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トレンド探し

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金融に限らず、世の中のトレンドで気になったことを、まとめるようにしています
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#経済・金融

大暴落はまだ先?かもしれない

不景気入りは決定、みたいな考えと、
FTやWSJに株暴落時に出てくる、『頭抱えるおじさん』がまだ出てきていない。
ー>この調整局面、先が長いかも、と感じた!

日本でも金利上昇は起こり得るか?

日本でも金利上昇は起こり得るか?

2023年の大きなイベントは?次期日銀総裁が一大イベント

上記投稿のように、これまでの黒田総裁がリードしてきた日銀ですが、2023年4月に予定されている次期総裁が誰になるのか、というのが、もしかして日銀の金融政策、所謂金利上昇へ導くかどうか、に注目が言っているかもしれません。

でも総裁人事変われば、すぐ政策変わる?

これも上記投稿に書いたように、日銀人事がすぐに、金融政策にインパクトがあるか

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2023年の一大イベントから考える

2023年の一大イベントから考える

2022年も2/3が終わり2022年も既に2/3程度が終了しました。早いですね!
日本国内の2022年での大きなイベントであった参議院選挙は、安倍首相殺害という誰もが予想だにしなかった事件を除けば、結果はそれなり『想定通り』であったかと思います。

また先日は内閣改造もあり、それに伴い自民党人事の変更もありました。では、2023年に注目されているイベントは?

23年4月に予定されている、日銀総裁

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早くも来てしまったインフレ

予想的中してしまった、『インフレのトレンド』

不謹慎な投稿、と思われるかもしれないですが、昨年7月に下記の講演をさせて頂いた際に、『インフレは来ますので、それに備えて投資を考えてみましょう!』という話をさせて頂きました。どこまで私の話が響いたか分かりませんが(多分全然響いてないと思いますが)、その時の発言が当たってしまっていたことは不思議であり、同時にコロナ禍での大規模金融緩和政策をみて、(ロシ

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早くも自立を促進へ

早くも自立を促進へ

足元中国経済は、不動産バブルの整理?に加えて、ゼロコロナ対策により、上海や北京など過酷なロックダウン・それに伴う経済減速が見られている。

その影響は物流にも大きく表れており、サプライチェーンの崩壊・インフレ助長という流れへ進んでいることにも

そんな中、中国政府は早くも資金の貸し付け先から回収を促し、貸付先の早期自立を促している模様。実体はそんなにきれいな事ではないでしょうが、既に資金を介在した

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過去投稿からの進化・変化㊴在来線もより瀬戸際へ

過去投稿からの進化・変化㊴在来線もより瀬戸際へ

『過去投稿からの進化・変化』シリーズの交通インフラ編を書いていきます。前回投稿はこちらになりますので、ご確認ください。

また下記投稿も、インフラ関連の記事として一緒にご確認ください。

言わずもがなですが、日本の人口減少が進む中、従来でも損益分岐点を超えていなかったかも、という地方のJR在来線は、コロナ禍を超えてより単独での経営が厳しくなっております。バスの代替で、という簡単な話で終わらなそうな

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過去投稿からの進化・変化㊳金融庁の目はESGへ

過去投稿からの進化・変化㊳金融庁の目はESGへ

様々なトピックをカバーしている『過去投稿からの進化・変化』シリーズですが、今回は資産運用会社のESG運用に関してです。前回の投稿は下記をご確認ください。

最近売れている『ESG]』テーマのファンドですが、下記ニュースだと、運用会社や委託先では、ちゃんと適切な人材が張っていられていない模様。

ESGというと、脱炭素(今はそこに脱ロシアが加わり)やDEI(Diversity Equality an

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過去投稿からの進化・変化㊲ちょっと構っていられなくて

過去投稿からの進化・変化㊲ちょっと構っていられなくて

『過去投稿からの進化・変化』シリーズになりますが、コロナ禍で混乱している中国や戦禍のウクライナ情勢と対照的な米経済の流れについて、下記のように書いてみました。

そして日本時間5月5日にFRBによる、22年ぶりとなる0.5%の利上げが発表されました。これ自体は先月からFRB理事達は話していたので、サプライズはなかったのかと。

インフレファイターとしての利上げは、他の西側諸国(オーストラリアや英国

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過去投稿からの進化・変化㊱ロシア事業のリスクと代償が現実化

過去投稿からの進化・変化㊱ロシア事業のリスクと代償が現実化

『過去投稿からの進化・変化』シリーズで、今回はロシアによるウクライナ侵攻後の、所謂西側諸国の企業によるロシア事業の撤退についてです。過去の関連投稿は下記をご確認ください。

ロシアで大きな輸出の一つである、LNG(液化天然ガス)。そのプロジェクトから撤退を、西側企業が模索しているが、難航している模様。

他方撤退を決めた、西側企業は数千億程度の減損を計上した模様。

石油ガスではないものの、日本で

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過去投稿からの進化・変化㉟人材不足もあり四半期報告書も廃止へ

過去投稿からの進化・変化㉟人材不足もあり四半期報告書も廃止へ

引き続き『過去投稿からの進化・変化』シリーズについて、今回は2つのトピックをカバーしていきます。前回投稿は下記になります。ぜひご覧ください!

最初は以前から書いていた、上場企業の四半期決算の開示に関してです。

毎四半期の決算短信以外の各四半期報告書が、義務ではなく、任意へ向かって要る模様。

ESGや非財務情報開示など、開示内容の多様化が求められる為、四半期報告書は廃止して、上場企業等の負担軽

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過去投稿からの進化・変化㉞和歌山は否決も進むIR設置

引き続き『過去投稿からの進化・変化』シリーズを書いていこうと思います。因みに前回投稿は下記になります。

今回のトピックは、IR(統合型リゾート)に関してです。以前同リゾートに関するプロセスが、コロナ禍でストップしていたものの、再開されるという投稿を書きました。

そして今回地元の投票で、従来通り大阪に続き、長崎県が可決させ国へ計画申請をする一方で、和歌山県は否決となり、当初の3か所という国の構想

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過去投稿からの進化・変化㉝もしかして忘れているかもしれませんが

過去投稿からの進化・変化㉝もしかして忘れているかもしれませんが

以前も指摘してた、中国不動産の恒大集団について、続編を書いてみようと思います。

下記動画にもあるように、恒大集団の崩落について纏めています。

また下記には恒大集団に関する様々なニュースがまとまっています。

そして物件の強制売却や子会社の預金も強制執行されています。既に政府なり債権者が獲得できる資産を、着実に回収されている、ということでしょう。

このような状況は日本の不動産バブル崩壊に似てい

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マクロ経済スライド集 2022年4月

マクロ経済スライド集 2022年4月

2021年11月から毎月1回、私がお話する機会があり(不動産業界の方向け)、そこでマクロ経済について簡単に纏めており、その際の資料を展開できればと思います。今回も金融政策の差が顕著が見られたり、金利差拡大による円安など、激動の月となった、2022年4月の会で使用したスライドになります。

また下記書籍もも是非ご確認ください!

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2022年4月始動の高校での金融教育

2022年4月始動の高校での金融教育

2021年末からシリーズで投稿している、2022年4月始動の新教育指導要領内で、高校生の家庭科の一部に組み込まれることとなった、所謂『金融教育』。

この度、2022年3月に金融を統括する金融庁から、高校向けの教育指導指針が出てきました。(基本的なものですので、びっくりされる内容ではないかもですが)

少し前になりますが、2022年4月の指導開始を見据えて、既に金融教育の取り組みを進めている学校の

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