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3つの切り口から「夢」を書いてみる

今回は、自分の夢の描き方について勉強したいと思います。これまでのアーカイブはこちらをご覧ください。

「やりたいこと」の意味を吐き違えていないか

やりたいこと!ヤリタイコト!をやろうぜ!」と声高に叫ぶ人がSNSで増えたと思います。もちろん僕もその一人です。

おそらく僕を含め、ほとんどの人が「業務内容レベルでのやりたいことを見つけなればならない」を想像しているのではなかろうか。ちなみに業務レベルというのは、「業種」、「業界」を指します。

「やりたいこと」には、二種類の考え方があります。

一つ目はやりたいことに対して強烈にこだわるタイプです。やりたいことが夢の人です。クリエイティブ志向に多いタイプで、「誰に言われようと、これじゃないとイヤだ!」という人です。芸術家が良い例でしょう。

もう一つは僕も含めてやりたいことの内容にこだわらないタイプ。夢の中にやりたいことが含まれている場合です。たとえば、世界経済を前進させる実感を持つために、金融・自動車メーカーに就職することを指します。本当にその業種がベストかと言えば、そうでない人(ベターな選択)がほとんどだと思います。

実際にやりたいことにこだわるタイプは全体の1割にしか満たないそうです。

9割以上の人は中身よりも、仕事の目的(影響)や、名誉、会社・組織の価値観など、仕事または活動を通じて実現したいことにこだわるタイプです。

実は、有名人にもこのタイプはいます。たとえば中田英寿さんは元サッカーの日本代表選手の経歴を持つスーパースターですが、現在は「SAKENOMY Project」を開催するなど、日本酒の魅力を発信を通して、日本文化を伝播する事業を展開しております。

サッカー選手はずーっとサッカーの仕事をするわけではなく、様々なことに挑戦しているのが分かります。

まあいずれにしてもどちらのタイプにも優劣はありませんが、夢への考え方は同じです。夢=仕事や活動を通じて実現したいことつまり、やりたいこと探しをする前には夢を持つことが先決です。

「夢」とは業種ではなく、実現したいこと

夢は3つの切り口で定義することができます。このシリーズの最初にお伝えしたことですが、よければご参照ください。

1. どんな人間性の人になりたいか:Being

どういう性格でありたいか、どういうスタンスで生きていきたいのか=どういう価値観を大切に生きていきたいのか。また、どんな能力を持った人になりたいのか。

2. 手に入れたいものは何か:Having

ライフスタイル、ステイタス、名誉、経済的な豊かさ、仲間、家庭、休日の過ごし方、住みたい場所など、実際に手に入れたいものは何か(なんでもOK)。

3.社会(どんな人たちに)どのような影響を与えないのか:Giving

社会の中でどんな役割をもち、どんな影響を少しでも与えていきたいのか、具体的には誰に(どんな人たちに)、どんな影響を与えたいのか。

実際に3つの切り口を書いてみた

僕の場合の切り口を書いてみました。

1. Being: 誰にも優しくて、人生を楽しめる人になりたい。
2. Giving: 名誉、グローバルに活躍する、独立する、ストレスフリーな日常を送る、金
3. Having: 誰かの役に立つようなサービスを開発・提供したい

この切り口(下準備)を基に自分の仕事や活動を通して実現したいことを決めていきます。今日はこの辺にいたします。次回以降もよろしくお願いします。

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