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処女小説家、「日常」編

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日常について、面白おかしく書いてみました。
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#小説家

結局、矢御あやせは何者なのか

結局、矢御あやせは何者なのか

こっちが聞きたいまず、タイトルに対しての答えはこれだ。
「自分は何者なのか」なんて、なんか宇宙を背景に猫が真顔になっているようなイラストが出て来そうな話だ。

残念ながら、私はこれといったキャラクターを定めていない。

現在、キャラクターをひとつに絞れるほど一芸に秀でていないと思っているからだ。

強いていうならnoteに突如現れた超意識低い系小説家(30)(血液ドロドロ・容姿に自信なし)というと

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置いてけぼりのおくすり手帳

突然だが、私はやりすぎ都市伝説の内容がとても怖い。特にトランスヒューマニスト系など、科学のめざましい進歩の特集はめちゃくちゃに怖い。

なぜなら、私がAIにまず間違いなく淘汰されるタイプの小説家だからだ。

私の文章はよくAmazonで稚拙と評価され、担当さんには「もっと上手くなってくださいよ(半笑い)」と言われてしまう。
 
このままでは、AIがテキトーに書き流した文章に負けてしまうおそれがある

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30歳小説家、大切なものを失う

30歳小説家、大切なものを失う

(画像)もう二度と君とはぐれないように

私は今、悲しみに暮れている。

どうしようもなく大切な存在だった。
もはや私自身と言っても過言ではなかった。

そんな君との出会いは昨日の夜だった。

どうしても書けない。
そう思って泣いていた夜、君はそっと私に身体を開き、寄り添ってくれた。
君は私の指にしっかりと応えてくれた。

一夜だけの関係なんかじゃない。
君と私は運命の出会いを果たしたものだとばか

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30歳小説家、平日昼間からdocomoショップに行く

30歳小説家、平日昼間からdocomoショップに行く

(画像)え、もうそんな時間!?

あるところにおじいさんとおばあさんが暮らしていました。
ある日、おじいさんは山へ芝刈りに
おばあさんは川へ洗濯に行った帰りにdocomoショップに寄りました。
おじいさんとおばあさんの携帯料金は使用頻度の割に高く、プランを見直したかったからです。

おじいさんが芝刈りを終えると、家におばあさんの姿はありません。
待てども待てどもおばあさんは帰ってくる気配がありませ

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ビンボー30歳、だらだら金を使う

ビンボー30歳、だらだら金を使う

(画像)この中で一番安いものが我が家のカップだ

浪費。noteで浪費という言葉を使うと、ユーザーの皆さんは「あのお方」のかわいらしいアイコンを思い浮かべるかもしれない。
だが、これは残念ながら浪費の話ではない。私は昭和生まれの貧乏クリエイターである。

浪費なんてな言葉は私の生活とは対義語だ。
かといって、質素と呼ばれるようなストイックでかっこいい生活をしている訳でもない。

私はまごうことなき

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