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ビンボー30歳、だらだら金を使う

(画像)この中で一番安いものが我が家のカップだ

浪費。noteで浪費という言葉を使うと、ユーザーの皆さんは「あのお方」のかわいらしいアイコンを思い浮かべるかもしれない。
だが、これは残念ながら浪費の話ではない。私は昭和生まれの貧乏クリエイターである。

浪費なんてな言葉は私の生活とは対義語だ。
かといって、質素と呼ばれるようなストイックでかっこいい生活をしている訳でもない

私はまごうことなき「なんとなく使ってしまう」タイプだ。
財布の紐が緩いタイプとも言える。

私はとにかくギャンブル性のあるものが好きだ。
とにかくギャンブルが好きなため、競馬、スロット、宝くじの類は一切しない。ただ、運試しでうっかり一番くじとかを引いてしまう。
ものは試しだと、必要としない景品のUFOキャッチャーもしてしまう。
ガチャの類も大好きだ。しばらく引いていないと禁断症状で手が震えてくる。宵越しの石は持たない主義を貫いており、FGOの石も常にすっからかんだ。

収入が少ないのも問題だが、私が貧困にあえぎまくっているのはその辺の性質も大きいのだ。

しかし、最近の私はその辺を意識して封印している。なぜって、とにかく金がないからだ
現在の主な出費はもっぱら交通費と執筆の喫茶店代にあてている。

だが、私は最近僅かで大切な金を雑に使ってしまう瞬間が多い。
この間の「実質10万円の価値を持つバッグ」事件(※)もそうだが、最近の私は「ついうっかり」と比較的大き目の買い物をしてしまう瞬間にやたらとぶち当たってしまうのだ。
例えば、最近、「ついうっかり」ファンデーションのグレードを少し上げた。
ずっと1000円程度だったアイシャドウを「ついうっかり」3000円のものにした。今のものを使い切ったら化粧水のグレードも少し上げる予定だ。ちなみにド赤字である

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などと、人から銭を恵んで貰おうとする発言も飛び出る始末だ
(とはいえ、サポートやほしいものリストは本当に嬉しいです。皆さん、本当にありがとうございます)

私はケチな家に生まれた。
「高いものを買うなら似ている安いものにしろ」が我が家の家訓だった。
だから、我が家は人気製品のパチモンであふれ、「安物買いの銭失い」ばかりして損をしていたのだ。その家訓のせいか、apple製品には物凄い苦手意識があったりもしたのだが、それはまた別の話だ。

だが、私はあるものを買ってから気づいてしまった。
グレードが高いものならそう失敗はしない」と。

そのきっかけとなった「あるもの」が、ストレッチポールだった。
その年、私の誕生日に買ったそれは、我が家では珍しい純正品だった。

我が家の者は皆、家訓に則って流行のもののパチモンを買うのだ。
実家にいくつかあるクロックスに、ワニのマークがあるものは一足もない
。便宜上クロックスと呼んだが、ただの穴の開いたサンダルである。
ハイパーヨーヨーが流行っていたころ、サンタさんがくれたのはハイパワーヨーヨーだった。家に全巻あったのはハリーポッターではなくダレンシャンだった……ってそれはまた違うか。

しかし、それは我が家における正義だったのだ。我が家に出入りするサンタさんにとってもそれが正義だった
だが、私は家族の絆そのものである固く結ばれた家訓を破り、「高い本物の」ストレッチポールを買った。
しかし、ストレッチポールは数か月後に使われなくなっていた。

だが、どうだろう。ストレッチポールはその数年後、再び第一線に復帰した。そしてまた埃をかぶることになったのだが、この記事を書き終わって家路につく頃、再びストレッチポールに乗る決意をしている。

高い純正品は、寿命が長い。家の肥やしになったとしても、不死鳥のごとくよみがえる。そして、いつだってその効果も絶大だ。
それから私は、「なんとなく」で金を使うことを必死に抑えるようになっている。

ガチャ? それは別の話だ。

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(※)事件の全容はこちらです

ストレッチポールはいいぞ

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