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追伸:最後の日記の投稿寸前で在籍が消えてしまったので。えりなさんへ、優しく話しかけてくださり、私がお部屋を間違えてしまった時もわざわざ後から声をかけてくださりありがとうございました。恩を返せなかったけれど、今後も心から応援しています
私信:美味しいスペイン料理をご馳走様でした!
11/11をもって引退します。
一言で言うなら、「楽しかった」。
入り切らないほどの思い出が、あの小さなお部屋に満ちている。
一期一会という言葉が聞いて呆れる程多種多様な人が来て、私一人じゃ到底見ることの出来ない世界を見せてくれる。返せるのは、昔の吉原ならば貴方様をお慕い申し上げております、だったのかもしれない。でも今は、私自身が更に羽を広げて同じお返しすることなんじゃないだろうか、等とふと思う出勤前。
お風呂屋さんの温度は、大体36度だった。
お店の人も、お客様も。胸がいっぱいで、泣かないようにするのが精いっぱい。
ありがとうございます、ほんとうに。
どれだけ真心で接しても。
「嘘や演技、営業トーク、
皆にも言ってるでしょ?」
と思われてしまう職業の、一つ。
儚いのが、人の夢。
「なんにもしてあげられないけれど」
桜は大方散った。雨が降る。藤の花の香りが雨に溶け込む。紫陽花の葉がしとどに濡れて。晴天も雨天も迷惑とは思わない。あの米津さんの歌は聴いたことがないけれど。燻らしても天使も悪魔も笑わない。ダン・ブラウンを久々に読みたいとふと思った。雨降る公園で、久々にここのnoteに綴りたいと思った。淹れてきたカフェラテが魔法瓶の中では未だ温かい。既に私の指先は大分冷えている。
先日何かが私の中で吹っ切れた。その
物言わぬが花、物申すが花魁。
「ほんとうの、遊女みたいだね」
謎多き彼が、コールの数分前にぽつりと言った。
ほんとうの、ゆうじょ。音をそのまま繰り返す。
「昔ちょっと知り合いに頼まれた記事を書くのに吉原について調べててさ。取材兼ねて何度かお店に行ったこともあったんだけど」
謎がまた一つ増えた。
花粉症持ちで、でも春はよく沖縄に居るから大丈夫で、オタク気質もありつつ、美味しいパンを知っていて、そしてアナル責めがとても上手い