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本の棚 #ビジネスコーナー

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ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま…
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2021年12月の記事一覧

本の棚 #174 『「売れる販売」員と「ダメ販売員」の習慣』

本の棚 #174 『「売れる販売」員と「ダメ販売員」の習慣』

扱っている商品は同じ

働いている場所も時間も同じなのに…

月が終わると大きな差がある。

この「差」はどこにあるのだろうか。

実は日々、そのときどきの行動には

大きな差はないかもしれない。

そこには習慣という「ちょっとした差」が

見えない、気づかないような差が

瞬間瞬間で積み重なっていくことで

知らぬ間に大きなものになっている。

この手の本は読んでみてすべて100%賛同する

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本の棚 173 『図で考えるとすべてまとまる』

本の棚 173 『図で考えるとすべてまとまる』

「図で表すと…」

説明がわかりやすい人の口癖だ。

これは頭がいい、回転が早いという類ではなく

「相手に伝える技術が高い」という視点。

自分や相手の頭の中を

はっきりも見える形にできるとしたら

それは素晴らしい能力ではないか。

そのノウハウを身につけるための

基本的な知識が、この本に詰まっている。

ノートとペンの用意を。

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ぼくらが義務教育のなかで身

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本の棚 #171 『チェンジ・ザ・ルール!』

本の棚 #171 『チェンジ・ザ・ルール!』

新しいシステムを導入したのはいいけど

それで本当に利益は生み出されているのか。

一元管理、情報統括…

それとどう利益がつながっていくのか。

システムの導入だけで

問題がすんなり解決しない、むしろ

マイナス面ばかりが目立つ。

それは新しいシステムと組織の古いルールが

ミスマッチしているからではないか。

論理的思考を鍛えるには最適な小説だ。

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重要(非

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本の棚 #169 『敬天愛人』

本の棚 #169 『敬天愛人』

つい最近初めて耳にしたことば。

『敬天愛人』

天(道理)を敬い、守り

仁の心をもって人を愛するという精神。

言うは易く行うは難し。

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うつろいやすく不確かなものも人の心なら、ひとたび互いが信じ合い通じ合えば、限りなく強固で信頼に足るもの、それも人の心なのである。

人の心の不確実性はネガティブなもの。

そんなふうに捉えるとそこで終わる。

じゃあ機械にやっ

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本の棚 #168 『僕は明日もお客さまに会いに行く。』

「本気で仕事をしていますか?」

この問いに対してどう答えるだろうか。

「本気って…なんだっけ」

となったなら思い出してほしい。

子どもの頃に夢中になったあれこれを。

没頭したあんなことやこんなことを。

入社5年目の三井くんが

トップセールスの山野井さんと出会い

本気を思い出していく物語。

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うまくいくときもあれば、

うまくいかないこともある。

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本の棚 #167 『Sales isー科学的に成果をコントロールする営業術ー』

読書家の上司から毎週のごとく

ビジネス書が手渡されるという

これまでになかった環境へと変化している。

読書を通じて著者と対話すること

これはもちろん重要。

上司と部下の読書バトンにより

職場内のコミュニケーションが生まれる

これもまたいいものかもしれない。

どんなところに共感したか

どんなところに刺激を受けたか

わかりにくいところを質問したり

今の取り組み課題へのヒントになら

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