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研究・考察

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●研究テーマ ・オカルトで学ぶ日常生活・社会生活について ●扱う分野 ・文化人類学 ・人文科学 ・自然科学
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#民俗学

霊能と民俗文化

霊能と民俗文化

どうも、WisteriaQです。

霊界と日本文化については、以前何度か書いてきたと思う。

世の中には、霊視・霊界と交信・浄霊を行う「霊能者」「霊媒師」というものが存在する。

霊媒・霊能文化

あなたは霊感があるだろうか。
ちなみに私はゼロ感である。

世の中には持ち前の霊感から霊の声を聞いたり、怨霊と対峙することを得意とする者がいる。

霊に寄り添う、あの世とこの世を結ぶカウンセラーのよう

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民話と怪談

民話と怪談

どうも、WisteriaQです。

ITパスポートの試験対策にて、進数とか演算とか微分・積分という文字が出てきて: ;((°ө°));:ヒェ…となっています(数学苦手)
そこまでまだ学び直しが追いついてないよ〜/(^o^)\

約4ヶ月の期間で決着が付けられるのか…。
合格までの道のりは長そうです。

さて、本題になりますが📚
民俗学を彩る要素の1つに「民話」がある。
俗によく言われる昔話という

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人神信仰

人神信仰

どうも、WisteriaQです。

日本文化の一つである、神道。
日本は古来から自然物や天気、生活の中に神々が存在すると信じてきた。

故に「八百万の神々」である。
神々の中には生前、生きていた人間が死後、神号を与えられ、神として祀りあげられる風習が存在する。

御霊信仰と祟り神

人神でよく知られているのが菅原道真公と徳川家康公だろう。
特に菅原道真公や平将門は祟り神としてよく知られている。

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花火と慰霊

花火と慰霊

どうも、WisteriaQです。

久しぶりに記事を書きます。
先日、各地で花火がたくさん開催されましたね☺️

タイムラインでたまたま流れてきて知ったものですが、花火は慰霊の意味があるとのこと😳

祖霊信仰とお祭り

日本は昔から「幽霊」や「神」といった、見えない者と共に生活する習慣がある。

それが怪談やお祭りといった大衆文化だ。

霊を各地にお迎えし、霊と共に祭りを楽しむ。
盆踊りで生者た

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柳田民俗学と農耕文化

柳田民俗学と農耕文化

どうも、WisteriaQです。

「民俗学」というと、どんなものを想像するだろうか?
おそらく、ピンと来ないことが大半だろう。
民俗学の学問を理解すると、怪談や都市伝説についてより多く知ることができる。

まずは、民俗学の父・柳田國男先生についてだ。
民俗学の基本といえばコレである。
そして、民俗学と農業の関係は切っても切れないものだ。

農耕文化

日本は古来より農業で成り立ってきた。
農業と

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オカルト視点でローカルネタを楽しむ

オカルト視点でローカルネタを楽しむ

どうも、WisteriaQです。

どの分野でも共通して盛り上がるネタといえば、ローカルネタだろう。
自分の地元について知ることができ、尚且つ他県の文化・風土をより深く理解することができる。
そんなところがローカルネタの面白いところだ。

実はこういったことはオカルトの分野でも存分に楽しめる。それが歴史、民俗学といった学問だ。

歴史・民俗学の面白いところ

こういった学問を学ぶことはコミュニケー

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あの世との境界・忌み言葉

あの世との境界・忌み言葉

どうも、WisteriaQです。

冠婚葬祭の場では不吉な意味がある言葉は避けられる風習がある。
特にそれが顕著なのは結婚式と葬儀だろう。

忌み言葉は民俗学の基本

私は最近また民俗学の深掘りを始めた。
海外のホラーや伝承を語るにしても、茨城の歴史を語るにしても民俗学の知識は必須となる。
そこで、2ch民俗学スレとの併用でより専門的な「ゆる民俗学ラジオ」を聞き始めた。

壁になりたいオタクの心理

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マレビト

マレビト

どうも、WisteriaQです。

前回「常世」について書いたと思う。

剣刻・剣君の世界観では「マレビト」という異形の存在が登場するが、常世とワンセットで描かれていることが伺える。

ちなみに「マレビト」は民俗学上でも語られている。

民俗学者・折口信夫先生のマレビト

折口先生のマレビトの定義は幅が広い。

など、祖霊信仰の意味も含まれる。

ゆえに剣刻のマレビトキャラクターの幅が広いことも納

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常世

常世

どうも、WisteriaQです。

海にまつわる怖い話を読んだこと、聞いたことがあるだろうか。
「海」は古来からあの世と繋がる場所と語り継がれており、海に関する妖怪や怪談が絶えない。
海の近くに住んでいる場合、ある時期に海に近付いてはいけないとの言い伝えもあったりするだろう。

古神道

古来よりあの世は「隠り世」とも呼ばれ「常世」とも呼ばれる。
「現世」とは正反対の世界であり、永遠に変わらない世

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