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#どうでも良い話
気配り (140字の小説)
貴方は優しい眼差しで、私を冷たく観る
どうしてなの?
あの娘の事、今も想っているの?
誘ってくれたのに、何も言わないのは何故?
私は、バーテンダーに水割りを頼む。
グラスの氷が揺れている。
静かに口に運ぶけど、味も感じない。
私の心が虚だから、感じないの?
「お客さん、今日のは薄めで作りました」
別れの言葉を噛み締めて(140字の小説)
「ねえ、貴方、あいって何だろう?解る」
彼女が深刻に聞いてきた。
「あゆは魚だよ釣りで占いをした、という故事もあるよ。」
と、彼女は睨んで、また聞いてきた
「あゆじゃ無いよ、あいだよ」
「あゆは、日本の歌手だよ。」
「貴方とは無理ね」と、落胆する女
僕は思い通りに彼女と別れる事に成功した。
熱中症(140字の小説)
熱中症 以前は聞かなかった言葉だ
私の子供の頃は日射病と言っていた
「炎天下の元で遊んでいると日射病になる」と、注意された
家の中なら日射病になる事は無い
だが今では家に篭って居ても熱中症になる
知らぬ間に熱が体に篭り危険な状態に!
私は熱中症など気にしない男
小説を書く事に熱中する、馬鹿な男
憧れの場所(140字の小説)超能力シリーズ
念じた場所に瞬間移動出来る。
そう、僕はテレポーテーションできるのだ。
その能力は人には秘密である。
昨日は銀行の金庫の中からお金を頂いた。
絶対に僕は捕まらない。
アリバイも完璧だ。
今日も僕はある事を念じた。
男なら憧れの場所だ。
だが、僕は現行犯で逮捕される
女風呂に入ったのは間違いだった。
追伸
男なら、女風呂に興味がありますよね、知らんけど。
私にはありません。
ゲイ人だから。冗談で
雨が降っても(140字の小説)
雨が降り出した夜、私達は闘い出す。
「こんな事は辞めて欲しい」と心から願うが、黒服の四人の男達に牛耳られている。
闘いは均衡を保ったまま、遂に我々が優位に立つ。このまま逃げ切れ!
雨よ降れ、激しくもっと降れ!
このまま終われば、勝ちだ!
無情にもその願いは天には届かず
試合は9回裏まで続いた。
追伸
いつも思うのですが、野球ってあんなに雨が降っていても試合をさせる。
5回が成立すると、勝っ
化粧(140字の小説)
鏡に向かう君の後姿を、
僕は黙って観ている。
一度はあれ程燃えた二人だから、
今更、友達にも戻れないのであろう
その様な想いで窓を見た。
静かな雨が窓を濡らす。
まるで僕の心を癒すかのように
優しく降り続く
君は微笑みを浮かべ
天使の眼差しで静かに告げた。
「昨日のお釣り、このベッドの上に置くね。」
追伸
その様な経験、男ならありますか?
私は一度も無いです。神に誓って無いです。
知らんけど
満月の夜に(140字の小説)
満月の夜は人の心を高ぶらせる。
月は日によって姿を変える。
僕の彼女に対する愛情は、日によっても変わることも無い。いつも全身全霊で彼女を愛している。
そう欠ける事が無い満月の様に!
今日こそプロポーズする。
私の気持ちは満月だ!
想いを込めて、彼女に伝えた。
だが、彼女の心はいつも新月だった。
追伸
満月の夜は、死亡事故が多いそうです。
狼男も満月を見たら変身します。
満月は、心身共に興奮
はれた日に(140字小説)
晴れた日は気持ちが良いです。快晴の日は心が弾みます。
春は本番。
桜の華は彩りを増し、巷は活気に溢れている。春は生命の輝く季節だ!
だが、世間の活気とは裏腹に、
私は怪我をした膝が痛い!
水が溜まりお医者さんに抜いてもらったのに、膝が痛い。
晴れの日に、腫れている膝で、私の気持ちは暗くなる。
追伸
本当に痛い時に書いてます。
知らんけど伝えたい(140字の小説)
人が恋に堕ちる時間は、ある脳科学者の話に依ると、一秒も無いらしい。
殆どが一目惚れ。
しかも、匂いが影響するらしい。
人によっては、匂いの好みが違うらしいが、好きな匂いを感じて恋に堕ちるらしい。
でも、その愛しさは、三年も続かないとの事。
だから、浮気も仕方ないらしい。
知らんけど!?
追伸
あまり知らないけど、伝えたい事ってありますね。
無責任極まり無いですが、どうでもいい事なので、書きまし