ルールがあるから安心な世界
私の会社では二カ月に一回の社報で『識学の豆知識』というコーナーを作り識学の学びを深めています。
今回は「ルール」について触れてみました。
ルールがあるから安心
私たちは『ルール』があるからこそ安心して生きることができます。
なぜなら、ルールがないと『なんでもありの世界』になるからです。
ルールがあると不自由だという人がいますが、実は逆でルールがないと不幸になる人が確実に増えます。
一人勝手にルール違反するのは勝手ですが、組織に属している以上は、組織のルールに従うのは当たりまえの話。
たとえば、交通ルールの一つに『赤信号は止まれ』があります。でも、もし世の中に信号機がなかったらどうなるでしょうか?
おそらく世の中は交通事故だらけになってしまいますよね……
ほかにも駐禁や一時停止などで切符を切られたことはありませんか?
ほんの少しの差で切符を切られたときは本当に悔しいですよね…でもルールを違反したのは自分です。
諦めるしかありません(笑)
ルール違反OKの世界
でも、もしこんな世界だったらどうでしょうか?
自分:『違うんです、おまわりさん!駐車場が空いてなくてどうしようもなかったんです!次からは気をつけます』
警察官:『それは仕方ないよね…次からは気をつけるんだよ』
自分:『有難うございます!(ラッキー!)』
このような世界だと、うまく言い訳を考えたら許してもらえるという思考の人が増えて、日本は犯罪者だらけの国になるかもしれません。
ここでのポイントは厳しい話ですが一度でもルール違反を認めてはいけないということです。
誰かを個別調整すると当然のことながら『なんであの人だけ、ズルい!』『じゃあ自分も認めてほしい』という人たちがたくさん出てきます。
こうなるともう組織は完全崩壊の一歩手前……
ルールなきところにコミュニケーションは、絶対に成立しません。
ルールのない世界はどこにもない
『ルールが不自由だ』と嘆くなら、自分にピッタリのルールがあるところを永遠に求め彷徨うしかないのです。
しかし、残念ながらどこまで行っても、この世の中にルールのない組織は存在しません。あなたが組織の中で生きることを選択するならば、ルールを守ることは絶対条件となります。
ルール破りの常習犯になると、周囲の人たちからの信頼残高がゼロになって最終的に自分が損してしまうだけですからね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ルールについて考えだすと、人それぞれ色んな意見もあるかと思います。
そんな時こそ、赤信号の話や一旦停止の話、駐禁の話など、日常生活の中で実際に起こりうる『ルール違反』の例を思い出してみてください。
ルールがあるからみんなが安心して暮らせるのです。
もし日本にルールがなかったらどうなるか想像してみてください。
個人的には「北斗の拳」みたいな世界を想像してしまいました……
恐ろしくて仕方がありません(笑)
もし現在、組織が『カオス状態』に陥っているのなら、ぜひ「ルール」を作ってください。
全員が共通認識を持っている「ルール」を作ることが出来れば、大半の迷いや混乱を一気に解消することが出来るでしょう。
『赤信号は気をつけて』ではなく『赤信号は止まれ』です。
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