意である、、、「メルカリ」で分かったこと、、、
我が家では金融教育に取り組んでいる。取り組み開始からすでに1年と1カ月が経過し、我が家の金融リテラシーは少しずつスキルアップしている。
【稼ぐという取り組み】
金融教育では「稼ぐ・使う・貯める・運用する」という4つの学習カテゴリーに取り組む。これらの学習カテゴリーで学習の土台を形成するのが「稼ぐ」事だ。
なぜならば、「稼ぐ」事無しに、その他の「使う・貯める・運用する」は成り立たないからだ。
そしてこの「稼ぐ」事に子供たちがある一定期間取り組むと、子供たちは「稼ぎの上限」に気が付き始める。大人であれば「所得の上限」という事であり、この会社にいてもこれ以上稼ぐことは出来ないな、、、という感覚と似ているだろう。
そうすると、大人は副業や転職を考えることになるが、子供たちも同じようにお金をさらに「稼ぐ」方法を模索するようになる。
このようなステップアップは金融教育に取り組む醍醐味の一つである。子供たちも大人と同じようにお金に関する思考が育つという事を見るのは教えている筆者にとって指導冥利に尽きるという事だ。
話を元に戻すと、「稼ぐ」という学習が進むことで、子供たちは「稼ぐ」事を自然と掘り下げるようになり、「運用する」事やお金を「使う」際にはより多くのポイントをゲットするという方法を模索するようになるのだ。
そして「稼ぐ」事の一つの方法として〇〇に家族で取り組むと金融教育の場になるでも少し触れたが、『13歳からの億万長者』という本の中で、「不要になったものを売る」という方法が取り組むべき「稼ぐ」方法であるという事を伝えている。
我々家族が金融教育に取り組む際はこの本をとても参考にしているので、「稼ぐ」教育が進む中で家族で「メルカリ」にチャレンジしてみようということになった。
【メルカリに挑戦】
「メルカリ」は夫婦それぞれがたびたび利用していた。妻はお化粧品を安く買ったり、筆者は衣類や本などを購入していた。時々不要になったものを売ったりはしていたが、郵送作業の手間を煩わしく感じてもいた。
しかし子供たちに対する金融教育が進むにつれ、「不要なものを売る」という事が金融教育の中でとても大切な学習テーマであるという事が分かってくると、「メルカリでものをうるのは面倒だな、、、」という考え方は変化し、「メルカリで積極的に不用品を売ろう!」という姿勢に変わっていった。
そこで、まずは手始めに子供たちが不要になったトレカと言われるゲーム用のカードや衣類などから販売を開始した。そしてそれらを売り、販売作業にも慣れたところで、我々夫婦の不要な本や用品などを販売するようになっていった。
【メルカリで妻の才能が覚醒した】
当初、「メルカリ」で不要になった用品を販売する際、妻よりも私の方が「ビジネス経験」があるため、「メルカリ」で物販をする際も私の方が得意であると考えていた。しかし日常のやり取りの中で自然と今回の「メルカリチャレンジ」は妻の担当となった。
なので私はそれを見守る役目となり、必要であれば「助言」をする気満々でいた。
しかしながら、助言する気満々の私の気持ちを裏切るかのように妻の方が上手に「メルカリ」で物販をしていることを目の当たりにした。
私はどちらかと言えば「メルカリ」では「販売」がゴールとなっていると感じるが、妻はしっかりと「相場の値段で売る」という事をゴールとして設定している。
なので、不要な用品を写真に撮る際も他で同じような用品を販売している人を参考にして「撮影」し、商品を説明する内容も実際に販売している人を参考にしてしっかりと説明を加える。さらに、販売しようとしている用品の相場を調べ、まずは高値で販売を開始し、徐々に値段を下げていくというようなスキルも身に着けている。そして「閲覧回数」や「いいね」を参考に、いくらくらいで売れるという想定をするわけである。
結果、妻の手に掛かって売れたものの中で実際に買った値段よりも高く売れるという実績まで作り上げたのである。
例えば次女が生まれた際に「メルカリ」で買った3800円のバウンサーは4199円で売ることが出来た。そして私が3500円で買った野球用のグローブは2年使用した後、6000円で売ることが出来、300円で買ったマリアビートルという本は映画公開に合わせて販売し490円で売ることが出来た。さらに1150円で買いそろえたミステリー小説のシリーズは1899円で売ることが出来たのである。
またこのグローブの売却は何度かコメントで価格交渉が入ったが「いいね」の数などから判断し、妻が狙った価格帯で売れるという判断から、それ以下の値段を交渉してきた方への販売は見送るなどのスキルも披露してくれた。私は先ほども述べたように「販売」がゴールとなっているため、一番初めの交渉で価格帯が安くても売ってしまうところ、妻は狙った価格帯で買ってくれる人が来るのを待つことが出来るのである。
当初は私がおこがましくも「助言」するタイミングを見計らっていたが、今はすっかり妻の物販の才能に脱帽している。
【金融教育で隠れた才能も開花する】
我が家が金融教育に取り組んで早1年と1カ月が経過した。当初は子供たちの為に取り組んでいたが、結果的には家族の金融リテラシーが向上したという事は間違いのない事だと感じている。
その一つとして妻の物販の才能に家族が気づいたという事は大きな収穫の一つであり、この気づきによって、我が家ではひょっとしたら「運用する」ことにおいても妻の方が得意なのではないか?という考えも育ち始めている。
今回の話は主に妻の話だあったが、長男はポイントを稼いだりするのが得意であることもすでに我が家では発見している。彼は無料のものやポイントなどに対して大きな喜びを得ることが出来るタイプなので、才能はどんどん磨かれているのである。
ものは試しという考えで金融教育に取り組んでみたが、1年1カ月が経った今、家族の金融リテラシーは向上し、さらに家族の新しい才能にも気づくことが出来た。
家庭で金融教育に取り組むことで、また新しく家族との接点が増えるような気がしている。もし金融教育に興味があるのであれば、この記事が少しでもそのような方の背中を押せる事を願っている。
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