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知財部員からコンサルタントへの道
私は、事業会社知財部を経てコンサルティング会社に30歳を過ぎてから移りました。
そのため、知財関係者から「コンサルに興味あるんだけど、実際どうなの?」と聞かれることが時々ありました。
「どう?」と聞かれても一概に答えづらいのですが、何度かこういった問に答えてきた内容を一度まとめておこうと思います。
私自身、「知財✖︎コンサル」に関心を持って、コンサルティング業界に飛び込みましたが、ギャップに
知財マーケットの世界
この記事は、知財情報老舗サイトであるパテントサロンの「知財系 もっとAdvent Calender 2021」イベントに関連する記事です。
「しもも 時々 しもしも(下出 一)」さんからバトンを受け取りました。
突然ですが、私の好きな漫画の一つに冨樫義博先生の「HUNTER×HUNTER」があります。(そういえば最近新刊出てないですね。)
特に読んでいてワクワクするのが、人類が暮らしている世
"知財コンサル"の正体をあばけ!
この数年、IPランドスケープというワードの浸透などに伴い、知財+コンサル=知財コンサルが知財業界で流行っています。
知財コンサルというワードが入った求人も、5年前に比べて増えた感覚を持っています。
私はコンサルティング会社に所属して知財を専門に仕事をしてきました。
中小企業、金融機関、特許事務所など様々な立場の方と接して仕事する中で、小さなもやもや感を感じていました
もやもや感とは、「知財
日本人皆無!海外マイナー知財カンファレンス参戦記録
コロナ禍のため、去年今年と知財系のリアルイベントに参加できていません。
よって、少し前になりますが、2019年年末、ドバイで開かれた知財カンファレンスに参加した経験を共有したいと思います。
カンファレンス概要主催団体は、IP Gorillaというインドの団体です。
ロゴはこんな感じ。何故ゴリラなのかは分かりません。
年に6回ほど、世界各地で知財カンファレンスを開催しています。
開催都市は
公務員を辞めて得られたもの
私は大学を卒業して、新卒で国家公務員になりました。
公務員として約7年勤めた後、公務員を辞め30歳で外界(民間事業会社)へ飛び出しました。
公務員を辞めたことで得られた失ったもの、得られたものは様々あります。
また、私は公務員を辞めてから、公務員の方から転職相談を多く受けてきました。
多くの方が同じような点を懸念されたり不安に思って悩まれるようなので、これまでの振り返りを兼ねてまとめてみよ
知財人材がこれからのキャリアを構築するにあたって必要なマインドセット
自己紹介私は大学卒業後、一貫して知財に関わりを持って仕事をしてきました。
とはいえずっと企業や特許事務所にいたわけではなく、「①特許庁審査官 ⇒ ②事業会社知的財産部 ⇒ ③コンサルティング会社」と転職を繰り返してきました。
知財人材としては珍しいキャリアと思いますが、狙ったキャリアではなく私なりに情報の網を張りどうするべきか常に考え動き続けた結果です。
私は転職後も複数の転職サイトに登録し
技術者から弁理士独立に向けたキャリア
大学卒業して、設計開発者として10年、20年とキャリアを積み、気づけば40代。
会社内でのこの先もある程度見えてきたそんな頃、将来の選択肢の一つとして聞く「弁理士」。
独立も可能であり、これまで培った技術者としての経験が活かせる。人生100年計画と言われるこれからの時代、定年退職後も自分の城を持って長く働けるかもしれない。
…しかし、年齢的にこれから独立に向けたキャリアチェンジが可能なのだろ