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エッセイ

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#人間

「フェアに自分の責任でリスクをとりたい」というのが「起業」の本質であり、「人間の欲望」の本質

「フェアに自分の責任でリスクをとりたい」というのが「起業」の本質であり、「人間の欲望」の本質

以下、GOの三浦さんという方のNewspicksの佐々木さんが起業した理由についてのツイートだ。

三浦さんは「フェアに自分の責任で大きなリスクをとりたい」というのを「起業の本質」だと言っているが、私もまさにそう思う。

会社勤めはいいこともあるし、悪いこともある。ただ、一番もやもやするのは、責任の範囲が曖昧なことだ。いい仕事をしたのにリターンが少ない、という理由もあるだろう。

しかし、それより

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現代人は「自然に還る」ことで幸せになれるのか

現代人は「自然に還る」ことで幸せになれるのか

1、背景人にとって本当に価値のあるものとは何なのだろうか。私はベンチャーやスタートアップと呼ばれるような業界に10年近くいるので、「人を楽しませる」「人を幸せにする」ということはどういうことなのか、という問題意識を常に持っている。

価値があると言われる商品やサービスを企画し、作るには「価値がある」ということを明確にせねばならないからである。

科学技術の発達により、世の中は増々「安心、安全、便利

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私が中国語コーチング(語学サービス)で起業している理由。 #英語 #語学 #第二言語習得

私が中国語コーチング(語学サービス)で起業している理由。 #英語 #語学 #第二言語習得

私は今から10年以上前の大学生の頃から革新的なプロダクトを作りたいとずっと思っていた。大学2年の2007年くらいの当時、mixiやfacebook、Twitterなどのサービスが出てきた頃で、インターネットを使ったら個人がとてもおもしろい体験をすることができると漠然と考え、何か今までにない凄いサービスを作りたいと考えていた。

15年経った今でも基本的にその考えのままだ。

一般的に、ベンチャーと

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簡単に定義されたくないのは人間の性

人に定義されることを僕はひどく嫌いだった。この傾向に自覚的になったのはここ数年だが、ずっとこういう傾向があった。定義されるとは、要するに「理解可能」度が高いということだ。

人はみな簡単に理解されたくないというのが根本あるのではないか?

こういうと逆の意見も聞こえてくるかもしれない。こういう人間だ、と割り切って理解されたいと。

そもそもの深層心理は何なんだろう。

本当は、「◯◯な人」というふ

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常に成長していないとダメという感覚

こういう感覚持っている人って多いだろうな。自分がのんびりしている間に、同じ年代の人は大きなプロジェクトに関わって色々な経験を積んでいるとか、どんどん新しい人達と知り合いネットワークを広げている、とか。だから自分も頑張らないと、みたいな。

自分もあるが、一般的にみたら低い水準かもしれない。だから悠々と起業しているというのある。

いや、でもみんなそうでもないのかな、まったく気にしてない人とかのほう

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分かりそうで分からないコンテンツが面白いように、人も分かりそうで分からないくらいがよい

分かりそうで分からないコンテンツが面白いように、人も分かりそうで分からないくらいがよい

昔、ドワンゴの川上さんが著書で、面白いコンテンツとは何かを探求していた。結論は、分かりそうで分からないものということで、それは人間が新しいものを常に求める本質に因るみたいな内容であった。

さて、これは「人」についても言えることだと思った。とうか、どんな対象にでも言えること。というか、あらゆる対象の体験はコンテンツみたいなものだから当たり前なのだが。

少し話を変える。

人気ビジネスサラリーパー

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