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ADHDと私

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2020年9月の記事一覧

幼稚園や保育園で話さないのは場面緘黙症かも

幼稚園や保育園で話さないのは場面緘黙症かも

家では話せるのに、幼稚園や保育園など家の外では声が出なかったり、出にくかったりする子をお持ちの親御さんはいませんか?

それ、場面緘黙症かもしれません。

場面緘黙症とは、ある特定の場面・状況でだけ話せなくなってしまう症状のことである。
子供が自宅では家族らと問題なく会話をしていても、学校や幼稚園など家の外では全く、あるいはそれほど話さず、誰とも話さないという例は多い。そして、その子供は非常に内気

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大好きな5歳のあなたへ

ヴァイオレット・エヴァーガーデンのあらすじ動画を見て、スマホを握りしめたまま動けなくなっている自分がいた。

この物語のキーワードの一つ、それは「手紙」。
「手紙」がつなぐ、人のこころの物語だ。

うちの子は、2020年現在5歳。自閉傾向あり、知的遅滞、場面緘黙症は半年前に克服した。

まだ、私の言葉をすべて理解しているわけではない。

だからこそ、今、「手紙」として言葉に残しておこうと思う。

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自己免疫疾患と「こころ」

自己免疫疾患と「こころ」

「自己免疫疾患」という言葉を知っているだろうか?自己免疫疾患とは簡単に言うとこんなかんじ。

自己免疫疾患(じこめんえきしっかん、英:Autoimmune disease)とは、異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状を起こす、免疫寛容の破綻による疾患の総称。
ウィキペディアより

免疫とは、ウイルスなど体の害にな

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同じ種類のひと、違う種類のひと

こちらのノートを読ませてもらった。

ちゃんとKindleで購入して読んでみた。面白かったと思う。

無料版はこちら

違う種類の人間は、ともに生きることはできるのか?ということを突きつけられた気がする。

私は発達障害のADHD。定型発達者とは脳の回路が違う。
だから、定型発達者ができることができない。時間通りに出かける、忘れ物をしない、間違わずに入力する、普通の家事・・・。

そういう普通のこ

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「怒り」の内側にあるもの

「怒り」の内側にあるもの

「怒り」のエネルギーは悪いものだ、害になるものだと言われる。

私はADHDで喜怒哀楽が激しいほうだ。怒りのエネルギーも大きい。

今でこそ随分マイルドになったけれど、子どものころなんて先生には生意気を言う、同級生の男の子と殴り合いの喧嘩、上級生には目をつけられる、親子喧嘩も相当激しい。そういう子どもだった。

私は怒りのエネルギーが外に発散されるタイプだけれど、自分の内側にこもってしまうタイプの

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