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青く、赤く、黄色く、白く、灰色で、時にピンク。
18 時ごろの空を楽しみに生きてる。朝に起きることはできないから、明るい空からトーンが落ちていく空を呆然と眺めてる。ゆっくりと流れていく雲が好きだし、流れてくれる時間が好き。
時が流れていくから、雲は流れる。
また太陽が僕を照らしてくれることを待っている。
月が綺麗ですね。って言葉、なんで月が綺麗っていうワードなんだろうって考えてた。やっと答えがわかった気がしてる。月ってものは、常に美しく、ど
何度も消しゴムを使ったから、皺がよって薄くなった、黒い紙になった。でも、その上に描いたものに及第点が付けばそれでいいんだ。
"Décadent."
こんなに、名古屋は遠かったっけ。
こんなに、歩幅は小さかったっけ。
代替的な世界に生きてる。
晴れの日に鬱々としたり、雨の日に晴々としているような。
まだ、紅葉してないんだね、世界は。
もう、紅葉の頃じゃないのかい?
カブトムシはまだいないし、セミはまだ土の中にいるらしい。
夜は、すぐに明ける。
日は長い。
まだ、小麦の時期か、まだ。
こんなに、時間は流れてくれないんだっけ。
いまの、ぼくの、しあわせ。
栗の花の匂いがするね。
夏の前だなって思う。
匂い、嫌いだけど、これも季節の、日本の趣なんだと思えば、楽しむことは難しくない。
虫歯を治して、歯がキーンとしなくなったことが幸せ。
本を読むことができて、幸せ。
美味しいって思えるパンがあって、パンを作ることができて、幸せ。
自分が踊りたくなっちゃうような音楽をかける友達がいてくれる、幸せ。
犬が、撫でてほしいって、近寄ってくる、幸せ。
コーヒーゼリーにクリームを浮かべたい。
コーヒーに月を浮かべる。
コーヒーにフレッシュを落とせば、暗い海ではなくなるように。
僕はコーヒーゼリーにクリームを乗せる。
表面は明るくなる。心の中は暗いまま。
混ざり合えない。そんなものだ。
暗い日々に遠くから眺めてくれ。
月のようにひとりでいつもいる。
生に肯定を、と、自分を楽しませようと必死。
これまでのトンネルより深い深い、重たい空気がただよってる。
何をするにも無意味で